1、2、3のステップに合わせて、美しいくびれラインを作る!
nullサルサとは、通常はペアで踊るラテンダンスで、キューバン、プエルトリカンなど、国や地域で独自のスタイルがありますが、基本のステップは1、2、3の3ステップ。足というよりも、腰からステップを踏む動きが特徴で、そのため、お腹の引き締めとくびれ作り、ヒップアップにダイレクトに効きます。
最初は足の動きに戸惑うかもしれませんが、ステップを「踏んで、踏んで、戻す」と覚えてやってみましょう。腹筋に力を込めて骨盤から下半身を内側から外側にひねりながらステップを踏みます。背筋を伸ばして胸を張り、上半身を引き上げる姿勢をキープしながら下半身をしっかり動かすことで、ぷよぷよ肉を筋肉に変える筋トレにも。骨盤からお腹をひねる動作が腹斜筋を刺激して、待望のくびれも手に入れられます。
基本の呼吸姿勢「ドローイン」のやり方
nullお腹にグッと力を入れて凹ませたまま行う呼吸です。体幹を鍛えて正しい姿勢を維持します。
(1)お尻をキュッと締める。
(2)息を吐きながらお腹が凹んだ状態をキープ。
(3)深く吸って、細く長く吐く呼吸を続けます。
ハイヒールを履いているつもりで背筋をピン!「サルサのステップ」
null(1)ドローインをしてお腹に力を入れ、両腕を上げてゆっくり戻し、背筋を伸ばす。お腹とお尻に力を入れた体勢をキープ。
(2)右足から1,2,3とその場でステップを踏む。お腹全体に力を入れてお尻を締め、骨盤を押し出すように2回続ける。
(3)右足から前に1歩、2で右の骨盤を押し出し、3で元の位置に戻る。左足を後ろに1歩、2で左の骨盤を後ろに引き、3で元の位置に戻る。
(4)右足から前に1、2、3とステップを踏み、次に左足を前に1、2、3。
(5)右足を後ろに引いて1、2、3、次に左足を後ろに引いて1、2、3。
POINT
お腹とお尻を弛めない。
ハイヒールを履いているつもりで、前に出す足はつま先に重心をおく。
胸を張る。首を長く上体をスッと上に持ち上げつつ、軽くつま先立ちをし、足の親指の母指球(付け根の部分)に体重をのせる。両足の内ももをすり合わせるように足を運ぶ。
音楽に合わせて、リズミカルに動きましょう!3回リピートして約3分。動きになれたら、お腹をひねり絞るように骨盤を動かすと、腹筋とヒップアップの強化に!
メレンゲ+サルサで軽やかに踊ってみましょう!
nullサルサのステップに慣れたら、前回の「メレンゲのステップ」とつなげて、踊るようにステップを踏んでみましょう。これで基本のラテンステップが完成。好きな音楽で毎日楽しく踊っているうちに、もれなくメリハリボディもついてきます。
「ラテンダンスというと“お尻を振る”と思われがちですが、これは大きな勘違い。腹筋と骨盤を“ひねって”、足を前後左右に“運ぶ”ことを意識してください。そうすると自然にお尻の筋肉も刺激することとなり、ヒップアップ効果も。ひざを曲げないこと、猫背にならないこと。全身をピンと張ってセクシーにキメてくださいね!」(Sachiさん)
【取材協力】
Sachi・・・オリジナルプログラム「ボディデザイン」をベースにインナーマッスルトレーナーとして活躍。また、モデル、ダンサーとしての一面も。2015年に女児を出産。その経験を活かし、産後のボディバランス改善エクササイズを東京都内各地のスタジオにて開講中。http://www.sachifitness-latin.com
【衣装協力】
Reebok / https://reebok.jp
Top: ¥6,469・Bottom: ¥8,629・Shoes: ¥11,800(税込)