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「おむつ用ゴミ箱」って必要?先輩パパ・ママの声は【育児グッズ買った?借りた?vol.11】

赤ちゃんの使用済みのおむつを放置すると、特有のニオイが部屋の中にたちこめていきます。そのため、ニオイをシャットアウトする工夫が必要になります。出産後はゴミの量が一気に増えますし、おむつ専用のゴミ箱を購入した方がいいのかちょっと迷いますよね。

『kufura』は、6歳以下の子どもがいる221人のパパ・ママにおむつ用ゴミ箱の所持率や、使用頻度、実際に使った感想をお聞きしました。

「おむつ用ゴミ箱」普通のゴミ箱との違いは?

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おむつ用ゴミ箱は、パッキンや二重のふたで密封性が高められたゴミ箱。

市販のゴミ袋がセットできるシンプルなゴミ箱と、専用のカートリッジを取り付けて、使用済おむつを1個ずつ防臭フィルムで密封できるタイプがあります。材質や容量によって価格は異なり、1,000円台後半~8,000円台まで様々な商品があります。

カートリッジタイプを用いる場合、防臭効果はグンと高まりますが、定期的に専用カートリッジの取り替えが必要になり、コストと手間がかかります。また、おむつが外れた後に普通のゴミ箱として使い続けにくい物も。

カートリッジタイプは、「ピジョン」「アップリカ」「コンビ」のものが根強い人気。

シンプルなタイプは、少々値段は張りますが、スチール製でオシャレな輸入品が人気を集めています。

購入するときには、容量や捨てやすさ、動き出した赤ちゃんがいたずらしても安全な構造であるかどうかをチェックしましょう。

4人に1人がおむつ用ゴミ箱を購入!

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それでは、おむつ用ゴミ箱を所持していた家庭の割合は? アンケートによれば、購入率は意外と低いものでした。

「買った」・・・26.7%

「借りた」・・・1.8%

「もらった」・・・7.2%

「その他(使っていない、知らないなど)」・・・64.3%

「使っていない」「知らない」と回答した方にその理由を聞いたところ、

「その都度ビニール袋に入れて他のゴミと一緒にした」(50歳/その他/女性)

など、ポリ袋で密封したり、庭にゴミ箱を置いたりして、買わずに乗り切っている方が見られました。

続いて、「買った」「借りた」「もらった」と回答された方に使用頻度をうかがいました。

「よく使った」・・・72.2%

「そこそこ使った」・・・11.4%

「ほとんど使わなかった」・・・16.5%

おむつ用ゴミ箱を用意した家庭では、かなり出番が多かったようです。

使ってみたら「ニオイを閉じ込められて便利」の声

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続いて、先輩パパ・ママが実際に使った感想をご紹介します。

「ニオイを閉じ込められるからいい」(40歳/男性)

「アップリカの『におわなくてポイ』を現在も使っています。ふたをしてしまえば、本当におむつがにおわないです。インテリアにもなじんでいて買ってとてもよかったと思います」(40歳/主婦/女性)

「暑い季節だったので、ニオイが気になって使った」(49歳/主婦/女性)

「ニオイを完全に防ぐことができた」(36歳/公務員/男性)

「室内しか置き場所がなくニオイが気になったので」(43歳/主婦/女性)

使用済みのおむつを室内に置いておかなければならない場合、ニオイを閉じ込めることができるおむつ用ゴミ箱はとても役にたつようです。

専用フィルムの「コストがかかる」の声も

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おむつ用のゴミ箱には、「ニオイを閉じ込める」というメリットがある反面、フィルムの価格や捨てる手間についての声もありました。

「消耗品が高い」(37歳/営業・販売/男性)

「専用のフィルムが高い」(36歳/研究・開発/男性)

「ニオイが気になると思って使いはじめたが、逆に手間がかかることになった」(30歳/営業・販売/男性)

「ゴミ捨てがめんどくさかった」(29歳/主婦/女性)

主に男性からフィルムの値段についての不満が見受けられます。捨てる際の“ひと手間”を負担だと感じる人もいました。

以上、おむつ用ゴミ箱の仕様実態についてお届けしました。

暑くなると、使用済みのおむつはあっという間にニオイを発し始めます。専用のゴミ箱や気密性の高いゴミ箱を使うなどして、ニオイ対策をしておきましょう。

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