第7位:浴室内マット・・・6票
null「お風呂場のマット。カビが生えたりして不衛生な感じがしていたので思い切って捨てたが問題なかった」(41歳/主婦)
「古いタイプの浴室なのでタイル床が冷たくてマットを置いてましたが、なくしたら掃除が楽になりました」(46歳/主婦)
浴室の床の冷えや滑りを防止するのに役立つマットですが、カビが生えやすいのが難点。転倒事故のおそれがある小さいお子さんや高齢の家族がいる場合は別として、掃除の手間を考えると撤去するのが正解かもしれません。
第6位:鏡・・・7票
null「鏡。水垢が付着してすぐ汚くなってとても嫌なわりにいつ使う?という感じだったので無くしてみたが全然困らない」(39歳/公務員・団体職員)
「鏡。掃除の際に鏡のウロコ汚れを気にしなくていいので楽です。夫婦共に目が悪いためお風呂の鏡は見えないし、使わないので困りません」(36歳/主婦)
ウロコ汚れの除去などが面倒なわりには実用性に乏しい鏡。賃貸住宅の据え付けタイプのものは勝手にいじることはできませんが、正直取り外せるものなら取り外したいと考えている人は多いのではないでしょうか。
第5位:ボディタオル・・・10票
null「洗身タオル。換気があまりできない構造の浴室で、衛生面が気になっていたので、思い切って浴室には置かずに毎回持ち込んで、バスタオルと共に洗濯するようにした」(42歳/その他)
「ボディタオル。乾かしていても、すぐ黒ずんでしまっていた。泡のボディソープにしたので必要がなくなった」(50歳/総務・人事)
濡れたままのボディタオルを浴室内に放置すると、カビの発生など衛生面の問題が気になるところ。コメントにあるように、都度持ち込むようにするか、いっそボディタオルの使用をやめるのもひとつの手のようです。
第4位:風呂桶・・・15票
null「桶。基本シャワーなのでなくても困らなかった。本当に必要な時だけ出してきて汚れないようにしている」(31歳/主婦)
「手桶。以前は使うのが当たり前だと思っていましたが、シャワーもあるのでそれで事足りることに気付きました。風呂場に置くものは少なければ少ないほど掃除が楽になりました」(38歳/契約社員・派遣社員)
湯をためておいたり、かけ湯したりするのに使う風呂桶ですが、シャワーがあれば不要との声も。シャワーで水を出しっぱなしにするより風呂桶を使うほうが節水にはなりそうですが、桶の内側・外側のぬるぬる汚れと格闘することを思えば、風呂場からなくしてしまったほうがストレスフリーかもしれません。
第3位:椅子・・・16票
null「椅子。立ってシャワーで何も問題なかった」(41歳/主婦)
「お風呂用の椅子。なくても困らなかったです。汚れる心配もないし、椅子がない分広く使える。お風呂掃除も楽です」(38歳/パート・アルバイト)
「風呂椅子があると全身を洗うときなど楽になると思ったが、洗い場が狭くなり、動きにくくなり、結果として洗いづらくなったので、捨てて良かった」(58歳/主婦)
浴室の椅子はカビや水垢の温床。これをなくすと掃除が楽になるだけでなく浴室が広く使えるというメリットもあります。昔からの慣れ親しんだ習慣で、椅子に座って髪や身体を洗うのが当たり前という人もいるかと思いますが、まず一時的にでも浴室から撤去してみては? 案外「立ちっぱなしでもいけるじゃん!」となるかもしれません。
第2位:シャンプーラック、ケース・・・19票
null「シャンプー、リンス、ボディソープを入れていたケース。時々掃除しないとカビが生え大変でしたが、すべて壁につるすようにしたら掃除の手間も省け、カビも生えず大変快適になりました」(68歳/主婦)
「シャンプーやボディソープを入れる床置きの箱。その箱自体が汚れてしまい掃除するのが面倒なのでその箱を置かず、シャンプー・ボディソープなどをそのまま床に置いたけど、特に支障もなく掃除も楽なのでいいと思う」(52歳/主婦)
シャンプーなどのお風呂アイテムを床置きのラックやケースに保管するのではなく、吊るす・浮かす収納にシフトすることで掃除が楽になったとの声が相次ぎました。また、浴室に置きっぱなしにするのではなく、入浴の際に都度、自分が必要なものを持ち込むという方法もおすすめです。
第1位:浴槽のふた・・・26票
null「お風呂のふたです。なくなった方がお掃除をする時に洗わなくて済むし、お風呂の臭いがなくなりました」(41歳/主婦)
「お風呂のふた。賃貸なので、引っ越した時に備え付けのふたは袋に入れて綺麗に収納しておいて、退去の時に綺麗なまま出ていけるようにしています。代わりに100円ショップのアルミシートをお風呂の保温に使っています」(44歳/主婦)
浴槽の湯の保温もできて便利なふたですが、やはりカビ汚れがネック。しかも、片手でひょいと持ち上げられる風呂桶や椅子と違って、掃除のたびにちょっと動かすだけでもかなりの重労働です。そうした日々の苦行から解放されたい人は、保温シートを活用したり、ふたに頼らず入浴時間を家族で合わせたりしてみてはいかがでしょうか。
その他、こんな声も…
null「あまり使用しないシャンプーやコンディショナー、ソープなど。色々な種類が並んでいたが全て1種類ずつしか置かないようにした」(58歳/主婦)
「洗顔料を泡立てるアイテム。泡立てるのは楽だけど、そのアイテムを洗うのが面倒だし、置いている場所に汚れカスが溜まりがちだから掃除しなきゃだし、結局ない方が時短になるような気がしたので」(40歳/広報・広告・デザイン)
「湯船の髪の毛やゴミをすくうネットが付いたもの。洗面器ですくったらいいだけでそんなに使うこともなくカビがついて捨てました」(48歳/自営業)
「排水溝を隠すふたみたいなもの。見えないと髪の毛がそのままで水があふれてきたりしたけれど、なくしたら自分で掃除してから出てくるようになった」(56歳/主婦)
「子ども用のシャンプーハット。シャンプーが目に入っていやだーってよく泣くのでシャンプーハットを用意したけど、割とすぐシャンプーに慣れたらしく必要なくなってしまいました。また嫌がることもあるかもしれないのでとっておいたものの、いい加減処分。心配も杞憂で、その後も特に嫌がることもないので別に買わなくてもよかったのかも……」(43歳/主婦)
「子どものお風呂用おもちゃです。ぐずった時や私がシャンプーしている間用においていましたが、なくしても全然困る事がありませんでした」(36歳/専門職)
100円ショップなどのお風呂用アイテムは、使い始めこそはもの珍しさもあり「おっ、便利!」などと重宝しますが、しだいに使用頻度が減り掃除の手間のほうが上回るようになるというのは、経験者が多いのではないでしょうか。
また、筆者的に目からウロコだったのは“排水溝を隠すふた”。排水溝がむき出しだと見栄え的にはちょっと難ありですが、ふたがないことで掃除のハードルがかなり下がりそうですね。
以上、“あって当たり前だと思っていたけれど風呂場から処分してよかったもの”をご紹介しました。浴室掃除の負担を少しでも軽くしたい人はぜひご参考にしてみてくださいね。
成人までの人生を受験勉強にささげた結果、東京大学文学部卒業。その後なぜか弁護士になりたくて司法試験に挑戦するも、合格に至らないまま撤退。紆余曲折の末、2010年よりフリーライターの看板を掲げています。