テク1:失敗しない! 「玉結び」の方法
null縫う時の基本として、縫い始める前に必ず行わなければいけない玉結び。糸の端を指先に巻きつけ、こすり合わせて作る、いつもの玉結びの方法だと、端がダマになって失敗してしまう人も多いのではないでしょうか?
そこで、今回教えてもらったのは針に巻きつける方法。これなら失敗せずに、上手に玉結びができるんです!
(1)片手で針を持ち、もう片方の手で長い方の糸の端を持つ。
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(2)反時計回りに糸を回して、針の手前(上)に糸を置いて、指で押さえる。
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(3)針に糸を2回巻く。
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(4)巻いた部分を指で押さえながら、針を引き抜く。
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(5)キレイな玉結びが完成!
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この方法だと、糸の端がダマになったり、こんがらがったりせずに、キレイな玉結びを作ることができます。一度覚えてしまえば簡単なので、ぜひ試してみてくださいね!
テク2:しっかり留まる「玉留め」の方法
null次は、縫い終わった時の後始末、玉留めの方法をおさらいしておきましょう。
(1)縫い終わったら、玉留めする位置に針を置く。
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(2)糸を針に2回巻きつける。
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(3)親指で針と糸を押さえながら、針を抜く。
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(4)簡単に玉留めが完成!
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玉留めをする時は、布上のギリギリの所で糸を留められるように、針と糸が動かないようしっかり押さえて、針を引き抜くのがポイント。これで、きちんと後始末できます。
テク3:巻きグセのついた糸をまっすぐに!
null糸巻きから糸を外すと、糸にガタガタと折りグセがついてしまっていること、多いですよね。このままだと縫いにくいですが、簡単にまっすぐにする方法がありました。
(1)糸の両端を指に巻きつけて引っ張る。
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(2)親指で糸を強く2〜3回弾く。
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(3)糸がピンとまっすぐに!
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ギターなど楽器の弦を弾くようなイメージで、しっかり張った糸を強く親指で弾くと、「ピン!」と簡単にまっすぐに直すことができます。糸を通す前に、ぜひ試してみてくださいね。
「玉結び」と「玉留め」はお裁縫の基本なので、始めにマスターしておくことが大切です。特に、玉結びは失敗しがちなので、今回紹介した方法を覚えておけば、ストレスなくお裁縫を楽しむことができますよ。
次回からは、縫い方のコツをいろいろとご紹介していきます!