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オトナの「眉毛」迷子にはエテュセの「チップ型」(1,320円)が断然使いやすい。ぼかす手間なし!で手早く自然な眉に【本日のお気に入り】

「眉」って何を使ってどう描いてますか?私はこの「チップ型」を試してから、失敗知らずの使いやすさに手放せません。

薄眉が悩み。すっぴんでも「眉」だけは!

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若い頃から「薄眉」が悩みで。ファンデーションは塗らずとも眉は描かないと、なんともボンヤリした顔のまま。さすがにコレで仕事はツライ……ということで、美容雑誌を担当していた30代の頃から、数々のアイブロウアイテムを試してきました。

50代になり、「今どきの眉を!」というより、身だしなみとして「年齢相応で疲れて見えない」メークを心がけたい今の自分にちょうどいいのが、エテュセ チップオン アイブロウ WP 1,320円(税込)です。

「エテュセ」はドラッグストアやバラエティショップなどに入っていて「お!コレ工夫されてるなー」と発見があったり機能的なアイテムが揃うブランド。

眉が難しいのは「濃さ」「太さ」「カタチ」と考えなくちゃいけない要素が多いこと。

なかでも今朝は失敗したかも、という日は「ハッキリ描きすぎ(ぼかしてなさすぎ)」なことが多い気がします。特にペンシルタイプだと「描きました感」が残ってしまって、それをぼかすのに、また手間が……。

チップにパウダーがほどよくついてくる設計。軽く肌をなでるだけで、こんな感じの柔らかなラインに。

それが、このチップ型だと「最初からぼかしたようなラインが描ける」というか「ぼかしたようなラインしか描けない」。これが失敗しづらい最大のポイントです。

眉にのせても思ったより「薄づき」に感じますが、これもイイ!「薄墨(うすずみ)の筆ペン」で書いてる感じでしょうか。

一度にドバっと眉にのせてしまい「濃すぎて、失敗!」となるのは、朝の時間のないときに避けたい事態。……であれば、薄い色を何度か重ねて“イイ感じの濃さ”にするのは、堅実かつ、結局時短な方法です。

オトナの「身だしなみ」眉。気をつけてるのはココ!

毎日の眉メイクで気をつけているのは……

・「太すぎず、細すぎず」ある程度の太さをキープすること。
・眉頭は自然に肌になじませる。描きっぱなしが一番「怖い」感じになる。
・カタチは自分の眉を生かす(無理しない)。
眉尻は、眉頭の高さより上でやめる。眉頭より下げない!
(コレとてもとても大事!!顔のパーツ全体が下がって見えてしまうので)

眉の太さやカタチには流行りがある、のは当然。ただ「自分が安心できる眉」をマスターできれば、それでよし!なのがオトナ世代と思っています。

で、そんなオトナの身だしなみ眉を、失敗なく、しかも「時短で」叶えてくれるのが、この「エテュセのチップ型」なんです。

 

写真左がすっぴん眉で、右がこの「チップ型」だけで描いた眉です。哀しいほどの薄眉がなんとかカバーされてることがお分かりいただけるかと。

ちなみに私のような“薄眉”族は「描き足さなきゃいけない部分」が多い。なので、ペンシル型だと、いくら描いても描いても埋まらない……結果、描くにも、それをぼかすにも、かなりの時間がかかってしまうし、「描きました感」が残ってしまうことも。その点「太いライン」が描けるチップタイプは圧倒的に早い!

失敗しない!手早く仕上がる!描き方のコツ

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「チップ型」は万能!とは言っても描き方には多少のコツがあるので、私のルーティンプロセスを。慣れたら1分ほどで描けますよ。

1:まず準備。容器を何度か上下に返し、粉をチップにしっかりまとわせる。

2:チップを「眉頭から1/3」くらいの位置に置き、眉尻に向かってスーッとなでる。最初に置く位置がとても大事!最初に置いたところが「一番濃く」つくので、眉頭からスタートすると失敗しがち。
このままのチップ(付け足さず)で、少しずつ長く、広くしながら数回なでて、眉面積を広げる。

このときチップを肌に沿わせるように「寝かせて」なでるのもコツ。なるべくチップの「大きい面積」のところで、効率よく隙間を埋めたいので。

チップを置くのはこのあたり。そこからチップを寝かせて、肌に沿わせるようにスーッと撫でる。
眉中央から、何度かすーっすーっと眉の上を撫でていく。

3:眉山から眉尻にかけても、このまま粉を付け足さず、一度うっすらラインを描く(下書き的に)。その後、一度チップに粉を足し、その下書きに重ねていくように眉山から眉尻をスーッと数度なでてラインを整える。眉尻にはチップの「角」を使うといい感じの細さに。

またこのとき「眉尻は眉頭の高さより下までは描かない」のが大切。眉尻が眉頭より下がっていると、普通の骨格のオトナは(女優さんとかモデルさんは別ですよ!)、疲れたような?困ったような?印象になりがちなので。

眉山から眉尻もすーっと数回なでてラインを整える。
眉尻は眉頭より「下げない!」こと。これを気をつけるだけで、眉の印象はずいぶん変わる気がします。

4:眉尻を描いたチップのまま(粉が少ない状態)で、眉頭から数回なでて眉を完成させる。さらに眉頭は、薬指で目頭〜鼻筋に向かって数回なでて、肌から浮かないようなじませる。

眉頭が「パキっと」主張しているのは美人骨格の方だと素敵ですよね。ただ、ふっくら顔で“平らな顔族”の私には無理があり……。眉頭をうっすら鼻筋の「陰」のようになじませることで、違和感なくまとまる気がします(もちろん自分比!)。

「なじませ」は薬指で!力が入り過ぎないので、目周りの作業には薬指をと、以前ヘアメイクさんに教えてもらいました。
この「眉頭のなじませ」をするだけで、断然自然な眉になります!

ここまで「薄眉」でない人にも!

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私は写真でもおわかりの通りかなりの「薄眉族」ですが、それほどではない、という人にもチップ型はとても便利で。

たとえば「眉尻だけが薄い(毛が足りない)」人。毛がしっかりある眉の中央部分あたりにチップを置いて描き始め、そのまますーっと眉尻まで足していく。そうすると描いた部分だけが悪目立ちすることなく、自然な濃度でつながります。もちろんブラシなどでぼかす必要もなし。

同じように、全体に毛がまばらな人や、眉頭だけ足りない、という人も「足りない部分だけ」を描くのではなく「毛がある部分からつなげて描く」ことで、ささっと手軽に眉を埋められます。

この「チップ型」。完成度の高い「シュっとした」細い眉尻を描くには、正直向いてないかも……ですが、「身だしなみ」メイクとしての眉を描くならこれで十分、むしろこんなに使い勝手のいいアイテムはないなあ、と思いながら、毎朝眉を描いている私です。

髪色に合わせた色選びも大切!

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ちなみにこのチップオンアイブロウは、3色展開。

私は髪色に合わせて「オリーブブラウン」を使っていますが、その他に「ナチュラルブラウン」「ピンクブラウン」もあるので、自分の髪色や肌色に合わせて選んでみてください。

眉マスカラを使ってみたり、眉ブラシで整える工程を加えたり……この他にも眉メイクの完成度をあげるためのテクニックは、もちろん色々あります。

ただ、毎日の身だしなみメイクとしては、まずは無理なく続けられる最小限の道具で、手早く仕上げられる自分のルーティンを作ってしまえるといいですよね。それだけで、朝の負担がぐっと楽になりますから。

 

ちなみにこの写真のメイクで使ってるアイシャドウは、以前記事にも書いた「セザンヌの9番(440円)」だけ。1色でグラデーションにもなる優秀アイテムです!

「眉消え」対策には「キャンメイクのコート剤」!滝汗にも負けない!

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せっかく描いた大切な眉。でもこの猛暑だと、汗を拭いてるうちにいつのまにか消えてしまう……なんてことになりかねないですよね。

そんな悩みを救ってくれたのが、キャンメイクのラスティングマルチブロウコート 550円(税込)です。シャバシャバの液体をブラシで塗るだけ、という簡単ステップ。

旅好きな友人が「鏡を見たり、メイク直しをしないからこそ、旅には欠かせないよ!」と教えてくれたのがこの眉コート。

使ってみたら、猛暑の日も夜まで本当に眉尻が残ってる!……ということで、即、毎日の眉メイクのレギュラーに決定。購入サイトにも「これがないと困るので数本買いだめしています」など、その信用度がわかるコメントが多数。

使ってみてのコツは「毛流れに沿って、筆を寝かせて(肌に沿わせて)塗る」ことだけ。塗ってすぐは「テラテラ」と多少テカリが気になりますが、しばらくするとパリッと乾いて気にならなくなります。

ウォータープルーフなのでダラダラの滝汗に耐えてくれるのはもちろん、これからの季節、海などリゾートへの旅でも活躍してくれそうです。前髪のこすれで眉が消えがちな人にも嬉しいアイテムかと。

手に入れやすい価格でこの優秀さ、ありがとうキャンメイク!

編集長・佐藤明美
編集長・佐藤明美

趣味は料理、スポーツ観戦と旅に出ること。食いしん坊。『Oggi』や『美的』で美容やファッション担当として20年ほど女性誌を編集、2018年からkufura編集長に。2021年4月〜2022年10月にはラジオJ-WAVEで毎朝の生番組のナビゲーターも。インスタグラム@sizukuishii

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