進化に驚き!今どきの「色付きリップ」はすごい
null若い頃から唇の皮がむけやすく、口紅をしっかり塗ることには消極的だった私。ただ年齢とともに、それなりの「赤味」を唇に加えないと、疲れて見えたり不健康な印象になってしまうのがリアルなところ。
さらに最近になって唇の縦じわも気になってきて、パサついた唇だと余計貧相に……。
そんな私がドラッグストアで見つけた、究極にバランスがイイ1本がコレ。「ニベア リッチケア&カラーリップ ボルドー」(ドラッグストア価格 税込 605円)です。
きちんとしたメークが必要な日(←あまりないけど)以外、「とりあえずコレを塗っておけば安心」というデイリーリップとして毎日活躍中。
このリップの優秀ポイントは3つ!
1:「ブラウン系ボルドー」がしっかり発色、オトナ肌から浮かない絶妙な上品色
2:下にリップクリームを塗る必要がない「1本で完結」する圧倒的な潤い
3:とれてきた時も見苦しくならない「化粧直しがいらない」安心感
それぞれを簡単にご説明しますね。
1:「ブラウン系ボルドー」がしっかり発色、オトナ肌に浮かない絶妙な上品色
色付きとはいえリップクリームでしょ?と、そこまで発色は期待していなかったのですが、コレが嬉しい驚き。かなり「しっかり」発色してくれるんです。
で、この「ボルドー」の色がオトナ肌に絶品! くすみがちな肌色から浮かずに絶妙に馴染んでくれて、でも「奥行きのある色」を感じさせてくれる塩梅のよさ。色付きリップというと「ティーン世代」向けなのでは?と思いきや、全然違うんです。
「ボルドー」って実は色の幅も広くて難しい色なんですよね。青味がかっているものだと、オトナのくすみ肌には相性があまりよくない気がします。
その点、この色はブラウン寄りのボルドーなので、黄味が強くなりがちな肌から浮かずに「深みのあるしっかりした赤」を加えてくれて、顔の印象が一気に引き締まります。パッケージにも「大人のボルドー」と入っているくらい、大人向けの色。
もちろんリップクリームベースなので「透け感」もあり、こってりした「塗りました感」は皆無。このちょっと抜けた感じが、いいんです。
そもそも、いつものメークはファンデーションもアラを隠す程度、目元などそのほかのパーツも「ほどほど」な顔。そこに唇だけ「しっかり塗りました」だと、さすがにアンバランスで。この程度の色のつき方が、顔全体の「ほどほどメーク」にはぴったり!
ちなみにこのリップ。たっぷり塗ると色もしっかり、潤いでツヤツヤに。それもヘルシーでいいのですが、一度軽〜く(ほんの軽く!です)ティッシュで抑えると、ツヤと潤い、色のバランスがとてもいい気がしています。
このニベアのシリーズはなんと全8色も展開。ただの色付きリップではなく「色をきちんと楽しんで欲しい」というニベアの本気さが伺えます。
2:下にリップクリームを塗る必要がない「1本で完結」する圧倒的な潤い
「色付きリップクリーム」と考えれば潤いがたっぷりなのは当然なのですが、保湿成分も贅沢に。サイトによると、マカデミアナッツオイル、アボカドオイル、ホホバオイルと3種の美容オイルが入ってます。
ということもあってか、塗った時の「唇への密着感」がハンパないんです。潤いの薄膜をピターっと唇に貼ったような感じで、最近気になっている縦ジワも目立たなくなる気がします(←自分比)。
この点、口紅だといくら「美容成分が入ってます」とうたっているものでも、ここまでの潤い感はないんですよね。アイテムによっては時間が経つにつれて皮むけしてきたり、となかなか手強いことが多いので、このリップの「唇が守られてる」安心感は貴重です。
3:とれてきた時も見苦しくならない「化粧直しがいらない」安心感
マメに化粧直しをする(鏡を見る)習慣がないので、朝のメークはランチ後?くらいまでほったらかし。仕事で話しをしたりお茶を飲んだりしている間に、自然と口紅は落ちるものですが、このリップは落ち方も自然なんですよね。
しっかり色がつく口紅だったりすると、唇の中央部分だけが落ちて輪郭がうっすら残ったり、という残念なパターンになりかねませんから……。
ただ、色は落ちても潤い感はかなり長時間保たれている実感はあるので、リップクリームとしての「持ち」はかなりいい方かと。加えてこの1本、無香料で、SPF20++。秋冬の紫外線もバカにならないので外出が多い日も安心です。
目元以上に「年齢が出る」という言われる口元。これからの乾燥シーズン、潤い補給をしながら自然な色も加えてくれる頼もしい1本、試してみてはいかがでしょうか。
「ささっとメーク」には、ダイソー「coou(コーウ)」のコンシーラーが便利!
nullリモート仕事の日や休日で、顔全体にファンデーションを塗るほどでもない……という「ささっとメーク」の日に最近活躍しているのがコレ。
今、話題のダイソーのコスメブランド、coou(コーウ)のコンシーラー 03 ミディアムベージュ(税込 110円)です。
スキンケアの後、日焼け止めかメーク下地を塗って「アラが気になる部分にだけ」にコレをチップでチョンチョンと置いて、指で伸ばすという使い方。その上に、パウダー(無印のUVルースパウダープレストタイプ)を全体に薄くブラシでかければ完成、という簡易パターン。
「シミ・毛穴カバー用」と書いてあるだけあって以外にカバー力があり、でもみずみずしい質感なので、伸びもそれなりある、というバランスの良さ。チップ式なのも使いやすいです。
私は、シミが気になる両頬に広めに、くすみが気になる口元に薄く伸ばす、くらいの使い方。顔全体の面積の2割くらい? に塗っています。
ファンデーションではないので「全体をきれいな均一な肌に!」ということではないのですが、手早くムラをカバーして「なんとなくイイ感じ」に整えるには、十分の仕上がり。全4色展開なのですが、この「03」の色が、シミや色ムラカバーにちょうどいい。
50代の(そこまで美容熱が高くない私の)今の美容事情は、スキンケアは、そこそこお値段はかかるけど、「効果のある成分」が入った美容液などをしっかり使う。
でも、メークはお手頃値段のアイテムも上手に活用しながら、きちんとメークの日、ささっとメークの日、と「濃度」にメリハリをつけながら、無理なく整えていけばいいかなあ、と思っている今日この頃です。
もちろん「きちんとメークの日」に、ファンデーションをしっかり塗って、リップラインも整えて、とっておきのお気に入り口紅を塗る、というのも嫌いじゃないんですけどね!
趣味は料理、スポーツ観戦と旅に出ること。食いしん坊。『Oggi』や『美的』で美容やファッション担当として20年ほど女性誌を編集、2018年からkufura編集長に。2021年4月〜2022年10月にはラジオJ-WAVEで毎朝の生番組のナビゲーターも。インスタグラム@sizukuishii