やっぱりないと困る!「調理器具」
null「マッシャー。フォークでポテトをつぶせばいいかと処分したが、なかなか簡単につぶせないことがあって捨てなければよかったと思った」(41歳/主婦)
「金属製のおたま。シリコン系に変えたが、溶ける心配もあるかもしれないし、金属も必要と感じた」(29歳/公務員)
「金属製のフライ返し。プラスチック製では固くないため頼りないと感じることがある」(51歳/会社経営・役員)
「粉ふるい。引越しの際に捨ててしまったけれど、シフォンケーキなどを作る際、粉がふんわりしていないとダマになりやすい。専用の粉ふるいがやっぱり必要だった」(57歳/総務・人事・事務)
「泡だて器。こどもが産まれてからケーキを作る時に、生クリームを泡立てるのに必要になった」(32歳/主婦)
「缶切り。危ないし、最近のものは缶切りを使わなくても開くものばかりなので処分したけど、たまにいる。空のみりんなどのペットボトルと蓋を切り離す時にも、使えたなと思う」(29歳/学生・フリーター)
近ごろはシリコン製などの調理器具が増えてきていますが、昔ながらの金属製の良さを実感する方も。その他、じゃがいもをつぶす、粉をふるうなど、ある作業に特化した器具は、やはり専用アイテムが勝るようです。
「包丁・まな板」は用途に合わせて使い分けたい
null「パン切り包丁。使う頻度は少なくても、やっぱりサンドウィッチやバケットを切るのはパン切り包丁が綺麗に切れるから」(42歳/主婦)
「魚用の包丁。普通の包丁で何でも切れる、調理できると思っていたが、釣りで仕入れた魚を切り下ろすには専用の包丁が便利だった」(28歳/その他)
「大きなまな板。邪魔だと思ったけれど、その後パン作りをするようになって、おいておけばよかったと思った」(55歳/主婦)
「小さくて薄いまな板。ちょっとしたものを切りたいときにわざわざ大きなまな板を使っていて、洗うのがめんどくさいから」(24歳/総務・人事・事務)
包丁は、その食材専用のものを使う方が断然使いやすかったという意見が。また、まな板についても、大小それぞれに重宝する場面があるので、手放してしまって後悔したという方がいるようです。
その薄さ…包丁では至難の業「スライサー・ピーラー」など
null「スライサー。包丁で切ればいいと思って処分したが、やっぱりスライサーが楽」(50歳/主婦)
「たまごスライサー。包丁で切れると思ったけど全然スライスできない。半分に切るのが精いっぱい」(41歳/コンピュータ関連以外の技術職)
「ピーラー。大根、にんじんの細切りをするのに薄く切れるし、ドレッシングとよく絡むから持っているべきだった」(47歳/デザイン関係)
「チーズシュレッダー。以前はフレッシュチーズが好みでハードチーズは滅多に食べなかったが、今は大好きなため、カットしてシュレッダーで粉チーズにしたい時がある。処分しなければ良かったと後悔しました」(52歳/その他)
調理の時短、かつ安全に食材の皮むきやスライスが簡単にできるピーラーやスライサー。包丁でも代用できるからと処分したものの、あった方が便利だったなと痛感する方が多い模様。特に卵スライサーは、これでないとうまくスライスできない!との嘆きが続出しました。
出番の少ない「蒸し器・鍋」なども他にはない良さが
null「蒸し器。めったに使わないし大きくて場所を取るので処分したが、茶わん蒸しやプリンなどを作る時にあったら便利だと思った。レンジではうまく作れない」(55歳/主婦)
「小さい鍋。大きい鍋があれば大丈夫と思っても片づけが億劫で小さい鍋がいいという時がよくあります」(38歳/その他)
「大きい鍋。かさばるから処分したが、1年に2回ほど使いたい時がある」(43歳/その他)
「1リットル位の容量の耐熱ガラス製片手鍋。今より家族が多かった頃にいただいたが、1人分のラーメンを作るのにも小さすぎると処分した。最近になってレンジ調理が増えてくると、その便利さが身に染みた。金属の鍋の特有の臭いや、シリコン鍋の様に色・におい移りがしないのが良いと思った。結局新たに買いなおしたが、同じデザインの物は見つからなかった」(58歳/その他)
「鉄のフライパン。手入れが面倒で使わなくなったので処分してしまったけど、鉄のフライパンで調理した方が食材が美味しくなるように思えたので。手放さなければよかったと思っています」(48歳/その他)
「小さなホットケーキ用のフライパン。最近バーベキューにはまっていて、外で使うのに小さいフライパンを残しておいたらよかったなと後悔しています」(39歳/主婦)
今回、蒸し器を挙げてくれた方は多くいました。そこそこ場所をとるものは、収納が狭いとちょっと邪魔に感じたりしますよね。でも、たまに使いたくなるのが悩ましいところ。一方で、小さい鍋やフライパンの方が使い勝手がよかったという人もいました。
今なら使いこなせたかも…「キッチン家電」
null「ホームベーカリー。小麦が体質に合わなくなって、手放しました。最近米粉の商品が増えていて、小麦が苦手な私でもパンを食べることができるし、手作りだと安心安全なので手放さなければ良かったと思っています」(52歳/その他)
「ノンフライヤー。面倒で捨てたけど、子どもできたので捨てなきゃ良かった」(39歳/その他)
「ティファールの電気ケトル。使わなくなったので処分したが、冬に温かい飲み物を作ろうと思ってもいちいちやかんでお湯を沸かさないと作れないので、不便になって後悔した」(55歳/主婦)
「ホットサンドメーカー。たまにしか作らないし面倒だからと手放したが、ネットで他の用途でも使えると知って後悔した」(41歳/その他)
「ヨーグルトメーカー。当時は忙しくてもらったものの使わずにいたけど、余裕ができてきた今なら使ってみたい」(43歳/その他)
「フードプロセッサー。年期の入ったフープロ。場所をとるのでハンドミキサーに買い換えました。でも、フープロだとパンの生地も作れるしクッキー生地もササっと作れて便利だったと悔やまれます」(58歳/主婦)
「ハンドブレンダー。使わないと思い、あげてしまいました。コロナ禍で家でお菓子作りの時に使えたかなと思います」(35歳/総務・人事・事務)
「ジューサー。年に1回使うか使わないかだったので手放した。でも手放した途端に生野菜ジュースやフルーツジュースにハマった。世間では健康ブームでスムージーが流行っており、捨てるんじゃなかったと後悔した」(32歳/その他)
子どもができた、コロナ禍になったなど生活が変化したり、米粉やスムージーブームなどが来たりしたことで、今なら使えたのになーと悔やむケースもあるようです。
その他、こんなキッチングッズも…
null「保温・保冷ポット。以前は全然使用しなかったのでキッチンに置いておいても邪魔だし、処分しました。ですが、昨今の値上げラッシュや、夫の転職などで少しでも光熱費を節約したいと思い、買い直しました」(45歳/学生・フリーター)
「シリコンラップ。あまり粘着力もなく、洗うのも面倒くさくなり捨ててしまったが、ちょっとだけ蓋をしたい時などにサランラップなどを使うのは勿体無いし、環境に悪いのでシリコンラップのほうがいいと思った」(29歳/コンピュータ関連以外の技術職)
「たこ焼き器。邪魔だから捨てたものの、やっぱり恋しくなります」(26歳/デザイン関係)
「サラダスピナー。場所をとるので手放したけど、水気をしっかり取ったサラダは美味しいので必要だと思った」(35歳/その他)
皆さん、まだまだ後悔したキッチングッズはあるようですね。中でも、保温・保冷ポットは、この値上げラッシュのことを思うと、なるほどと考えさせられました。
処分しようかな、でも……とちょっとでも迷ったら、一旦保留にして置いておくといったルール作りで、“しまった~”を最小限に抑えられるかもしれません。もし手放して後悔したとしても、当時より性能のいいアイテムが迎えられるチャンスだと、考え方を変えてみてはいかがでしょうか?
趣味は、ショッピング、寺社仏閣巡り、歌舞伎鑑賞など。短大時代に生け花や茶道に触れ、伝統文化に興味を持つ。花が好きなこともあり、花屋での勤務も経験。また、わんこも大好きで、愛犬の初老チワワに癒される毎日です。