「スマホショルダーストラップを使っていますか?」
nullまず女性191人を対象にショルダーストラップの使用状況について尋ねたところ、結果は以下のとおり。
「使っている」・・・32票(16.7%)
「使っていたがやめた」・・・21票(11.0%)
「使ったことがない」・・・138票(72.3%)
ショルダーストラップを使ったことがある人は全体の3割弱。その53人のデータのみを抽出してみると……?
「使っている」・・・32票(60.4%)
「使っていたがやめた」・・・21票(39.6%)
試してみたものの何らかの理由でやめてしまった人は4割弱とのことです。
もう手放せない!スマホショルダーストラップのメリットは?
nullスマホショルダーストラップを「使っている」と回答した32人に、おすすめの理由を尋ねました。
落とさない、なくさない!

「頻繁にスマホを落としてしまうようになったので、スマホを斜めがけすることに。落とすことが一切なくなり、安心です」(53歳/主婦)
「スマホの置き忘れがなくなった」(62歳/主婦)
スマホを持ち歩いていて怖いのは、うっかりによる事故。手を滑らせて落下させて画面にヒビが入ったり、どこかに置き忘れたりしては悔やんでも悔やみきれないですよね。
スマホショルダーストラップで肩からかけて肌身離さずの状態であれば、ほぼその心配はなし。何らかのトラブルをきっかけに「もう同じミスは繰り返したくない!」とスマホショルダーストラップを使い始める人も少なくないようです。
すぐ取り出せる

「スマホを探すことがない」(69歳/その他)
「邪魔にならないし、電話にもすぐに出られて便利」(48歳/主婦)
「買い物で支払いの時、便利だから」(59歳/主婦)
電話の着信があった際、お店や乗り物で決済するタイミング、とっさに写真を撮りたいときなど、鞄の中でスマホが迷子になって焦った経験はないでしょうか。
いつでもどこでもすぐにスマホを手に取って必要な操作ができるというのもスマホショルダーストラップの強みといえそうです。
身軽にスマホを持ち運べる
「スマホだけを持ち歩きたいとき、ポケットのない衣類を着ているときに使っている」(40歳/その他)
「仕事中のご飯休憩時に携帯だけ持ち運びできて便利だから」(54歳/その他)
「スマホだけでなく、小銭入れやちょっとした必要な物が入れられるものを使っている」(48歳/その他)
「子どもと外遊びするときに便利」(30歳/その他)
なるべく手ぶらに近い状態で出歩きたいときにスマホショルダーストラップがあると便利。子どもを連れての外出で抱っこしたり手をつないだりする必要がある場合にも、スマホショルダーストラップが活躍してくれそうです。
使ってみてわかった!スマホショルダーストラップのデメリットとは?
null逆に、スマホショルダーストラップを試してみたものの使わなくなった理由についても尋ねてみました。
肩が凝ったから

「肩が凝って首も痛くなったから」(39歳/主婦)
「紐が食い込んで痛かったから」(53歳/総務・人事・事務)
「肩から紐がずり落ちることがある」(35歳/会社経営・役員)
スマホショルダーストラップをやめた理由としてまず多かったのは“肩こり”。素材や相性にもよるとは思いますが、持ち歩いていて肩に違和感があったり、体に負担がかかってしまったりすることもあるようです。失敗しないためにはネットで購入するのではなく、お店で試してみて使用感を確認するのがベターかもしれません。
他の収納で事足りるから

「手に持ったり鞄に入れたりするので十分だと思うから」(43歳/総務・人事・事務)
「結局ポケットインの方が手軽に使えるので」(68歳/主婦)
“すぐ取り出せる”のがスマホショルダーストラップのメリットですが、衣類や鞄のポケットなど他に手が届きやすい収納場所があればわざわざスマホショルダーストラップに頼らなくてもよいとの声も……。
たしかに、スマホの定位置さえ決めておけば、使いたいときに見当たらないなんて事態も回避できますし、スマホショルダーストラップの必要性は乏しいかもしれません。
かえって邪魔になるから
「スマホしか入らないので、もう1つ荷物を持つことになってしまうから」(65歳/その他)
「リュックなので、リュック紐とスマホ紐が重なり不便だから」(59歳/主婦)
スマホだけ持ち歩く分には身軽に感じられるスマホショルダーストラップですが、“鞄+スマホショルダーストラップ”ではかえって荷物が増えて邪魔に感じられるという人も。スマホショルダーストラップが便利かどうかはあくまでケース・バイ・ケースかもしれません。
一口に“スマホショルダーストラップ”といっても、100均グッズからブランドものまでタイプも価格も千差万別。どんな感じか気になる人は、まずは安価なものを試してみるとよいかもしれませんね。今回のアンケートに寄せられたコメントもぜひご参考にしてみてはいかがでしょうか。

成人までの人生を受験勉強にささげた結果、東京大学文学部卒業。その後なぜか弁護士になりたくて司法試験に挑戦するも、合格に至らないまま撤退。紆余曲折の末、2010年よりフリーライターの看板を掲げています。