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夏の手仕事「赤紫蘇ジュース」で涼をとろう!レモン入りで疲労回復効果も【沼津りえの季節の手仕事 #5】

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季節の移ろいを感じながら、作る過程を楽しみたい「季節の手仕事」。旬の恵みを存分に味わう逸品を料理研究家・沼津りえさんが丁寧に解説してくれます。

今回は、この季節のごほうびドリンク「赤紫蘇ジュース」にチャレンジ。鮮やかなビタミンカラーが目にも鮮やかで、飲めばスッキリとリフレッシュできます。手作りすれば、そのおいしさは格別です!

日本の夏の風物詩「赤紫蘇ジュース」でさわやかに!

梅干しを漬ける頃から、一緒にスーパーなどに出回り始める「赤紫蘇」。毎年、梅干しを漬けながら、赤紫蘇ジュースも楽しみに作っているという人も多いのではないでしょうか。

梅干し教室が大人気の沼津さんは、おまけに赤紫蘇ジュースのレシピも生徒さんに伝えています。そのレシピもさっぱりおいしいと大好評! ポイントはやはり砂糖の量にあるようです。

「砂糖の量が多い方が日持ちするので、しそ100gに対して150gくらい砂糖を入れるレシピもありますが、それに比べると私は甘さ控えめ。さらにレモン汁を使います。好みで水や炭酸水で割っても、氷を浮かべてストレートで飲んでもOKです。

赤紫蘇には抗酸化作用があり、カリウムが多く含まれるのでむくみ対策にも効果的。ビタミンやミネラルも豊富で、食欲増進や殺菌効果などもあります。レモンのクエン酸も加わって、疲労回復効果も。甘さ控えめなので、暑い日でもさっぱり。ゴクゴク飲めて、パワーチャージできますよ!」(以下「」内、沼津さん)。

見ているだけ涼やかな赤紫蘇ジュース。早速作り方をチェックしましょう。

【材料】

赤紫蘇・・・100g

水・・・1L

砂糖・・・80g

レモン汁・・・大さじ3

【作り方】

(1)赤紫蘇をちぎる

赤紫蘇は100g使いたいので、計りながらちぎっていきます。葉をちぎると濁りやすいので、葉はできるだけそのままにして、茎だけ取り除いてください。

「後で葉は濾すので、茎だけざっくり取り除けばOKです。葉だけちぎらないように気をつけてくださいね」

(2)赤紫蘇をよく洗う

水を流しながら赤紫蘇をよく洗います。1〜2度きれいな水に替えながら、葉に付いた汚れを洗ってください。汚れが戻らないよう、赤紫蘇は手ですくってざるにあげましょう。

(3)中火で8〜10分ほど煮出す

鍋に1Lの水を入れて沸騰させ、沸騰したら赤紫蘇を入れます。赤紫蘇を湯に全部浸し、再度沸騰したら、中火にして8〜10分ほど煮出します。

「赤紫蘇はお湯に入れると緑色に変わるんですよ。赤紫蘇のエキスを煮出すために、グラグラ沸騰はしていないけれど、ふつふつしている状態をキープするのがポイントです」

(4)赤紫蘇を濾す

赤紫蘇をざるにあげ、ヘラなどでしっかり絞って濾します。絞り切ったら煮汁だけを再度鍋に戻してください。

(5)砂糖とレモン汁を入れる

煮汁の入った鍋に砂糖とレモン汁を入れ、再度火にかけて軽く混ぜます。再度沸騰したら火を中弱火にして、さらに8〜10分煮ていきます。

「砂糖は好みの砂糖を使ってください。黒糖で作ってもおいしいですよ。レモン汁の代わりに、穀物酢やりんご酢を使ってもいいですね。今度は煮出すのではなく、煮汁に火を入れるイメージなので、沸騰しない程度の弱めの火加減でじっくり加熱していきます」

レモン汁を入れると鮮やかなピンク色にパッと変わります。実験感覚で、お子さんと手作りしても楽しいですね。

また、アルミの鍋が黒ずんだ際にレモン汁を使うとピカピカになりますが、それはアルミとレモンの酸が化学反応を起こしているから。そのため、レモン汁を使って煮込むときは、ホーローやステンレスなどアルミ以外の鍋を使いましょう。

(6)粗熱を取り、保存瓶に入れる

火を止めて粗熱を取り、粗熱が取れたら清潔な保存瓶に入れます。

「甘さ控えめなので、冷蔵で約10日間保存が可能。もっと長持ちさせたい場合は、砂糖を増やして調整してくださいね」

(7)できあがり!

キリッと冷やして、水や炭酸で割ったり、氷を浮かべたりして飲みましょう。

ちょうど撮影日も暑〜い1日で、ひと口飲んだら目が覚めるようなおいしさ! ビビッドなピンク色からも元気をもらい、赤紫蘇のさわやかな香りに浄化されるよう。沼津さんのレシピは甘すぎないので、ベタつかずスッキリ飲めるのもいいところ。

「手作りならではですが、できたてをホットで飲んでもおいしいですよ。大人は炭酸で割ってお酒を加えたり、子どもたちにはかき氷やアイスクリームにかけてもいいですね。1Lなのですぐに飲み切る量なので、作り立てのフレッシュなおいしさを味わってみてください」

赤紫蘇ジュースは夏のおもてなしにもおすすめ。赤紫蘇ジュースが出てくると、なんだかうれしくなりますよね。ぜひ夏の手仕事を楽しんでみてください。

取材・文/岸綾香

【取材協力】

沼津りえ

料理研究家、管理栄養士、調理師。料理教室『cook会』主宰。バラエティー豊かなレッスン内容が好評で、東京・阿佐ヶ谷を中心に数多くの料理教室を開催。毎年、梅漬けの教室はリピーターが多く大人気に。手軽でシンプルなアイディア溢れるレシピに定評があり、雑誌などのメディアでも活躍。著書に『いろんな味で少しだけつくる ちょこっとだけ漬けもの』(学研プラス刊)、『55分焼きたてパン 粉100gの食べきりレシピ。手も道具も汚さずパパッとかんたん』(主婦の友社)、『野菜まるごと冷凍レシピ』(主婦の友社)など多数。HPはこちら。Instagram@rienumadu  YouTube  管理栄養士  沼津りえの「阿佐ヶ谷夫婦チャンネル」

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