何歳からが「おじいちゃん・おばあちゃん」だと思う?
nullそもそも、自分の両親や親せきなど、若いころから知っている人のことを「おじいちゃん・おばあちゃん」と呼んだり、呼ばれたりすることに、抵抗や違和感を感じる場合があるかもしれません。そこで、20~40代(kufura世代)既婚男女473名と、子どもがいる50~70代の既婚男女(kufuraの親世代)500名、それぞれに聞いてみました。
“親世代”50~70代の認識:「70~74歳」の意見が多数
何歳でも孫がいれば「おじいちゃん・おばあちゃん」・・・28.6%
50~54歳・・・4.6%
55~59歳・・・3.4%
60~64歳・・・18.4%
65~69歳・・・16.4%
70~74歳・・・21.0%
75~79歳・・・4.2%
80~84歳・・・2.4%
20-40代の認識:「60~64歳」の意見が多数
何歳でも孫がいれば「おじいちゃん・おばあちゃん」・・・31.1%
50~54歳・・・1.5%
55~59歳・・・2.1%
60~64歳・・・23.5%
65~69歳・・・11.4%
70~74歳・・・22.0%
75~79歳・・・3.8%
80~84歳・・・3.8%
50~70代と20~40代、双方で一番多かった意見は、「孫がいれば何歳でもおじいちゃん・おばあちゃん」というもの。孫ができれば、「おじいちゃん」「おばあちゃん」と呼んだり呼ばれたりするのはごく自然なこと、ということなのでしょう。
でも、その意見を除いてみると、世代によって「おじいちゃん・おばあちゃん」の認識は少し異なるようです。20~40代で、「おじいちゃん・おばあちゃん」と思う年齢として最も多かった回答が「60~64歳」だったのに対して、50~70代で多かった答えは「70~74歳」でした。
若い世代からみると“60歳以上”がひとつのボーダーラインと考えているのに対して、実際その年齢の人たちにとってみれば、もう少し上と考えられているようですね。
「おじいちゃん・おばあちゃん」呼びへの抵抗感は?
null「おじいちゃん・おばあちゃん」と呼んだり、呼ばれたりすることへの抵抗感はどうでしょうか?
50~70代の意見:「抵抗はない」が約7割
抵抗がある・・・31.6%
抵抗はない・・・68.4%
「抵抗がある」派の理由
「まだ若いという思いがあって、しっくりこない」(63歳/男性/コンピュータ関連技術職)
「急におばあちゃんらしくなってしまいそうでコワイ」(51歳/女性/その他)
「まだ孫がいないのでおじいちゃんなんて呼ばないで」(68歳/男性/その他)
「いかにも年寄りという感じがイヤ」(69歳/男性/その他)
「抵抗はない」派の理由
「本当ならしょうがない」(55歳/男性/コンピュータ関連以外の技術職)
「自然の成り行き」(70歳/男性/その他)
「孫から言われると、うれしいから」(69歳/男性/総務・人事・事務)
「ただの呼び名だから家族なら抵抗は無い」(58歳/女性/総務・人事・事務)
50~70代の意見では、「抵抗はない」が約7割という結果でした。「抵抗がない」と答えた人の意見としては「しょうがない」「年齢だから」と素直に受け入れている方が多いようですが、「抵抗がある」派としてはやはり「まだまだ若い!」という意見が多数のようです。
20~40代の意見:自分の親だから…「抵抗がある」が35%
抵抗がある・・・35.1%
抵抗はない・・・64.9%
「抵抗がある」派の理由
「自分の父と母なのですごく不自然な感じがする」(30歳/女性/主婦)
「自分に子どもがいないせいかしっくりこないから」(32歳/女性/主婦)
「まだ若い時は抵抗がある」(41歳/女性/主婦)
「抵抗はない」派の理由
「孫がいれば普通だと思う」(46歳/男性/コンピュータ関連以外の技術職)
「親しみがあるから距離感近くなる」(47歳/女性/その他)
「孫ができると孫目線での呼び名になるから」(42歳/女性/主婦)
20~40代の“呼ぶ”世代の意見では、50~70代の“呼ばれる”世代よりも「抵抗がある」が少し多い結果でした。抵抗を感じる理由は「自分から見れば、親(父・母)だから」というものが多く、抵抗を感じない人の意見では、「子どもがいれば普通のこと」と考えているケースが多いようです。
敬老の日の「お祝い」どうする?どうしてほしい?
nullでは最後に、敬老の日の過ごし方について。親世代とkufura世代それぞれで、敬老の日のお祝いをどう考えているか聞いてみました。
50~70代の意見:「祝われれば嬉しい」が4割
祝ってほしい・・・6%
祝われれば嬉しい・・・38%
祝われてもあまり嬉しくない・・・29%
絶対に祝われたくない・・・12%
20~40代の意見:「祝わない」が半数以上
自分や配偶者の両親を祝う・・・25%
自分や配偶者の祖父母を祝う・・・12%
祝わない・・・63%
50~70代の答えで、「祝ってほしい」と答えた人はわずか6%のみ。しかし約4割の人は「祝われれば嬉しい」と思っているよう。
一方、20~40代で敬老の日のお祝いをする人は両親、祖父母を合わせても4割ほどで、半分以上が「祝わない」という結果でした。
kufura世代にとって、子どもから見れば「おじいちゃん・おばあちゃん」であっても「自分にとっては両親」と考えている人も多いことから、父の日・母の日に比べると、敬老の日にお祝いをするという方は少ないのかもしれません。
しかし「祝われれば嬉しい」と考えている人が多いのも事実! 今年はぜひ、プレゼントや感謝の気持ちを伝えてみるのはいかがでしょうか。