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「浴室からなくして後悔したもの」がこんなに…!思わぬカビの発生に驚愕も

油断するとあっという間にあちこちにカビが生えてしまうのが浴室。「置くものはできるだけ少なく……」と考えている方も多いのでは? でも、実際になくしてみると、中には「やっぱり必要だった!」と気づくものもあるかもしれません。

そこで『kufura』では、20~50代の男女381名に、「浴室からなくさなければよかった」と後悔したものについて聞いてみました。アンケートの結果、381名中、約45%にあたる170名から後悔の声が。そのアイテムを理由とともにご紹介していきます。

掃除やつけ置き洗いにも便利でした…「洗面器」

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「シャワーがあるので洗面器を一旦なくしてみたのだけど、シャワーだと水をかなり使用することになるので水道代が怖いな……と思うようになり、やはり洗面器は必須だなと思うようになった」(43歳/女性/主婦)

「洗面器を使わないのでなくしたら、床の泡を流したりちょっとした洗い物をしたいときなど結構使いたい場面があって後悔し、結局買い直した」(46歳/男性/その他)

「洗面器。小物を浴室で洗濯したいときに、ないと少し不便」(43歳/女性/公務員)

「洗面器。邪魔なので捨ててしまったが、ちょっとした洗濯物のつけ置きなどにあると便利なので、結局、折り畳みのを新たに買い直しました」(48歳/女性/主婦)

「洗面器。シャワーだけじゃなく、たまにはバサーと湯をかぶりたい」(51歳/女性/その他)

「洗面器。かけ湯が出来ないから」(28歳/女性/総務・人事・事務)

多かった回答が洗面器。毎日使うことはなくても、浴室の掃除や洗濯物のつけ置き洗いなど、ちょっと使いたいシーンが意外とあるのかもしれません。

「椅子」をなくしたらかえって掃除が大変に!?

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「お風呂の椅子をなくしたら、洗いづらく泡が飛び散り掃除が大変だった」(41歳/女性/その他)

「椅子がないと座れないし大変だと気づいた」(40歳/女性/その他)

「お風呂の椅子をなくしたら、子どもを洗う時に不便」(23歳/女性/公務員)

「子どものおふろの椅子。少し大きくなってきたので捨てたら、洗髪のときにまだ必要だった」(39歳/女性/主婦)

「お風呂の椅子を無くしたら冬場は寒い」(51歳/男性/企画・マーケティング)

「椅子を無くしたら、疲れてるときに意外と不便」(38歳/男性/総務・人事・事務)

「お風呂の椅子をなくしたらリラックスできなくなった」(37歳/男性/コンピュータ関連以外の技術職)

洗面器と並んで、椅子の回答もたくさん寄せられました。「やっぱり椅子に座った方が楽」という意見や、立ちながら洗うために「泡が飛び散って掃除が大変になる」といった理由が大半でした。また、自分だけでなく子どもの髪や体を洗うのにも椅子がないと不便に感じるという声も聞かれました。

カビ発生の原因に!?「浴槽のフタ」

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「フタが汚くなり捨ててしばらく買い直さなかったら、蒸気で壁にカビが生えやすくなって酷いことになりました」(49歳/女性/総務・人事・事務)

「浴槽のフタです。使わないと場所を取るので物置まで持っていきましたが、浴室にカビが生えやすくなったので戻しました」(56歳/男性/その他)

「掃除が面倒なので浴槽のフタを外した。保温ができないので、結局追い焚きをする」(22歳/男性/営業・販売)

「水面にはるアルミをなくしたら、すぐお湯が冷めるようになってしまった」(46歳/男性/その他)

浴槽のフタを処分したという方も少なくありませんでした。「お湯が冷めやすい」「追い焚きすることになって、ガス代がかかる」という体験に見舞われてしまって後悔するケースがあるようです。蒸気でカビが生えやすくなった……と驚愕の声も。

床置きや備え付けの「棚」をなくしたら…

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「シャンプーなどを置く棚。捨てたら不便だった」(44 歳/女性/その他)

「シャンプーなどのボトルを置くステンレスメッシュ製の置き場を無くして浴室のスペースを確保したが、棚などに直置きするようになったせいでボトルの底面にカビが生えるようになってしまった」(55歳/男性/その他)

「シャンプーなどを整理する棚。棚が邪魔なので取り外したらカビがたくさん生えてしまい、なくしたことを後悔しました」(28歳/女性/主婦)

浴室をスッキリさせたいと、シャンプーやボディソープなどを置く棚をなくした方からは、「不便」「結局ボトルの底にカビが生えた」という声も。kufuraでは、浴室に浮かせるアイテムを取り入れたアイディアもご紹介していますので、こちらもぜひご参考に!

後から備えるのは大変な「浴室の設備」

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「追い焚き機能。浴室リフォームしたとき、予算の都合で付けなかったけど、付けておけばよかったといま思っている」(51歳/女性/総務・人事・事務)

「ガス湯沸し器。オール電化にしてガス湯沸し器を取り払ったが、追い焚きができなくなってしまい不便」(52歳/女性/その他)

「暖房と冷房。まだ高額なんで付けてないけど、やはりないと冬は寒いし、夏はカビが生えやすくなった」(46歳/女性/主婦)

設備面では、追い焚き機能をあげる声がちらほらありました。家族が多ければ追い焚き機能はやっぱりあると便利なのかもしれません。いずれにしても、これらは後から備え付けるのは大変なので、後悔のないようにしたいところですよね。

すぐ手に届く距離感がよかった?「掃除・洗濯物グッズ」

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「風呂場の掃除道具を外に出したら掃除するのが面倒になった」(37歳/男性/その他)

「掃除用のブラシ。入浴中にちょっと気になった所をすぐに掃除出来ていたから」(53歳/男性/総務・人事・事務)

「カビ取りのブラシを捨てたが、掃除がしにくくなった」(28歳/女性/営業・販売)

「排水溝のフタ。掃除が楽だけど見た目が良くない」(39歳/男性/コンピュータ関連技術職)

「洗濯物を干す竿。部屋だけじゃ足りないから後悔した」(40歳/女性/総務・人事・事務)

掃除グッズは、浴室になければスッキリするけれど、「浴室にあった方がすぐに掃除できる」というメリットがあるよう。排水溝のフタについては見た目から後悔しているという方も。物干し竿も、たしかにあると便利ですよね。

共感できるアイテムも!その他の声

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「シャワーを置くグリップ。低い位置のものは使わないと外したが、不便になった」(49歳/男性/出版・マスコミ関係)

「体を洗うタオル。ないと背中洗えない」(33歳/女性/主婦)

「お風呂用のシャワーカーテン。無くしたら周りがびしょびしょ」(34歳/男性/その他)

「時計。時間を確認できない為、急なときに困りました」(30歳/女性/その他)

「大きな鏡。全身見られるのはケアをするのに便利だから」(31歳/女性/弁護士)

「鏡。ひげをそるときなどに不便に感じます」(46歳/男性/営業・販売)

「ものを置くのをやめたが、いちいち持っていくのが面倒」(43歳/男性/コンピュータ関連以外の技術職)

それ以外にも、鏡やシャワーカーテン、時計など、さまざまな声があがりました。中には共感できるものもあるのではないでしょうか?

 

ものがない方が片付いてすっきり見えてお手入れの手間も減るけれど、快適にお風呂に入れなければ元も子もないですよね……。アンケートの回答では、「結局買い直した」という方も少なくありませんでした。

浴室の整理を考えている方は、ここで紹介した声を参考に、処分するものと残すものを仕分けし、よくよく検討してみてくださいね。

 

文/佐藤まきこ

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