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「もっと勉強を」「たくさん恋愛して」…高校時代の自分にアドバイスをするなら?

卒業シーズンの春がやってきます。社会人になると、学生時代を懐かしく振り返ると同時に「あの時こうしていれば」「あれをやっておけばよかった」と思う瞬間がありますよね。大人になった今だからこそ身に染みて感じていることがあるからではないでしょうか。

今回『kufura』では、20~50代の男女345人を対象にアンケートを実施。「もし、高校生の頃の自分にアドバイスをするとしたら、何と言いますか?」と質問しました。そこに寄せられたアドバイスをご紹介します。

もっと勉強に力を入れて!

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「勉強は楽しいぞ。今のうちにしっかり勉強しろ」(54歳女性/その他)

「英語の勉強はしっかりやっておくべき」(51歳男性/研究・開発・技術者)

「遊んでないで、もっと勉強してワンランク上の大学を狙え!」(48歳女性/総務・人事)

「大学時代に1回留学したほうがいいよ」(39歳女性/公務員・団体職員)

「できるだけ資格をとるべきだ。勉強できる時間がたっぷりあるから学ぶことはたくさんあるよ」(39歳女性/自営業)

特に多かったのが「勉強しておいたほうがいい」というアドバイスでした。社会人になると、自分の勉強不足を感じたり、勉強したいことがあっても時間の確保が難しいことも。学生時代にもっと勉強しておくべきだったという声が多く寄せられました。

英語など語学の習得を勧める人も多く、時間に余裕のある学生時代に留学をしておけばよかったと実感しているという回答もありました。

進学先・就職先を選ぶときは慎重に!

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「手に職のつく学部を選んだ方がいい」(51歳女性/研究・開発・技術者)

「就職先選びは大切。給与や福利厚生の良い企業を選ぶように」(52歳女性/主婦)

「自分のやりたいことにあわせて、大学の学部学科を選んでほしい」(55歳男性/その他)

「先生の進路のアドバイスも大事だけど、自分の好きな方向に決めた方がいいよ」(52歳女性/総務・人事)

「将来の事をしっかり考えて就職活動をしてほしい」(36歳女性/主婦)

人生の岐路ともいえる「進学・就職の選択はしっかり!」というアドバイスも。先々のことを深く考えずに決めるべきではないという声や、適当に決めず自分のやりたいことを見つけてほしいというリクエストがありました。人生経験を積んだからこそのアドバイスですね。

「もっと勉強しておけば……」という声がたくさんありました。

その体型、美肌をキープせよ!

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「現在の体形をいつまでも維持せよ」(46歳男性/その他)

「若いうちに体づくりしておけ」(56歳男性/研究・開発・技術者)

「ニキビを潰すな!後悔するぞ!」(52歳女性/その他)

「毎日学校の帰りに、買い食いをするのはやめたほうが良い」(58歳女性/主婦)

「日々の努力の積み重ねでダイエットは成功する! 今痩せて、可愛い自分で青春を過ごして!!」(36歳女性/主婦)

年齢を重ねていくと体重が減りにくかったり、お肌の悩みも増えるもの。若かりし日の自分へ「今のうちからしっかりとケアしてね!」というエールも多数。特に、食べ過ぎを注意する声やダイエットを応援する声が目立ちました。また、ミニスカートなど、今の自分には挑戦しづらいファッションを存分に楽しんでほしいというコメントも。

友だち、出会いを大切に!

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「高校の時の友だちを大切にして長く付き合いなさい」(53歳男性/総務・人事)

「たくさん遊んで友だちを増やしたほうが良い」(37歳女性/主婦)

「もっといろいろな人と話して、広い世界を見て」(40歳女性/事務職)

「いろんなバイトをしたり学校外での人との関わりを楽しんだほうがいい」(31歳女性/専門職)

大人になってからでも友だちはできますが、学生時代の気心知れた仲間の存在は、どこか特別なものなのではないでしょうか。高校時代にいろんな人とコミュニケーションをとることで見聞を広げ、長く付き合える友だちをつくっておけばよかったという反省も込められているように感じます。

高校時代の友だちは、一生ものとも言われます。

たくさん遊んで!

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「学費のためのバイトも大事だけど、放課後の青春は学校生活ならではだよ」(55歳女性/主婦)

「もっと高校生活を楽しんだほうがいい」(50歳女性/財務・経理)

「自由に遊ぶべき」(30歳女性/主婦)

「好きなことを思う存分楽しむように」(38歳女性/総務・人事)

こちらは勉強やアルバイトだけでなく「しっかり遊んで!」という意見です。学生時代の楽しい思い出が少ない、我慢してばかりだったという後悔もチラホラ……。もっと遊んでおけばよかった~!と悔やんでいる人は多いよう。大人になってから遊ぶ友だちが少ない、結婚したら自分の時間がなくなったという声もありました。

積極的に恋愛をして!

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「好きな人にはきちんと思いを伝え、自分の思いをメッセージで伝えるべきだ」(26歳男性/パート・アルバイト)

「初恋の人をもっと大事に扱ったほうがいい」(54歳男性/その他)

「もっと積極的に恋愛をしろ。そして色んな人を知れ」(30歳女性/主婦)

変なプライドが恋愛の邪魔をする高校時代。カッコつけたり奥手にならず、どんどん恋愛すべし!というアドバイスです。もっと素敵な人と出会えるかもと思っているうちにチャンスを逃してしまった……なんて人もいるのでは?

一方で「結婚する相手は見極めろ」(43歳女性/専門職)「その人と付き合うのは、やめなさい!」(43歳女性/主婦)など、当時の恋愛にストップをかけたいという人もいました。

自信を持って自分のやりたいことを!

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「もっと自分に自信をもっていろんなことに挑戦してみよう」(46歳女性/総務・人事)

「周囲を気にせずにやりたいことをやりまくれ」(38歳女性/契約社員・派遣社員)

「自分のやりたいことをするべき。親の意見もあるが、もっと意思を伝えたほうがいい」(32歳女性/主婦)

高校時代、自分のしたいことを諦めてしまったことを残念に感じている人も少なくないようです。若い頃は、誰かと自分を比べたり、親の顔色を気にしてしまいがち。当時の自分に「自分らしく」「自信を持って」と伝えたい気持ち、共感する人も多いのではないでしょうか。

高校時代の自分へ…こんなアドバイスもありました

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「お金の勉強をして、若いうちからしっかりお金を増やしていって欲しい」(42歳女性/パート・アルバイト)

「だらしない生活を変えなさいと言いたいです」(50歳女性/パート・アルバイト)

「1日1日大切にしなさい」(43歳女性/主婦)

「チャンスとタイミングを絶対逃さないように」(40歳女性/主婦)

「部活は途中でやめるのではなく、3年間しっかりと取り組むべきだ」(53歳男性/その他)

部活をもっと真剣にやればよかった、という声もありました。

高校生の頃の自分へアドバイスをするとしたら、というテーマでのアンケート調査の結果をご紹介しました。回答からは「もっと勉強していたら」「努力していれば」といった、若干の後悔のようなものが伝わってきました。過去に戻ることはできませんが、当時の経験や反省をこれからに活かしていきたいですね。

ナカムラミカ
ナカムラミカ

エディター/ライター。大学在学時からライターとして活動、気付けばもうすぐフリーライター歴20年。webサイトや書籍の編集・ライティングなどを担当。料理と暮らしまわりの手仕事が趣味。根っからのインドア派だが、3児の母となりアウトドアの楽しさにも目覚めたところ。

 

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