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箸が止まらない!「白菜の1本漬け」は塩昆布とごま油で漬けるだけ【ちょこっと漬け#102】

料理研究家の沼津りえさんが、手軽に漬ける「ちょこっと漬け」を、動画で楽しく紹介する連載企画。

今回は、冬が旬の「白菜」を細かく切らずに1本漬けにしちゃいます。切る作業がないので、作るのも簡単! なのにヤミツキ必至の箸が止まらないおいしさです。

味付けは、塩昆布×ごま油のゴールデンコンビ!

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白菜が旬の時期を迎え、おいしいうえ価格も手頃になりました。丸ごと買った方がお得だけど、使いきれない……そんなときにおすすめの「白菜の1本漬け」を紹介します。

「白菜1/8株を細かく切らずにそのまま漬け込みます。ポイントは漬ける前にしっかり塩もみしておくこと。このひと手間で味がしっかり染み込んでおいしい漬け物になるんですよ」(以下「」内、沼津さん)

他にも白菜を使ったちょこっと漬けはこちら!→白菜をごま油と塩で漬けるだけ!コク旨な「白菜のごま油漬け」が危険なおいしさ!【ちょこっと漬け♯62】

【材料】(作りやすい分量)

白菜・・・1/8株(300g)

塩・・・小さじ1

塩昆布・・・10g

ごま油・・・大さじ1

【作り方】

(1)白菜を塩もみする

白菜はよく洗って水気を拭き、塩をまんべんなく振って、水分が出るまでしっかりもみます。上から押さえるようにして白菜の繊維を壊し、水が出てきたら軽く絞ってください。水は強く絞り切らなくてOKです。

「白菜は根元の隙間に土や汚れがたまりやすいのでよく洗ってください。漬ける前に塩もみをして、白菜の繊維を壊して軽く水分を出しておくと、味がよく染み込みます。ここでしんなりさせておくのがおいしく仕上げるポイントです!」

(2)保存容器に入れて味付けする

保存容器に白菜を入れ、塩昆布を白菜の葉の隙間に入れます。ごま油を回しかけ、白菜にラップを直接ピタッとのせて密封します。

「白菜の葉の間に塩昆布を挟むことで、味が均一になじみます。ラップの上から重石の代わりに手でギュッと押すとよく漬かりますよ」

このまま冷蔵室で1時間以上置きます。漬けている間、途中で1〜2回上下を返すと味が均一に染み渡ります。

(3)できあがり!

冷蔵室で1時間以上置いたら完成です。冷蔵で3〜4日を目安に食べ切ってください。

漬けるほど、白菜がしんなりして味がなじんでくるので、好みのタイミングで切り分けて食べてください。塩昆布×ごま油の相乗効果で旨味とコクがアップ。冬の白菜は特においしいので、ジューシーな白菜の甘味も加わって、箸が止まらなくなること間違いなし!

「酸味が好きな人は、お好みで酢を入れるとさっぱり食べられます。うどんのトッピングにしたり、卵焼きの具材にしてもいいですね」

白菜を丸ごと使い切れず、ちょこっと余ったときに大活躍しそう。ぜひ旬のおいしい時期に試してみてくださいね。

 

取材・文/岸綾香

【取材協力】

沼津りえ

料理研究家、管理栄養士、調理師。料理教室『cook会』主宰。バラエティー豊かなレッスン内容が好評で、東京・阿佐ヶ谷を中心に数多くの料理教室を開催。毎年、梅漬けの教室はリピーターが多く大人気に。手軽でシンプルなアイディア溢れるレシピに定評があり、雑誌などのメディアでも活躍。著書に『いろんな味で少しだけつくる ちょこっとだけ漬けもの』(学研プラス刊)、『55分で焼きたてパン』(主婦の友社)、『野菜丸ごと冷凍レシピ』(主婦の友社)など多数。HPはこちら。Instagram@rienumadu

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