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冬が旬の「カリフラワー」我が家の一番人気は、マスタードで煮込むこのレシピ【お米農家のヨメごはん#42】

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こんにちは。富山県の黒部市というところで、お米だけを作っている小さな小さな農家の濱田律子です。旦那とココ(娘・12歳)と3人で、地道に真面目にコツコツとお米を作りながら、仕事に子育てにドタバタもがきつつも楽しく暮らしている、そんな私たちの食卓周りの日常を、皆さんにお伝えする連載の42回目。

今回は、今が旬のカリフラワーを使ったお料理と、いきなりモノトーンの世界!雪の中での農作業の様子をお伝えしたいと思います。

カリフラワーの一番美味しい食べ方

娘が洗濯機に絵を描いた。
洗面所に入って見てビックリ! な、なに、これ? どういう事?

私は洗面所から大声で娘の名前を呼ぶ。ドキドキして入ってきた娘に「これ!なに?」と問い詰めた……わけではなく、「すごくいいね!」と伝えた。

ホッと安心した顔で、嬉しそうな満面の笑み。私も笑顔。 生活臭ただよう洗面所が幸せムードに包まれたひと時になった。

でもどうして突然、真っ白な洗濯機に絵を描いたんだろうと聞いたら、
以前どこかのゲストハウスで、共用の洗濯機が可愛く落書きされていた様子を見て、私も書いてみたいと思ったようだ。

旦那さんにはちゃんと許可をもらってというか、旦那さんが書く事を勧めたみたいだけど、私だけ知らなかったらビックリしたというわけ。

書きたいと思った娘、書いたらいいよと勧めた旦那さん、そしてそれを素晴らしいと思った私。 我が家は全く違う性格の3人なようでいて、こういう時は同じような感性を発揮する。 それはなんだかちょっと、誇らしいくらいだ。

実は今もまだ、娘はこの絵を書き続けていて、少しづつカラフルな色合いのフクロウ?ミミズク?になってきている。 親バカで恐縮しつつ、完成したらまた是非この場でご紹介させてほしい。

さて冬の野菜が美味しい季節。 代表的なものは大根や白菜かもしれないが、カリフラワーも冬が旬の野菜だ。

ここ富山ではもう収穫がほぼ終わって、今は太平洋側の産地のものが出回っている頃だろうか。

今年は暖冬の影響か、野菜の価格が乱高下するわ大きく成長しすぎるわで、野菜農家さんは本当に大変なようだ。だから私たちは、大きくモコモコ成長したお買い得なカリフラワーを、感謝の気持ちをもって美味しくいただく。

カリフラワーを一番美味しくいただけるお料理は、私はこれだと信じている。

たっぷりめのオリーブオイルでじっくりソテーして、塩コショウした焼きカリフラワー。 茹でるよりも焼いた方が、カリフラワーの味わいが深まると思う。 シンプルな味付けだから、カリフラワーのほのかな甘みもしっかり感じられる。 なにより簡単。弱火のフライパンでじっくり火を通すだけだから、放ったらかしにしておいて大丈夫。 その間に他のもう一品を作ったり洗い物をしたりもできる。

今回は一緒にブロッコリーも焼いた。 白と緑の色合いは食卓を華やかにしてくれるし、余ったらお弁当に詰めても彩を添えてくれる。 お勧め!

そしてもう1品、こちらはお勧めではなく超強力にお勧めしたいカリフラワー料理。 鶏肉と玉ねぎを一緒にマスタードで煮込んだもの。

この写真の時は粒マスタードで煮込んだけれど、いつもはディジョンマスタードで煮込む。 好みによるけど、まろやかなディジョンマスタードの方が私は好きだ。

作り方も簡単。オリーブオイルで焼き目をつけた鶏肉、玉ねぎ、ニンニクを、ローリエと水、マスタードで煮込むだけ。

我が家はストーブを愛用しているので、煮込む際はストーブにかける。

スロークッカーがあればそれもいいと思うし、なければ15分くらい火にかけて。時間差でカリフラワーを入れて、あとは塩胡椒するだけ。

完成したマスタード煮込みは、そのままお鍋ごと食卓に出しても、

ちょっとよそゆきの器に盛ってもいい。ビールにもあうけど白ワインにもあう。まろやかな味わいなので子ども大丈夫。スパイシーなお料理が苦手のうちの娘も、これはパクパク食べる。

いっぱい作っておいて次の日も美味しい煮込み料理だけれど、この時は生クリームを加えてコクを出し、ブロッコリーも投入、パスタソースに変身させてみた。

翌日のお昼ごはんにササっと手間も時間もかけずにこんなお料理になるから、やっぱりまたカリフラワーのマスタード煮込みを作りたくなる。今年は何回くらいこのお料理を作ることになるだろうか。

田んぼは、すっかり雪景色です

さて田んぼ、は、ご覧の通りの雪景色だ。

モノクロ写真ではない。朝から真っ暗、お昼になると少し明るくはなるけれど、基本的には一日を通してこんな、モノトーンの世界が広がるのが雪国だ。

海に近いこの辺りは積雪こそまだそれ程ではないから、苦労は少ない。今年は雪が多い冬予報で、除雪の事を考えると憂鬱でしかない。でも、去年は暖冬でクリスマスもお正月も雪が全くなかったので、今年は冬らしい季節行事を楽しみたいと思う。

皆さまもどうぞ、素敵なホリデーシーズンをお過ごしください。
今年も1年間、この連載を読んでいただきありがとうございました。

来年もどうぞよろしくお願いいたします!


濱田律子

愛知県生まれ、千葉(スイカの名産地・富里)育ち。大学卒業後カナダへ。バンクーバー、カムループス、バンフと移り住み、10年間現地の旅行会社で働く。カナダの永住権を取得したにも係らず、見ず知らずの富山県黒部市で農家に転身。米作りをしながら、旦那とココ(娘)と3人で日々の暮らしを楽しんでいます。濱田ファームのHPはこちらから。

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