ダンシング・クイーンになった気分で…全身を引き締めてキュッとくびれも!
nullメレンゲとは1,2,1,2……と2拍子で踏むステップのこと。その語源はフランスのデザート「メレンゲ」から、もしくは西アフリカのダンスが語源とも言われますが、誰でもすぐに始められるラテンダンスの基本ステップとのこと。
足の動き自体はシンプルですが、「基本のドローイング」で腹筋に力を込めて骨盤から下半身をひねり、お尻で8の字を描くようにひねりの動きを加えてこそメレンゲ。背筋を伸ばして胸を張り、上半身を引き上げる姿勢をキープしながら下半身をテンポよくしっかり動かすことで、ぷよぷよ肉を筋肉に変える筋トレにもなります。骨盤からお腹をひねる動作が腹斜筋を刺激して、キリッと美しいくびれを手に入れられますよ。
基本の呼吸姿勢「ドローイン」のやり方
nullお腹にグッと力を入れて凹ませたまま行う呼吸です。体幹を鍛えて正しい姿勢を維持します。
(1)お尻をキュッと締める。
(2)息を吐きながらお腹が凹んだ状態をキープ。
(3)深く吸って、細く長く吐く呼吸を続けます。
ジワッと汗ばんできてからが本番!「メレンゲのステップ」
null(1)ドローインをしてお腹に力を入れ、両腕を上げてゆっくり戻し、背
筋を伸ばす。
(2)その場で、いち、に、いち、に…と足踏みを4回行う。
(3)いち、に、いち、にのテンポのまま、つま先をちょこんと前に8回タッチ。両腕を上に上げて戻しながら、4回タッチ。
(4)同じ動きで右回りしながら足先を8回タッチ。元の位置に戻る。
POINT
上体はまっすぐキープ。お腹とお尻から力を抜かない。
骨盤から足を前後に押し出すようにする。脇腹をギュッと締めると、骨盤が前に出やすい。
あごを引き、出っ尻にならないよう注意。
腕は、ひじを軽く曲げて指先をピンと伸ばすときれいなポーズに。
「ラテンダンスというと“お尻を振る”と思われがちですが、これは大きな勘違い。腹筋と骨盤を“ひねって”、足を前後左右に“運ぶ”ことを意識してください。そうすると自然にお尻の筋肉も刺激することとなり、ヒップアップ効果も。ひざを曲げないこと、猫背にならないこと。全身をピンと張って、美しいメレンゲを作ってくださいね!」(sachiさん)
【取材協力】
Sachi・・・オリジナルプログラム「ボディデザイン」をベースにインナーマッスルトレーナーとして活躍。また、モデル、ダンサーとしての一面も。2015年に女児を出産。その経験を活かし、産後のボディバランス改善エクササイズを東京都内各地のスタジオにて開講中。http://www.sachifitness-latin.com
【衣装協力】
Reebok / https://reebok.jp
Top: ¥6,469・Bottom: ¥8,629・Shoes: ¥11,800(すべて税込)