新コーナーや館外にも楽しい「しかけ」がいっぱい
null館内は細部まで楽しめるのがこのミュージアムの魅力。
2Fの「みんなのひろば」の新コーナー「ドラえもんのまんが研究ノート」では、ドラえもんのまんがのコマ運び、キャラクターの表情や気持ちをどう効果的に表しているかなど、『ドラえもん』のまんがの魅力を探ることができます。
子どもだけでなく、幼いころ『ドラえもん』に親しんでいた親世代にとっても、「そうやって描かれてたんだ!」と思えるくふうが、解き明かされています。
さらに、ひろばの壁いっぱいにある「ボールコロコロ大騒動」では、ボールがゴールするときの演出として10周年バージョンが登場。
10回に1回登場するので、タイミングがよければすぐに見ることができるかも(編集スタッフは運良く見ることができ、慌てて撮影しました)! このコロコロのゴールまでの様子は、ぜひ目で見て楽しんでくださいね!
屋上や休憩スペースも楽しい!
館内だけでなく、館外も楽しめるスペースがたくさんあるのがこのミュージアムの魅力。屋上や休憩スペースは、生田緑地の自然を感じながら『ドラえもん』の世界と触れ合うことができます。
2Fの企画展示室となっている展示室Ⅱの奥の休憩スペースには、『ドラえもん』の数あるエピソードの中でも人気のあるひみつ道具「きこりの泉」があり、泉の中には「きれいなジャイアン」が!
ユーモアあふれるしかけで「きれいなジャイアン」に出会えますよ。
全部欲しいミュージアムグッズ!10周年記念の限定まんがも
null『川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム』は、施設だけでなく、グッズも充実しています。1Fのミュージアムショップや3Fのギフトコーナー「藤子屋」のほか、2F「みんなのひろば」にもカプセルトイやクレーンゲームで手に入る限定グッズがあるんです。
こちらは2F「みんなのひろば」にあるカプセルトイ。なんと自分でオリジナルのスタンプを作ることができます。
カプセルトイを買ったら、専用機で印面をデザインします。フレームやイラストを選び、自分の好きなことばを豊富なフォントから入力してデザインするのですが、これが楽しい!
印面のデザインを作成したら、カプセルトイの印面部分を専用機にセットするだけで、あっという間にオリジナルスタンプができあがります。ひとつ1,000円とカプセルトイとしてはちょっと高価ですが、記念にもなって、なによりかわいい。
子どものネームスタンプや「よくできました」スタンプを作るのもおすすめです!
ミュージアムショップでは10周年記念グッズや新アイテムを発売
1Fのミュージアムショップでは、開館10周年を記念した『藤子・F・不二雄ミュージアム 10周年記念原画展 オリジナルセレクションⅠ 』(2,112円・税込)を発売。
美しい装丁のハードカバーの本の中には、原画展をさらに楽しめるイラストやまんがの原画がカラーで収められています。さらに限定まんがもぎっしり詰まっていて、読むときに家族で争奪戦が起きそう!
藤子・F・不二雄先生の、46年間のまんが家活動を振り返りながら楽しめる、リッチな一冊になっています。
さらに、新アイテムも続々登場。「DORANOBIキッズTシャツ(2枚組)」(5,500円・税込)は、ドラえもんとのび太になれる2枚セットTシャツ。
サイズは90cm限定とのことですが、大きいサイズもぜひ出してほしいかわいらしさ……!
ほかにも、ミュージアムショップにはセンスと遊び心あふれるアイテムや藤子・F・不二雄先生の手がけたコミックなどがたくさんありました。
『ドラえもん』の50年がわかる常設展も、じっくり見たい!
null企画展示だけではなく、常設展示も見逃せません。1Fにある展示室Ⅰでは、ドラえもんの50年の歩みを原画と共に紹介しています。まんが、アニメ、映画などで活躍をし続けてきた『ドラえもん』の歴史を振り返っています。
展示とともに『ドラえもん』に出てきた名ゼリフや藤子・F・不二雄先生の名言がふきだしになっているのも必見ですよ。
貴重な原画が見られるこの機会、『川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム』で親子で一日中めいっぱい楽しんでみるのはいかがでしょうか。
藤子・F・不二雄ミュージアム 10周年記念原画展
会期:2021年7月1日〜2022年6月30日(予定)
会場:川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム
開館時間:10:00~18:00
休館日:公式HPの開館カレンダー参照
住所:神奈川県川崎市多摩区長尾2丁目8番1号
入館料:大人・大学生-1,000円/高校・中学生-700円/子ども(4歳以上)-500円(すべて税込)
※3歳以下は無料。1回に6名様までお申し込み可能
※入館時間は1日7回の日時指定予約制
©️Fujiko-Pro
撮影/田中麻以(小学館)