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悪魔的おいしさ!とろ~り半熟「ヤミツキ漬け卵」は禁断の味でした【ちょこっと漬け#101】

料理研究家の沼津りえさんが、手軽に漬ける「ちょこっと漬け」を、動画で楽しく紹介する連載企画。

今回は、悪魔的なおいしさの漬け卵を紹介します。香味野菜たっぷりの調味液にゆで卵をじっくり漬け込んだ禁断の味……大人も子どもも虜になる危険なおいしさです。

夫のおつまみ、子どものおやつにも大活躍!

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悪魔的なおいしさのゆで卵がネット上で密かな話題を呼んでいます。そこで、今回は沼津流ヤミツキ卵を教えてもらいました。

「にら、長ねぎ、にんにく、しょうが…香味野菜を漬け込み液にた〜っぷり入れて、旨味と香りを引き出します。その中に半熟にゆでた卵をドボン! 味がシミシミで危険なおいしさですよ。卵は1パック、10個一気に漬けちゃいましょう!」(以下「」内、沼津さん)

【材料】(作りやすい分量)

卵・・・10個

長ねぎ・・・1/2本(50g)

しょうが・・・1片(10g)

にんにく・・・1片(10g)

にら・・・1/3束(30g)

水・・・100ml

みりん・・・50ml

酒・・・50ml

しょうゆ・・・50ml

砂糖・・・大さじ1

白いりごま・・・大さじ1

【作り方】

(1)ゆで卵を作る

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沸騰した湯に冷たい卵を入れ、卵が全部かぶるくらいのたっぷりの湯で、好みの硬さにゆでます。

「半熟卵は6分半〜7分、かたゆで卵は8〜9分が目安。冷蔵庫から出してすぐ入れると、毎回温度が均一になってゆで時間が安定します。

最初にぐるぐる回すと卵黄が中央に寄ってくるので、1分ほどかき混ぜてください。今回は6分半ゆでの半熟卵にします」

ゆであがったらすぐに冷水で冷やし、卵に熱が入るのを止めるのを忘れずに。殻を細かく割って、水の中でむくとキレイにむけますよ。

(2)野菜を切る

長ねぎ、しょうが、にんにく、にら、全てみじん切りにします。

(3)漬け込み液を作る

小鍋に水、みりん、酒、しょうゆ、砂糖を入れ、火にかけます。沸いてきたら火を止めてください。

(4)ゆで卵を漬ける

刻んだ野菜を保存容器に入れ、熱いうちに漬け込み液を入れます。ゆで卵を入れたら、全体に漬け込み液をかけ、白いりごまを振ります。

粗熱が取れたら、冷蔵室で半日以上置きましょう。

(5)できあがり!

冷蔵室で半日以上置いて、味が染みたら完成! 保存期間は冷蔵で4〜5日が目安です。

ゆで卵を割ると、プチュッと卵黄が流れて絶妙な半熟具合に。ひと口食べるとにらやにんにくの風味が広がり、濃厚な調味液がシミシミ! 特に生のにらがパンチの効いた香りで、いいアクセントになっています。これはご飯にのせてもおいしそう! 男性スタッフはその場でペロリと2つ食べてしまいました。まさに禁断の味です(笑)。

「これだけでお酒のおつまみになりますね。小腹が空いたときのおやつにもおすすめ。うどんやラーメンのお供にもどうぞ!」

さらに余った漬け込み液をパスタにしたらおいしかったと男性スタッフ談。子どもが食べるときは、香味野菜を控えめにすると食べやすくなりますよ。大人はラー油をかけたり、ピリ辛にしてもGood。好みの味を楽しんでくださいね!

次回は、旬の「白菜」を使ったちょこっと漬けを紹介します。

 

取材・文/岸綾香

【取材協力】

沼津りえ

料理研究家、管理栄養士、調理師。料理教室『cook会』主宰。バラエティー豊かなレッスン内容が好評で、東京・阿佐ヶ谷を中心に数多くの料理教室を開催。毎年、梅漬けの教室はリピーターが多く大人気に。手軽でシンプルなアイディア溢れるレシピに定評があり、雑誌などのメディアでも活躍。著書に『いろんな味で少しだけつくる ちょこっとだけ漬けもの』(学研プラス刊)、『55分で焼きたてパン』(主婦の友社)、『野菜丸ごと冷凍レシピ』(主婦の友社)など多数。HPはこちら。Instagram@rienumadu

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