悪魔的ウマさでヤミツキ必至! 作りおきにも最適でした
nullkufuraの動画記事で、禁断のおいしさでヒットした「ヤミツキ漬け卵」。今回はラーメン屋さんの煮卵のような甘じょっぱい味で作ります。
大人気の「ヤミツキ漬け卵」の詳しい作り方はこちら→悪魔的おいしさ!とろ~り半熟「ヤミツキ漬け卵」は禁断の味でした【ちょこっと漬け#101】
「今回はしょうゆとみりんなどで漬けるのですが、味の決め手はオイスターソース! ほどよい甘さとコクが出て、旨味がグンとアップ。普通の煮卵とはひと味違ったおいしさに仕上がります。保存が効くので、まとめて作るのもオススメですよ」(以下「」内、沼津さん)
【材料】(作りやすい分量)
卵・・・10個
水・・・100ml
酒・・・大さじ2
みりん・・・50ml
しょうゆ・・・50ml
オイスターソース・・・大さじ1
【作り方】
(1)半熟ゆで卵を作る
冷蔵庫から出した冷たい卵を熱湯に入れ、沸騰したら中火にして6分半〜7分ゆでます。卵黄が中心にくるように、最初の1分間だけクルクル混ぜましょう。
「冷たい卵は温度が一定なので誤差が出にくく、失敗なくトロトロの半熟卵が作れます」
(2)漬けだれを作る
卵をゆでている間に、漬け込み用のたれを作ります。鍋に水、酒、みりん、しょうゆ、オイスターソースを入れて混ぜ合わせ、酒とみりんが入っているので火にかけてアルコールを飛ばします。沸騰したら火を止めてください。
「オイスターソースには甘味、塩味、旨味、コクが詰まっているので、少し加えるだけでおいしさがグンとアップしますよ!」
(3)ゆで卵の殻をむく
卵がゆで上がったら、これ以上火が通らないよう冷水に入れて一気に冷やすのがポイント。2〜3回水を変えて卵を冷やしたら、殻をむきます。
「水を張ったボウルの中で、ボウルに殻を当てて細かいヒビを入れ、ヒビと卵の間に水を入れながらむくとツルンとむけます。流水に当てながらむいてもOKです」
(4)ゆで卵を漬ける
味が薄まらないようゆで卵の水分を拭き取り、バットや保存容器に入れ、(2)の漬けだれを注ぎます。
(5)冷蔵室で3〜4時間漬ける
漬けだれを全体に絡めたら、冷蔵室で3〜4時間漬けてください。途中で転がして、全体が茶色くなるように漬けると上手に仕上がります。
(6)できあがり!
卵の表面が茶色くなり、味が染みたら完成です。漬け込むほど味がしっかり染みて、冷蔵で4〜5日保存できます。
卵を割ると、中からトロ〜リと半熟の黄身が顔を出しました。食べてみるといい感じに味が染みて、旨味や甘味のバランスが絶妙! 甘じょっぱい味に加えて、オイスターソースでコクがアップ。旨味がしっかりしているので、これはおつまみにもイケる!
「さらに余った漬けだれで豚薄切り肉を煮ると絶品なんです。手軽に作れるので、我が家では“ペラペラ焼豚”と呼んでいる人気のおかずです。漬け卵と一緒にごはんにのせて食べてもおいしいですよ」
漬けだれで「ペラペラ焼豚」も沼津さんが作ってくれたのですが、こちらも激ウマ! たれをムダなく使えて、ごはんが進むおかずにぴったりです。
漬け卵はラーメンのトッピングにしたり、ごはんにのせたり、おつまみにしたり、食べ方も自由自在。まとめて作っておくとサッと使えて便利なので、ぜひ作りおきにいかがでしょうか。
取材・文/岸綾香
【取材協力】
沼津りえ
料理研究家、管理栄養士、調理師。料理教室『cook会』主宰。バラエティー豊かなレッスン内容が好評で、東京・阿佐ヶ谷を中心に数多くの料理教室を開催。毎年、梅漬けの教室はリピーターが多く大人気に。手軽でシンプルなアイディア溢れるレシピに定評があり、雑誌などのメディアでも活躍。著書に『いろんな味で少しだけつくる ちょこっとだけ漬けもの』(学研プラス刊)、『55分で焼きたてパン』(主婦の友社)、『野菜丸ごと冷凍レシピ』(主婦の友社)など多数。HPはこちら。Instagram@rienumadu YouTube 管理栄養士 沼津りえの「阿佐ヶ谷夫婦チャンネル」