鉄壁のガード!手帳型スマホケースのメリットは?
null落としても安心!
「落としたときの衝撃吸収の度合いが高い。背面も画面も保護してくれるから」(42歳男性/その他)
「スマホを見ながら寝落ちして、ベッドからよく落とす。保護しているケースがなかったら画面が損傷していたと思う」(61歳女性/主婦)
「何度か机から落としたがスマホが無傷なのは手帳型ケースのおかげだと思う」(63歳男性/その他)
手帳型スマホケースのメリットとして圧倒的に多かったのは保護力の高さ。側面や背面だけを覆うケース型や側面のみのフレーム型とは違い、スマホ全体をしっかりカバーするため、手元が狂って落としてしまった……なんてときも無傷で済む可能性が高く、おっちょこちょいでも安心です。
スマホ画面をしっかりガード
「よく見るとスマホケースに小さな傷がたくさんついている。もし付けていなかったらスマホ本体がボロボロになっていたと思う」(37歳男性/その他)
「鞄内でどこかに当たって、誤作動が起きたりしない」(48歳女性/営業・販売)
「電車などで隣の人の視線を遮ることができる」(55歳男性/総務・人事・事務)
落としたり乱暴に扱ったりしたわけではなく、ただ鞄に入れて持ち歩いているだけでも、いつのまにか細かい傷や汚れが付いたり、何かの拍子に画面が接触して誤作動を起こしたりスマホはとてもデリケート。大切な機器を長く愛用するためにもトラブルを防止するためにも、全体を保護する手帳型は重宝するといえそうです。
カードなど収納できて便利
「カードが収納できるスリットにいつもPASMOを入れてバスや電車の乗り降りのときに使っている」(66歳男性/その他)
「緊急時のテレフォンカード、および現金一万円札を細かく折ってケースに収納している」(56歳男性/その他)
「カード等を入れられるので、スマホ1つで外出しても困らない」(58歳女性/総務・人事・事務)
手帳型スマホケースの多くには、収納用のスリットが付いているのでカード類などを一緒に持ち運べて便利。筆者も手帳型派ですが、交通系のICカードをスリットに入れています。電車やバスでの移動中たいていスマホは手に持ったままなので、いちいち鞄からごそごそとカードを取り出さずにスムーズに乗り降りできるのはかなり快適です。
その他、こんなメリットも…
「手帳型のほうが、スマホの取り扱い時に落としにくいと思う」(49歳男性/その他)
「置き忘れづらくなった」(63歳男性/営業・販売)
「お気に入りの柄を選べばケースを見るだけで楽しい」(54歳女性/金融関係)
筆者が手帳型を使い始めたきっかけは、裸のスマホを勢いよく床に落として画面にヒビが入ってしまったこと。「次からは大丈夫なように」と、新しい端末を手帳型に入れて持ち歩くようにしたところ、なぜかそれ以来、手元が狂ってスマホを落とすという失態をやらかしていません。
感じ方には個人差はありますが、人によっては手帳型が手になじみやすかったり、両手でしっかり持つことで落としにくかったり、あるいは手帳型に入れることでスマホに意識が向いて紛失しにくかったり……なんて効果もあるかもしれません。
こんな人はやめたほうがいい!手帳型スマホケースのデメリットは?
nullかさばる、重い…
「かさばるし洋服のポケットに入らなくなるので、スマホのためにわざわざバッグが必要」(66歳男性/その他)
「手帳型カバーを付けると車のスマホホルダーに収まらない」(59歳女性/主婦)
「付けない状態と比べてやや重く感じる」(48歳男性/その他)
全体をカバーできる防御力の高さは魅力的ですが、反面、スマホが一回り大きくなってしまうので、洋服のポケットで持ち運びしにくいという意見も。また、カード類を入れることも影響してか、手帳型を重く感じる人もいるようです。
表カバーの開閉が面倒
「毎回フタを開け閉めするのが邪魔臭い」(69歳男性/営業・販売)
「大した手間ではないが、使うときに開く必要があること」(61歳男性/公務員)
「急いで画面を見たい時にいちいちケースを開かないといけない」(54歳女性/金融関係)
画面を保護できるのが手帳型の強みですが、すなわち画面を見たいときには“表カバーを開く”というワンアクションが当然ながら必要。これが地味に面倒だと感じる人もいるようです。
筆者などは、むしろむやみにスマホを触るのを抑止する効果が少しはあって逆にメリットだと思うのですが、表カバーの存在をプラスにとらえるのかマイナスにとらえるのかは人それぞれかもしれません。
着信・通知に気づかないことがある
「カバーを閉じているので通知や着信に気が付かないことが多い」(24歳男性/学生・フリーター)
「着信をバイブにしていると、ほぼ気が付かない」(49歳女性/総務・人事・事務)
「スマホが手近にないと着信時に気づかず間に合わないことがある」(59歳男性/営業・販売)
手帳型にすっぽりとスマホを収めていると、着信音などに気づきにくいというデメリットも。大事な連絡を待っているときはケースから出しておくなどの対処が必要かもしれませんね。
操作に支障が出ることがある
「写真を撮っているときに、扉の部分が邪魔に感じたり、影になったりする」(66歳男性/その他)
「通話時に開いているカバーが邪魔」(56歳男性/その他)
操作面でのデメリットとして、特に多かったのは“写真が撮りづらい”との声。カメラの使用頻度が高い人には、手帳型はあまり向いていないかもしれません。
その他、こんなデメリットも…
「合皮を使ったケースで汚れが目立つ」(69歳女性/その他)
「革製品なので摩耗が早い。定期的に買い替えが必要だと感じる」(35歳女性/その他)
「特に不便がないが、敢えて挙げるとしたら熱が逃げないので温度が上がる。特に夏場は警告がよく出るので手帳型ケースを外すことが多い」(63歳男性/その他)
たしかに、筆者も今年の夏、スマホ画面に高温注意の警告が出て焦った経験が……。スマホ保護に役立つ手帳型ケースですが、逆に、熱による負荷をかけないためには、猛暑下でのおでかけ時には外すなど臨機応変な対応が求められそうです。
ちなみに、デメリットに関しては「特にない」との声もちらほら。スマホケースの選び方については各人の好みがありますが、「今は付けてないけれど、やっぱり必要?」「どのタイプがおすすめ?」など気になる人は、今回のアンケートに寄せられた経験者の声をぜひご参考にしてみてくださいね。
成人までの人生を受験勉強にささげた結果、東京大学文学部卒業。その後なぜか弁護士になりたくて司法試験に挑戦するも、合格に至らないまま撤退。紆余曲折の末、2010年よりフリーライターの看板を掲げています。