子育て世代の「暮らしのくふう」を支えるWEBメディア

簡単にモンブラン風に! 生クリームでデコレーション「絞り袋編」

今回は、口金がなくても絞り袋だけで簡単にできる生クリームのデコレーション方法をお菓子・料理研究家の森崎繭香さんが教えてくれました。一見シンプルな線ですが、モンブラン風のデコレーションだって簡単にできるんですよ!

口金がなくても繊細に絞れる!

null

用意するもの

・絞り袋

・生クリーム

・はさみ

※生クリームは市販の食用色素などで色をつけても可愛いですよ。今回は撮影用にバタークリームを使用しています。

絞り袋を使った絞り方のポイント

絞り袋に生クリームをたっぷり入れ、絞り袋の先端をはさみで切ります。カットする穴の大きさは、直径2〜3mmが目安。カットする穴が小さいと細い線に、大きいと太い線になります。

ただし、生クリームが出る穴が小さすぎると、絞り出す力が必要になるので、長時間絞ると疲れてしまいます。試しに絞りながら、好みの太さに調節してくださいね。

基本の絞り方は、絞り袋の上部ギリギリをねじって右手でしっかり持ち、左手は下部に軽く添えるだけ。生クリームを右手で押し出すようにして絞ります。左手もしっかり握ってしまうと生クリームが溶けやすくなるので注意しましょう(左利きの人は逆の手で行います)。

細い線を描く場合

細い線を描く時は、手をリズムよく上下にすばやく動かさないと、線がぐにゃぐにゃと曲がってしまいます。同じ強さ、同じスピードで絞らないと、太くなったり、細くなったりしてしまうので、均一な強さとスピードも心がけてください。

マフィンの上部に細かい線を描くとモンブラン風のデコレーションに。チョコレートケーキに白い生クリームを絞ると、茶色と白のコントラストがハッキリと出てキレイな模様になります。ロールケーキの上部に絞っても、繊細なラインでおしゃれな雰囲気に仕上がりますよ。

絞り袋の先端を切って使うと、シンプルでちょっと大人っぽいデコレーションに。口金がなくても簡単にすぐできるので、ぜひ試してみてくださいね。

【取材協力】

森崎繭香・・・お菓子・料理研究家。フードコーディネーター。料理教室講師、パティシエを経て、フレンチ、イタリアンの厨房で経験を積み独立。書籍、雑誌、Webへのレシピ提案、テレビやラジオ出演など、幅広く活動中。身近な材料を使った家庭でも作りやすいレシピが好評。『型がなくても作れるデコレーションケーキ』(グラフィック社)など著書多数。http://mayucafe.com

取材・文/岸綾香

pin はてなブックマーク facebook Twitter LINE
大特集・連載
大特集・連載