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感動の「キャロットラペ」は、甘味と酸味のバランスが最高!【ちょこっと漬け#108】

料理研究家の沼津りえさんが、手軽に漬ける「ちょこっと漬け」を、動画で楽しく紹介する連載企画。

今回は、にんじんの大量消費におすすめな「キャロットラペ」を紹介します。生で食べるので栄養も満点! にんじんの甘味を感じながら無限に食べられるおいしさです。

はちみつ&レモン汁でさわやかな甘さに

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「にんじんを無限に食べられるレシピが知りたい!」という編集部のリクエストに応えて、沼津さんが教えてくれたのが今回紹介する「キャロットラペ」。

「ゆでたり、熱湯をかけたりしなくても、漬ける前に塩もみすれば、にんじんの青臭さが解消されて、甘くていくらでも食べられます。白ワインなどのお酒にもぴったり。自然な甘さで子どもも大好きな味ですよ」(以下「」内、沼津さん)

【材料】(作りやすい分量)

にんじん・・・大1本(200g)

塩・・・小さじ1/2

オリーブオイル・・・大さじ2

レモン汁・・・大さじ1

はちみつ・・・大さじ1

こしょう・・・少量

オレンジ・・・1個

アーモンド・・・10粒

【作り方】

(1)にんじんを切る

にんじんは皮をむき、両端を切り落としたら、第2関節くらいの長さに揃えて切ります。にんじんを立てて薄切りにし、横にスライドさせて並べたら、端から千切りにしていきます。

「これはにんじんのコリコリした食感を残す切り方で、繊維に沿って切るのがポイントです。生のまま食べるので、できるだけ薄く切るとおいしく仕上がります」

(2)にんじんに塩を振る

切り終わったにんじんをボウルに入れ、塩を振って全体になじませ、しんなりするまで10分以上置きましょう。

(3)調味料をポリ袋に入れる

ポリ袋にオリーブオイル、レモン汁、はちみつ、こしょうを入れます。レモン汁は好みの酢、はちみつは砂糖でもOKです。

(4)にんじんをポリ袋に入れる

にんじんがしんなりしたら、水気を軽く絞り、ポリ袋に入れていきます。

「にんじんに振った塩で味付けするので、絞りすぎると塩味が薄くなってしまいます。余分な水分を絞りながら、塩味は残すイメージで軽く絞ってください。これでにんじんの青臭さも取れます」

(5)冷蔵室で15分以上置く

全体をなじませたら、空気を抜いてポリ袋の口を結び、冷蔵室で15分以上置きます。

(6)オレンジをむく

オレンジは上下を切り落として皮をむき、房に沿って包丁を入れ、果実を取り出します。下→上の順で房に包丁を入れると切りやすいですよ。

(7)保存容器に入れる

保存容器に漬け汁ごとにんじんを入れ、オレンジを加えて全体をなじませます。さらに粗く刻んだアーモンドを加えます。

オレンジやアーモンドを入れずに、そのままでもOKです。グレープフルーツ、くるみ、レーズンなど、好みでアレンジしてみてください」

(8)できあがり!

全体に味がなじんだら完成です。冷蔵で3〜4日を目安に食べましょう。

食べるとにんじんが甘くてびっくり! レモンとオレンジがさわやかで、酸味のバランスもちょうどいい。にんじんは生ですが、食べにくさが全然なくて、いくらでも食べられます。

「パンの上にラペとカマンベールチーズをのせてオードブルにしたり、挟んでサンドイッチにしたり。白ワインのおつまみにもぴったりです」

我が家で新年会をした際に作ってみたところ、友人の子どもたちがモリモリ食べてくれて感動!(はちみつが入っているので1歳未満の子どもには食べさせないでください)。大人たちはワインのお供に好評で、何度も作る定番レシピになりました!

作りおきできるので、まとめて作っておいても便利です。にんじんを切るのが大変な人は、スライサーを使ってもいいですね。にんじんをたくさん食べられるので、ぜひ試してみてください。

取材・文/岸綾香

【取材協力】

沼津りえ

料理研究家、管理栄養士、調理師。料理教室『cook会』主宰。バラエティー豊かなレッスン内容が好評で、東京・阿佐ヶ谷を中心に数多くの料理教室を開催。毎年、梅漬けの教室はリピーターが多く大人気に。手軽でシンプルなアイディア溢れるレシピに定評があり、雑誌などのメディアでも活躍。著書に『いろんな味で少しだけつくる ちょこっとだけ漬けもの』(学研プラス刊)、『55分で焼きたてパン』(主婦の友社)、『野菜丸ごと冷凍レシピ』(主婦の友社)など多数。HPはこちら。Instagram@rienumadu  YouTube  管理栄養士  沼津りえの「阿佐ヶ谷夫婦チャンネル」

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