子育て世代の「暮らしのくふう」を支えるWEBメディア

花粉シーズンでも窓開け換気をしたい人は6割!プロが教える換気×花粉対策

つらーい花粉の時期がやってきました。これまではなるべく外から入る花粉を少なくすることを心がけていた人も、ウイルス対策のための換気が推奨されている今年はそうもいかずに困っているのではないでしょうか。そんな人のために、“空気のプロ”であるダイキンが花粉と換気の上手な両立の方法を公開しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。

花粉対策しながらの換気にはコツがある!

null

ダイキンが全国の男女529人に聞いた「花粉シーズンにおける換気に対する意識調査」によると、「あなたや、あなたのご家族の中に花粉症の方はいますか?」という質問に対して、約7割が「はい」と回答。

また「これまで春の花粉シーズン(2~4月)に家で窓開け換気をしていた」と回答したのは全体の半分以下でした。一方、「これからの花粉シーズンに家で窓開け換気したい」と答えた人は6割超に。花粉が室内に入ってしまうにも関わらず、今年はこれまでより換気に対する意識が高くなったことがうかがえます。

ダイキンでは、窓開け換気の際に室内に入ってくる花粉の動きのシミュレーションを「上手な換気の方法」(https://www.daikin.co.jp/air/life/ventilation/)上で公開。「空気の困りごとラボ」(https://www.daikin.co.jp/air/life/laboratory/pollen/ )でも花粉対策に関するアドバイスを行っています。

こちらは窓を開けて換気をしたあとに部屋に落ちた花粉の分布。 一般的な間取りのリビングで窓を開けて換気をした場合、南側の窓から室内に入った花粉は、一気に部屋中に広がります。窓を閉めて換気を終えると、室内の空気の流れが少なくなり、壁に沿って舞っていた花粉は落ち、壁際の床にたまります。

このように「外から入ってきた花粉が集まりやすい場所がある」ことを知らない人は多いのではないでしょうか。しっかり換気し、そのあと入念に掃除することが大切になってきそうです。

ポイントは以下の3点。

【1】飛散量が少ない時間帯に効果的に換気を

花粉の飛散量は時間帯によって変化します。朝10時までは少なく、お昼前後に花粉が飛びやすくなり、夕方にかけて花粉が地上に落ちてきます。花粉の飛散量が少ない時間帯に重点的に換気をするというのも1つの方法。

また、換気量は減ってしまいますが、環境省の『花粉症環境保健マニュアル』によると、窓の開け幅を10cm程度にした上でレースカーテンをすることで、花粉の流入を4分の1に減らすことができます。カーテンは定期的に洗濯しましょう。

【2】空気清浄機を上手に使う

空気清浄機を設置して、花粉が床に落ちる前に除去するのも有効。ホコリや花粉は低いところに落ちるので、空気清浄機は床付近に置くのが効果的。花粉対策としては、玄関や部屋の出入り口近くに置くと、高い効果が得られます。

また、エアコンの対角線上に置くと、エアコンの気流との相乗効果で部屋の空気の流れが良くなり、さらに効率よく空気をきれいにすることができます。

【3】窓際の床を中心に重点的に掃除

換気後は掃除機をかけたり濡れタオルで拭いたりして、床に溜まった花粉が再び空中に舞うのを防ぎましょう。 花粉は室内の空気の通り道だけでなく、壁際の床にも溜まりやすいので、それらの場所を重点的に掃除します。外から空気の入ってきやすい窓や玄関には、タオルマットやラグを敷いておくと、花粉が舞いにくくなることが期待できます。

 

花粉とウイルス対策、両方に気を使わなければならない今年。プロの知恵を上手に取り入れて、元気に春を乗り切りたいですね!

 

【調査概要】
■表題   :花粉シーズンにおける「換気に対する意識調査」
■調査期間 :2021年1月12日(火)~13日(水)
■調査対象 :全国の20代~50代の男女529名
■調査方法 :スマートフォンリサーチ
■備考   :図表の構成比は四捨五入しているため、構成比の和が100%にならない場合があります。

 

ダイキン工業株式会社:https://www.daikin.co.jp/air/

pin はてなブックマーク facebook Twitter LINE
大特集・連載
大特集・連載