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【暑さと汗との闘い2025】この夏、「これ買って大正解でした」19選!ママ友推薦のサドルカバーから肌着、サラサラコスメまで

もはや5月あたりから“夏”が始まっていますが、8月に入り“暑さの性質”が変わってきましたよね。いわゆる“残暑”になり、今までと違い全身にまとわりつくような暑さへと変化。7月の間には感じなかった背中に流れる滝汗が発生! ここから約3カ月、暑さとの闘いは続きます! 自他ともに認める暑がりで汗っかきの私。今年もさまざまな暑さ対策アイテムの情報を集めてきました!

去年に引き続き愛用しているお風呂アイテム

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『マーロ』「全身用クレンジングソープ〈クール〉」635円(税込/以下同)で購入
『MARO17』「ボディソープ〈パーフェクトウォッシュ〉」1,026円で購入
『クナイプ』「バスソルト ライムミントの香り」2,181円で購入

普段、お風呂アイテムにこだわりはありません。「牛乳石鹸」の赤箱と、ドラッグストアでそのときディスカウントになっているシャンプー&トリートメントを使っている程度(笑)。

でも夏のお風呂タイムは身体はもちろんのこと、気持ちもすっきりさせてくれる重要な時間なのでちょっとこだわって選んでいます。ボディソープは去年から引き続き、すっきり感とデオドラント効果が高かった『マーロ』シリーズを愛用。そして夏バテ防止のために必ず湯舟に入るので、入浴剤はクール感の高い『クナイプ』のライムミントを使っています。

肌着は『グンゼ』の「キレイラボ」一択!

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『グンゼ』「キレイラボ ラン型インナー(パッド付)」1,870円で購入。

もはやこの暑さ! 暑いし締めつけるし、洗い物は増えるしで、ブラジャー×キャミソールのダブル使いは卒業! 去年、肌着を『グンゼ』の「キレイラボ」パッド付タンクトップに買い換えました。あまりに良かったので今年も買い足して、引き続き愛用しています。

このタンクトップのいいところは“完全無縫製”なので、縫い目が肌にあたったりせず、“ブラキャミ”以上に快適なんです! 夏、汗をかいたところって敏感になっているので、そこに縫い目が当たったりすると痛くなったり、かゆくなったりしませんか。その心配がなくなるんです。
そしてこの薄い生地! 写真じゃ伝わりにくいかもしれませんが、さらっさらで肌に馴染む薄い生地なので、Tシャツの下に着ても暑さやうっとおしさを感じません。かと言って汗の吸収が悪いわけではなく、私のようにめちゃくちゃ汗っかきのおばさんが真夏1日中着ても、ちゃーんと吸収してくれるんです。しかも薄いので洗っても乾きが早いのがいいところ。

洗濯表示などのタグすらもなく印刷で処理しているので、タグが肌にあたって痛い、かゆいなどもなし! 8月、9月に入るとオンラインショップでは価格が下がってくるので、そのときまとめ買いするのもおすすめです。

2025年夏。洗濯は“予洗い”を導入!

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洗濯洗剤は通年使っている『ライオン』の「トップ クリアリキッド」の抗菌タイプに、去年、運動する息子さんや外回りの営業職の夫を持つママたちから教えてもらった「ワイドハイター PRO 抗菌リキッド 」を合わせ使い。そしてここに今年の夏は“予洗い”をプラスしてみました。

実は前述の運動をする息子さんを持つママが「予洗いしてから“本番の洗濯”をすると汚れ落ちも汗のにおい落ちも全然違う!」と言っていて、彼女は“予洗い専用”の小型洗濯機「ウォッシュボーイ」を導入したそう。

わが家も“予洗い”をしていなかったわけではありませんが、今年の夏はそれを徹底! 汗だくで帰ってきたらすぐ脱いで各自、水で下着や肌着を手洗いするように。そのため“おしゃれダイソー”こと『スタンダードプロダクツ』で折りたたみバケツを購入! 本当は「ウォッシュボーイ」も欲しいところですが、なかなかのお値段がするのと場所を取るので、まだ検討中です(笑)。

“ギャツビーの桃”に、外国製のデオドラント剤を合わせて脇、完全武装!

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『ギャツビー』「アイスデオドラント ボディペーパー フリーズピーチ」383円で購入

もはや夏の必需品! わが家が毎夏使うボディペーパーは、“ギャツビーの桃”。数年前、「X」でお相撲さんがいちばん効果があるボディペーパーとして太鼓判を押したと話題になっていたのを見てから、これ一択です。

今年も悪あがきをして他のボディペーパーをいろいろと使ってみましたが、やはり“ギャツビーの桃”を使うとすっきり感・冷え感が全然違う! 上の娘とも「やっぱり“ギャツビーの桃”には勝てないね!」と改めてその実力を実感しました。

そして脇のデオドラント剤。今までいろいろなものを試してきましたが、どれも私には勝てず(笑)! とくに長時間効くものがなく、正直、こまめにボディペーパーで拭いたり、日中、塗り直したりして対処していました。

でも今年、ふと『アイハーブ』で『アーム&ハンマー』のデオドラント剤を買ってみたのですが、これが良かった! 朝塗って、夜まで匂うことなくケアしてくれる。これは“買い”でした! 確か600~700円くらいで買った記憶です。どうやら『Amazon』や『ヤフーショッピング』でも買えるようですね。

『無印良品』が暑さ対策に本気を出してきました!

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『無印良品』「ひんやりボディミスト エクストラクール」「ひんやりボディミスト」「服の上から使うひんやりミスト」各990円

SNSで『無印良品』の“ひんやりミスト”シリーズがいいと話題になっています。ボディミストは通常タイプとエクストラクールの2種類ですが、圧倒的な暑がりの私は“鬼冷え”すると言われている“エクストラクール”を愛用中。とくにお風呂上がりにスプレーして暑さをしのいでいます。

「服の上から使うひんやりミスト」はその名のとおり服の上から使えるので、バッグの中に入れて持ち歩き、出先でシュッシュしています。

香りはシトラスと書いてありますが、私にはメントールの香りとしか思えず……(笑)。なのでメンズ寄りな香りだと思います。すでにオンラインは完売のようですが、店舗ではまだまだ買えました。

どうせ溶け落ちるので、化粧は最低限をキープするだけに!

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『無印良品』「紙おしろい」290円、『SANA』「素肌記念日 スキンケアパウダー」1,173円で購入
『サンカット』「ライトアップUV エッセンス N ノーカラー(日焼け止め美容液)」767円で購入。

あまりの暑さに夏、化粧をしてももはや無意味ですよね。とはいえ社会人としてしなければならない場面もあり、仕方なくしていますが、どうせ汗で溶け落ちてしまうので、最低限だけしています。洗顔して保湿をしたら、「サンカット ライトアップUV~」を顔全体に塗ります。これだけで肌色が明るく! 今、こうした肌色を上げてくれる日焼け止めがあるので本当に便利! ただテカテカになってしまうので、「素肌記念日」のスキンケアパウダーをはたいてこのテカテカを防ぎます。

あとは眉を描いたりしておしまい。あまりに顔が汗でテカついてしまったときは、『無印良品』の「紙おしろい」で直すだけです。この「紙おしろい」、今、若い人の間で話題のアイテムで、人気のあまり買えないこともあるんだとか! 吸収力のある麻入り和紙のあぶらとり紙なのですが、片面におしろい粉がついていて皮脂を取りながら、メイク直しもできてしまうという優れもの。これは便利でした。

昔と違う、リンスインシャンプー

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『無印良品』「リンスインクールシャンプー」1,490円(税込)

確か私が中学生の頃(1980年代後半)に“リンスインシャンプー”が登場した記憶。当時から新しいもの好きだったので、すぐ試しましたが、洗い上がりがゴワゴワのキシキシ……以来、買うことはありませんでした。しかし去年末、身体を壊し、お風呂を短時間で済ませなければならなくなり、約40年ぶりに“リンスインシャンプー”を購入。それが「海のうるおい藻 うるおいケア リンスインシャンプー」(写真・右)でした。使ってみると40年前と違い、ゴワゴワ、キシキシ感なし! そりゃ40年も経っているんですから品質が上がるのは当たり前かもしれません。それでも驚きました!

“リンスインシャンプー”のいいところは時短なだけでなく、洗い上がりがすっきりとしているのでべたつかず、重すぎない仕上がりになり、夏場はとくにおすすめです。

『無印良品』からはクールタイプも出ていて、こちらは洗い上がりがさらにすっきりしているので酷暑シーズンにどうぞ。

メントール系が苦手な人には“無印の精油ボディソープ”。

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「精油の香り ボディソープ(ひのき&ラベンダーの香り、イランイラン&オレンジの香り)」各1,290円

ママ友たちと夏に使うボディソープについて話しているとき、「ミントやメントール系のパパが使うメンズっぽい香りばかり。あまり好きじゃないからもう少し女性が使いやすい香りで、すっきり洗えるものが欲しいよね」という話になり、ふと思い出しました! 去年の秋冬に使っていた、“無印”の精油のボディソープなのですが、自然なハーブの香りで、でも甘くなく、洗い上がりすっきり! ミントやメントール系が苦手という人は、ぜひこちらを使ってみてください。

自転車のサドルの温度、知っていますか?

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私たちお母さんにとって、自転車は日々の移動の命綱という方も多いと思います。私もその1人。雨と雪さえ降らなければ常に自転車で移動しています。が、夏の自転車のサドルの暑さ! これが毎夏“強敵”でした。今年、自由研究のために子どもが放射温度計を買ったので駐輪した自転車のサドルを測ってみたのですが、なんとその温度約67℃! この日は比較的風があったのでこの程度で済みましたが、別の日に測ったときは80℃を超えていました。これでは夏の薄手生地のパンツなど熱を通してしまい、熱くて座れないですよね……!

遮熱のサドルカバーがなかなか見つからず、今まで100円ショップで買った大きめの保冷バッグをかぶせてしのいでいました(笑)。

「全面クールメッシュサドルカバー」1,800円で購入。

でもママ友から「メッシュのサドルカバーがいい」と聞き購入。ちゃんと熱を放出してくれて、“お尻やけど”問題が解決しました! しっかりとした硬いメッシュ素材なので、長時間自転車に乗っていたらズボンの生地が擦れて傷むらしいのですが、毎日の通勤や買い物くらいでは問題なかったので安心して使ってください。

もはや家族で取り合い(笑)。デスク業務や就寝のお供に…。

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『GGPT』「ひんやりクールマット」2,849円で購入。

この冷却マット、28℃で凍り、何度でも繰り返し使えるもの。何よりもいいのが薄くて折りたため、冷凍庫に入れても邪魔にならない。試しに1枚買ってみたのですが、デスクワークのときに椅子に敷いてもいいですし(お尻を冷やすと全身の熱が不思議と引くんですよね~!)、熱帯夜など寝る時、背中に敷けば寝入りが良くなります。テレビを見ているとき脇に挟んでもいいですし、枕に敷いてもいい。アイディア次第でいくらでも使えるんです。

広げるとこんな感じ。保冷力も思った以上に続きます。これは“あたり”でした! 家族分買っても損はないと思っています。

もはや40℃以上を観測するところも出てきた、日本の異常な夏。40℃だなんて、湯舟の温度ですよね! 少しでも快適に夏を生き抜くために、気になるグッズがあったら試してみてください。

中田ぷう
中田ぷう

編集者・フードジャーナリスト。多くの料理本や暮らしの本、キャンプ本を手がける。自著に子どものごはん作りの闘いを描いた『闘う!母ごはん』、『素晴らしきお菓子缶の世界』(共に光文社)がある。 プライベートでは猫2匹&犬1匹と小学生、大学生の女の子の母。ハワイじゃなくてグアムラバー/スターウォーズマニア/アダム・ドライバーファン。Instagram

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