なんと年間40万件を超えるサービスを行うベアーズのアイロンがけは、全て今回ご紹介する方式とのこと。家事を知り尽くしたベアーズレディさんのテクニックで、夫のワイシャツを自宅でパリッとさせちゃいましょう!
手アイロンで整えるのがポイント!
nullアイロンには、①しわを伸ばす、②シルエットを整える、③風合いを戻すという3つの役割があります。アイロンをかける時のポイントは、ムダに往復せずに1回で決めること。
そのためには、いきなりアイロンをかけるのではなく、まずは手でしわを伸ばして整えてから、アイロンをかけると失敗しません。反対側をピンと引っ張りながら、アイロン全体に体重をのせるようにして、しわをキレイに伸ばしていきましょう。
アイロン台は立って使えるものがおすすめ。体重をしっかりかけながらプレスできるので、美しく仕上げることができますよ。
1:肩・襟のかけ方
(1)Yシャツのヨークの下(背中の中央より少し上の部分)をつまみ、肩を上にしてアイロン台に乗せる。
(2)襟を立てて、肩のラインのしわを手アイロンでしっかり伸ばす。
(3)襟を持ちながら、アイロンをかける。
(4)襟を広げて置き、両側から中央に向かってアイロンをかける。裏側も同様にかける。
※襟は生地が重なっているため、両側からゆっくりかけると生地が寄らずにキレイに仕上がります。カフスやポケットも同様です。
2:袖のかけ方
(5)カフスが開いている方を上に向けてアイロン台に置く。
(6)袖のしわを手アイロンでしっかり伸ばす。
(7)袖の縫い目に沿ってアイロンをかける。
(8)アイロンを横にスライドさせながらしわを伸ばす。
(9)指で袖のタックを広げ、その部分に向かってアイロンをかける。
(10)袖に合わせて肩を手で整えてから、アイロンをかける。
3:カフスのかけ方
(11)カフスの両側から中央に向かってアイロンをかける。裏側も同様にかける。
(12)カフスを2つ折りにし、縫い目をたぐって袖の形を整える。この時、袖の中央に線ができるので、その両幅を同じくらいにする。
(13)整えた方を下にして、アイロン台に置く。
(14)タックを手アイロンで整える。
(15)アイロンを袖に向かって縦に置き、しっかりプレスする。
4:身ごろのかけ方
(16)左前身ごろをアイロン台にかけ、手アイロンで整える。
(17)反対側をしっかり引っ張りながらアイロンをかける。
(18)ポケットは外から中央に向かってかける。
(19)右前身ごろも同様にアイロンをかける。
(20)後ろ身ごろにアイロンをかける。
できあがり!
この方法ならYシャツのしわをムラなくしっかり伸ばすことができ、パリッと気持ちよく仕上がります。初めはちょっと難しいかもしれませんが、一度身につければ簡単。動画を見ながら、ぜひマスターしてくださいね!
【取材協力】
取材・文/岸綾香