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「LAMY」「無印良品」「PLATINUM」「PILOT」万年筆で書くと楽しい!やっぱりアナログでしたためたい【本日のお気に入り】

最近、字を書いていますか? スマホ、パソコンで何かを書くのが日常となり、紙とペンを使って「手書き」をする機会が少なくなりましたよね。

私もめっきり字を書かない生活をしていたのですが、取材で万年筆を愛用されている方のお話を伺い、ふと気になり始めた手書き文化。その足で文房具店に立ち寄り、「PILOT/preppy(プレピー)」を購入しました。すると、ボールペンで書くのとは違う手書きの新しい楽しさが……。今回は、万年筆の魅力についてご紹介します!

安価な万年筆でも書くのが楽しい!

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「LAMY」「無印良品」「PLATINUM」「PILOT」の万年筆。

「魅力を!」と大口をたたいたものの、実は私が持っている万年筆はどれも安価なものばかり。4本の万年筆は1番高くても「LAMY/safari」の3,000円程度です。そのほかは500円〜2,000円以内で購入しています。

「万年筆」と聞くと、高級、特別、文豪が使っているなど敷居が高いイメージを持っている方も多いと思いますが、手に取りやすい価格帯のものもたくさんあるんですね。

しかも、安価でも中身はちゃんと万年筆。筆圧をかけずにサラサラっと書けますし、インクの濃淡も十分楽しめます。それに「万年筆を使っている自分」って、なんだか少しかっこよくないですか?  それだけで字を書くことがいつも以上に楽しくなっちゃいます。

3,250円(税込)。発売から40年以上経っても色褪せないデザインは秀逸です。

LAMY/safari

「LAMY」は、ドイツの筆記具メーカー。safariは1980年代に発売して以来、世界中でユーザーがいるロングセラーモデルです。ビビットなカラーが目を引きますし、デザインもオシャレ。持っているだけで気分が上がる1本です。

590円(税込)。数ある万年筆でも、意外と少ないのが真っ白な軸。このシンプルさは持っていて損なしです。

無印良品/ポリカーボネイト万年筆

筆記用具も人気の「無印良品」ですが、なんと万年筆も出していました。インクの出もよく、紙に引っかかることなく書けます。真っ白の軸もかわいいですよね。替えのインクカートリッジも「無印良品」で購入可能です。

550円(税込)。軸がポップでカラフルなカラーも魅力のひとつ。

PLATINUM/preppy

万年筆の国内3大ブランドである「PLATINUM」がつくるコスパ抜群の1本。なんと550円で購入ができます。初めて購入する万年筆には、ピッタリではないでしょうか。この価格とは思えないほど書きやすく、「PLATINUM」の技術力を感じさせられます。ペン先は1年使っていなくても乾かない「スリップシール機構」を搭載です。

1,650円(税込)。昨年の11月に発売された、まどろみカラーを使っています。

PILOT/kakuno

今のお気に入りはkakunoです。インクの濃淡を楽しむというより、ボールペンのように普段使いできるのが特徴。細字を使っているので、細かい場所にも書きやすいです。ペン先にニコちゃんマークが描かれていて、思わずこちらもニッコリしてしまいます。鉛筆と同じ六角形なのも握りやすくてグッド。手のひらに収まるミニサイズなのもかわいいです。

手を動かして書くことで頭もスッキリ!

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私の万年筆の使い方は、ボールペンやシャープペンと変わりません。取材時のメモや保育園の連絡帳など、手書きが必要なときに他の筆記具と同じように使っています。

最初は特別な手紙を書くときに……と思っていた万年筆ですが、私が持っている安価なものであれば日常使いをしてもまったく問題なし。むしろ万年筆を使うことで、字を書く時間が楽しくなります。やっぱり万年筆が「特別な筆記具」という認識があるせいなのかもしれません。

万年筆を買ってから日記も書き始めたのですが(毎日ではありません)、スマホに書くよりも思っていることをすべて吐き出せている気がするんですよね。デジタルと違って予測変換もないし、漢字は調べないと忘れていることもありますが、それもまた手書きの良さだと思っています。

ちなみにノートは万年筆で「ぬらぬら書ける」として人気がある「グラフィーロ」のものを使っています。この「ぬらぬら感」が他のノートにはない書き味でクセになるので、ぜひお試しください!

中山夏美
中山夏美

山形県出身在住。一児の母。出産を機に2020年に東京からUターン。アウトドアとエンタメを得意とするライター。雑誌やWEBメディアに携わる。

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