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玄米食のススメ。圧力鍋は、使ってみると全然難しくない!【お米農家のヨメごはん#22】

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こんにちは。富山県の黒部市というところで、お米だけを作っている小さな小さな農家の濱田律子です。旦那とココ(娘・11歳)と3人で、地道に真面目にコツコツとお米を作りながら、仕事に子育てにドタバタもがきつつも楽しく暮らしている、そんな私たちの食卓周りの日常を、皆さんにお伝えする連載の22回目。

今回は、手軽に玄米を炊ける圧力鍋のお話と、休日スキーの様子についてお伝えしたいと思います。

ツヤツヤに炊けた玄米は本当に美味しい!

我が家は米農家なので、お米だけは売るほどある。

その時の気分で白米を食べたり、玄米や分づき米で栄養を気にしたり、古代米や豆と一緒に炊いたりしている。

年によっては完売してしまい、他所からお米を買う事もあるけれど、それはそれで、いろんな産地のいろんな農家さんからいろんな品種のお米がやってくるので、お米生活を楽しめる恵まれた環境だ。

米農家に嫁ぐ前までは、お米は白いと思っていた。
玄米の存在も知ってはいたけれど、以前はそれほどメジャーな存在ではなく、家ではもちろん外食でも玄米を気軽に食べられる環境ではなかった。時代が流れ、今はいろんな楽しみ方を選べるようになったけれど、それでもまだまだ玄米だけで食べる人は少ないかもしれない。

ここでおさらい。
玄米は収穫した籾(もみ)から籾殻(もみがら)を取り除いた茶色いお米の事。精米すると、米ぬか分で1割重さが減って白米になる。重さも減るし、ほとんどの栄養素が米ぬかに含まれている事を考えると、ちょっともったいない。

玄米は「お米そのもの」をいただくこと

白米の美味しさは格別だけれど、お米そのもののをいただくという意味でも、栄養を考えても、玄米を食べるという事は自然の理にかなっているのかもしれない。

ただ、玄米を炊くには少しコツが必要で、いつもの炊き方や水加減だとパサパサでボソボソの美味しくないお米になってしまう。そもそも、前の晩からゆっくり浸水しなくてはいけない、というのがハードル高すぎる。私はそんなの無理。なので、簡単かつ美味しく炊ける圧力鍋を愛用。

サッと洗った玄米1合に対して、お水は250cc前後をお好みで。浸水の必要なし、すぐに強火にかけて圧力がかかったら弱火で20分くらい。いつも4合まとめて炊くので20分としたけれど、少ない合数であればもう少し短くてもいいはず。火を消したら圧が抜けるまで待つだけ。

蓋を開けた時の蒸気からは、ふんわり米ぬかの香りが漂う。これが苦手な人もいるかもしれないけれど、これこそが米本来の香り。ちなみに米ぬかは、新鮮なものはそのまま口に含むとほんのり甘い。製菓材料でよく使うアーモンドプードルのような味わいだ。

話がそれた、圧力鍋で炊く玄米はほどよく圧がかかって、もちっとした食感。玄米初心者の方にも食べやすいと思う。
そして、しっかりした味わいなので、食べすぎる事も少ない。

ツヤツヤに炊けた玄米は本当に美味しい。
もし家に圧力鍋が眠っているのであれば、是非、試してほしい。コツは何ひとつない。手軽に美味しい玄米を炊ける。

 

私が愛用している圧力釜は、ドイツの老舗キッチンメーカーWMF(ヴェーエムエフ)。実家の母が昔から使っていて馴染みがあった事、使い勝手の良さを知っていたから、自宅でも迷わずこれにした。

圧力鍋を使った事がない人からは、なんだかよくわからないけれど怖いという声を聞くけれど、拍子抜けするくらい使い方はシンプル。臆せず使ってみてほしい。

今どきのいろんな機能付きの炊飯器よりも、はるかに簡単だ。パーツの取り外しも容易で、洗いやすいのもお気に入りポイント。15年ほど使っているので、そろそろパッキンを交換した方がよさそうだけれど、アマゾンで交換用パーツも容易に入手できる。圧力鍋にしても他のキッチン用品もそうだけれど、私が選ぶポイントは、末永く使えるもの。デザインの面でも耐久性でもパーツ交換でも、この圧力鍋はそういう意味でもお勧め。

玄米に合わせたのはサバの味噌煮。副菜に小松菜とベーコンの炒め物、カブのオリーブオイルがけ、トマトとアボカドのサラダなど。玄米はそれだけで完全食と言われるくらい栄養価が高いので、神経質に献立を考えなくても大丈夫。彩りとバランスだけ気をつけたら食卓に並べて、いただきます

せっかく雪国で暮らしているんだもの、雪と遊ばないとね!

さて農閑期のこの時期、休みの日は頑張ってスキーに出かけるようにしている。頑張って?そう!頑張って!!

休みの日はそもそものんびりしたいし、掃除も洗濯もたまっているし、平日できなかったあれもこれもやりたいんだけれど、1年のうち週末はたったの52回しかなくて、そのうちスキーシーズンの週末は15回もない。
仕事をしている週末もあるし、地域の行事が入っていることもあるので、
なんだかんだとスキーに行けるのは、よくて5回くらい。

せっかく雪国で暮らしているんだもの、雪と遊ばないとね!
というわけで、娘はまだ歩けないうちから背負子に背負われてゲレンデを滑っていた。小さい頃はスクールでみっちり教えてもらい、最近ようやく私たち(ともにカナダ仕込みでインストラクター経験あり)についてこれるようになった。

農作業はもう少し先なので、相変わらず私はこの事務所にこもっている。

パソコンの前からほとんど動けていない。確定申告の締め切り日はもう目前、かなり深刻な状況だ。でも私は、締め切りがあると自分を追い込んで頑張れるタイプ。スキーに行かないで頑張ります!!

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