そこで『kufura』では、20~60代の男女500人に「ダイエット」に関するアンケート調査を実施。ダイエット成功者が、どのような方法で瘦せたのかをまとめました。
ダイエットに成功したことがある人は49.4%
nullまず、20~60代の男女500人に、これまでにダイエットに成功したことがあるか聞いたところ、「ある」と答えた人は247人(49.4%)、「ない」と答えた人は253人(50.6%)という結果に。
【これまでにダイエットに成功したことがありますか?】
ある・・・247人(49.4%)
ない・・・253人(50.6%)
およそ2人に1人がダイエットに成功していることが分かりました。そこで気になるのは、その方法です。世の中にはさまざまなダイエット法がありますが、忙しい日々の中で新しく「何かを始める」のはハードルが高いと感じる人もいるかもしれません。では、ダイエットのために「何かをやめる」のはどうでしょう。
今回は、ダイエットの成功者247人に“ダイエット成功のために「やめたこと」”を教えてもらいました。
夕飯、遅い時間の食事をやめた
null「1か月間、昼ごはんの後は食べませんでした」(54歳女性/その他)
「夜20時以降にご飯を食べるのをやめたこと」(34歳女性/出版・マスコミ関係)
「夜食をやめた。9時以降は食べないよう、早く寝るようにした」(60歳女性/その他)
「1日2食+2時間のウォーキングでダイエットに成功しました。100キロから半年間で80キロに。20キロマイナスです」(33歳男性/研究・開発)
「1日3食だったのを、1日1食にした」(44歳女性/その他)
多かったのは「食事の回数を減らす」「遅い時間の食事をやめた」という、ちょっぴりストイックな方法でした。摂取カロリーをコントロールすることでダイエットに成功したという声が目立ちました。夜間の食事を抜く場合は、朝食や昼食で栄養バランスをとりたいですね。
炭水化物、糖質をやめた
null「ごはんのお代わりをやめました。茶碗1杯のみにしたら、半年で10kgも痩せました」(52歳女性/その他)
「ご飯は茶碗一杯に止めお代わりしない」(58歳男性/学生・フリーター)
「炭水化物を食べるのをやめた」(59歳男性/その他)
「糖質の高いものを食べるのを減らしました。食物繊維を充分摂取して、運動しました」(54歳女性/主婦)
「糖質抑制のために、白米を1日おきにしか摂取しないことを続けた」(53歳男性/公務員)
糖質制限や炭水化物を控えたという人も。これまでごはんのおかわりが習慣になっていた人は、おかわりを控えるだけでも変化があるようです。炭水化物を控える代わりに、たんぱく質や食物繊維をしっかり摂るという工夫は、普段の食生活に取り入れやすそうですね。
お菓子やスイーツなど間食をやめた
null「甘いものを食べるのをやめて毎日筋トレをした」(31歳男性/その他)
「お菓子を食べないで、小腹が空いたら、家のジャガイモやサツマイモ、玉ねぎなどの野菜、自家製の漬け物、自家製のピクルスを食べてた」(56歳女性/その他)
「食後のデザートや仕事中のチョコなど間食は止めた」(53歳女性/金融関係)
「間食を止めました。ダイエット中は甘いものは解禁日以外は食べませんでした」(52歳女性/その他)
「無駄な間食をしないこと。意味ある間食はよしとする。例えば筋トレあとに牛乳を飲むとか」(49歳男性/営業・販売)
「間食をやめた」という意見も多くみられました。スナック菓子やスイーツはカロリーが高いものも多いんですよね……。間食は我慢する、もしくは代替として果物や野菜を選ぶなどの努力の声がありました。
お酒や甘い飲み物をやめた
null「飲酒をやめたので必然的につまみを食べなくなった」(48歳男性/その他)
「週末お酒を飲む時、おつまみを気にせず好きなだけ食べていたが、減らしてダイエットに成功した」(46歳男性/研究・開発)
「毎日の飲酒をやめた」(57歳女性/その他)
「平日毎日飲んでいた甘い紅茶」(42歳女性/その他)
お酒やジュースをやめたという人もいました。お酒自体にもカロリーがありますし、おつまみが食べたくなってしまい太るというループに陥りがちです。また、缶コーヒーや砂糖入りの紅茶やカフェオレを控えることでダイエットに成功したという声もありました。飲み物をカロリーのないお茶や水にかえるだけでもダイエット効果が期待できそうですね。
大食い、ドカ食いをやめた
null「大食いをやめた」(46歳男性/その他)
「お腹がいっぱいになるまで食べるのをやめた」(55歳女性/主婦)
「爆食をやめた」(23歳女性/学生・フリーター)
「三食規則正しく食べるが完食は止めた」(57歳女性/総務・人事・事務)
「食事の量を全般的に減らすことを1ヶ月ほど続けるとウエスト回りが引き締まって着こなしが良くなった」(66歳男性/その他)
美味しい食事はついつい箸が進んでしまいますが、満腹になるまで食べるのをやめ、腹八分目を心がけることで痩せたという人も。もう少し食べたいなというところで自制する強い心が必要かもしれません。
ダイエットを成功させ、リバウンドを防ぐには、急激な制限や極端な食事法を避け、持続可能な習慣を身につけることが大切と言われています。単一の食品グループを過度に制限することなどは人によっては健康に影響を及ぼすこともあります。「何かをやめる」といっても、無理するのではなく、バランスの取れた食事、適度な運動、健康的なライフスタイルの習慣を取り入れることを心がけたいですね。
エディター/ライター。大学在学時からライターとして活動、気付けばもうすぐフリーライター歴20年。webサイトや書籍の編集・ライティングなどを担当。料理と暮らしまわりの手仕事が趣味。根っからのインドア派だが、3児の母となりアウトドアの楽しさにも目覚めたところ。