裾のほつれは「たてまつり縫い」で直そう!
null【用意するもの】
・縫い針(6〜7号)
・絹糸(1本取り)
(・裾がほつれたパンツやスカートなど)
※絹糸やミシン糸など、細い糸を選ぶのがポイント。細い糸を使った方が、縫い目が表に響きません。
※針を使用するので、取り扱いには充分注意してください。
【裾ほつれの直し方】
(1)糸は1本取りに。針に糸を通し、長い方の端を玉結びする。
(2)ほつれた部分の手前から縫い始める。
【POINT】ほつれが進行するのを防ぐため、ほつれた部分の手前から重ねるようにして縫い始めます。
(3)玉結びが隠れるよう、布の間に針を入れて表に出す。
(4)針が出たところからまっすぐ上の位置に針を刺す。
(5)布の裏側から斜め左下に針を渡し、裏から針を出す。
【POINT】縫い目が表側に目立たないよう、布はできるだけ少なくすくって針を刺していくのがポイントです。
(6)針を上に出したところえ玉留めをする
(7)もう一度、布に針を刺してから出し、糸を切って完成!
【POINT】玉留めをした後、もう一度布に針を刺してから糸を切ると、糸が抜けにくくなります。
今回は見えやすいように赤い糸を使いましたが、実際に裾のほつれを直す時は、布地に近い色の糸を選ぶと、表側でもほとんど目立ちません。布をすくう際は、できるだけ少なめに刺すことを心掛けてくださいね。
ほつれたスカートやパンツの裾を自分で直すことができれば、もっと長く丁寧に愛用することができるはず。ぜひ、この機会に「たてまつり縫い」を完璧にマスターしましょう!