「お風呂で体を洗うとき、ボディタオルを使っていますか?」
null「お風呂で体を洗うとき、ボディタオルを使っていますか?」という質問に対して、回答は以下の通り。
ボディタオルを使っている・・・174人(57.4%)
何も使わず手で洗っている・・・100人(33.0%)
ボディタオル以外のものを使っている・・・29人(9.6%)
調査の結果、ボディタオルで体を洗っている人は半数以上いることがわかりました。なお、ナイロンやコットンなど、ボディタオルの素材は不問です。
それぞれ、どんな理由からなのでしょうか? ひとつずつみていきましょう。
ボディタオルを使っている
null理由1:背中までしっかり洗えるから
ボディタオルのほうが、体のすみずみまで洗いやすく、汚れをさっぱり落とせるような気がする、という回答がたくさん寄せられました。
なかでも、「手で洗うと背中まで届かないため、ボディタオルを使う」という人が最も多かったです。
「しっかり肌の汚れが落ちそうだから」(31歳/事務職)
「何も使わないと背中が洗えないので、ボディタオルを使っています」(40歳/パート・アルバイト)
「体のすみずみまで洗った気になるから。背中を洗うときに便利だから」(44歳/会社経営・役員)
「以前は手で洗っていたのですが、年齢とともに体が固くなり、背中が洗えなくなってしまったため」(57歳/主婦)
理由2:泡立ちがよく、少ない石けんで済むから
ボディタオルで石けんを泡立てると、フワフワの泡ができますね。
泡立ちがよくて「気持ちよく洗える」という声のほか、「使う石けんの量が少なくて済む」ことをメリットに挙げる声も目立ちました。
「ボディタオルを使うと泡立ちもよく、体全体が洗いやすいから」(45歳/主婦)
「少ないボディソープでも、泡立ちがよいから」(56歳/その他)
「乾燥肌のため、手で洗っていましたが、泡立ちが悪く、ボディソープを大量に使うため、タオルを使ってみました。たっぷり泡が立って、泡を滑らせるようにして洗うとお肌がツルツル。お気に入りの行動になりました」(59歳/その他)
理由3:程よい刺激が気持ちよいから
キュッキュッと体を洗う、ボディタオルならではの感触がクセになっている、という声も。ボディタオルで体を洗いながら、リンパマッサージを同時におこなっている人もいました。
「ナイロンタオルだと程よい刺激があって、しっかりと洗った感じがするから」(41歳/その他)
「タオルでこすると爽快感があって気持ちいいから」(36歳/主婦)
「硬めのボディタオルを使ってリンパのマッサージをしている」(54歳/総務・人事・事務)
「昔ながらのゴシゴシ感があると、洗ったと脳ミソが理解するし、スッキリする」(49歳/総務・人事・事務)
理由4:しっかり洗いたい日には使いたいから
「手で洗ったほうが、肌には優しいかも」と思いながら、ボディタオルの使い心地も捨てがたい、という声も多かったです。肌への優しさを考慮して、皆さんはどんな工夫をしているのでしょう?
「手で洗うと汚れが落ちない気がするので、ボディタオルを使用している。ただし、肌を傷つけたくないので、柔らかく、肌に優しい物を使用している」(52歳/総務・人事・事務)
「石けんを泡立てて手で洗う日もありますが、汗をかいた日や背中はボディタオルを使います。しっかり洗いたい日に使います」(33歳/パート・アルバイト)
「毎日ではなく、手洗いとボディタオルを使い分けています」(25歳/その他)
「コットンのタオルを使っています。肌に優しく、しかもしっかりと洗えてる感じがするから」(52歳/その他)
理由5:とくに意識せず、習慣化しているので
ボディタオルを使うことが昔からの習慣になっていて、とくに意識したことがなかった、という人も。
「昔からの習慣です。手だと洗った気がしません」(50歳/自由業)
「子どものころからの習慣ですかね。皮膚に負荷のかからないように、泡立てて、サッと撫でる感じです」(59歳/その他)
「子どものころから使っているので、とくに深く考えたことはありません。体を洗うときは使うものだと思っていました」(28歳/その他)
何も使わず手で洗っている
null理由1:肌への負担が少なそうだから
「手で洗っている」と回答した人からは、肌への負担を考えて手で洗うようになり、洗い上がりに満足しているというコメントが多く寄せられました。
「泡立てネットで泡立てて手で洗っています。湯船にも毎日浸かるので、乾燥肌でもありますし、それで充分だと思っています」(42歳/主婦)
「ボディタオルなど使用しない方が、洗い上がりがしっとりしているように感じる」(36歳/コンピュータ関連技術職)
「肌のために。摩擦レスで洗うようにしたいので、手で洗うようにしています」(47歳/自営業)
理由2:お風呂場の環境や衛生面から
ボディタオルの清潔を保てているかどうか不安、替えどきがわからない、という理由からボディタオルを敬遠しているという人も。
家族で共有していたが、感染症をきっかけにボディタオルの使用自体をやめたという声もありました。
「タオルがぬめっとしたり、カビたりするのが、気になるので撤去。手のみで十分だと思うから」(44歳/主婦)
「タオルなどを洗うのが面倒なのと置いておくところがないので。手でも十分洗えて、肌が乾燥しにくくなりました」(42歳/パート・アルバイト)
「以前ボディタオルを家族で共有していたが、子どもの体に水いぼができてからは手で洗うようになった」(38歳/主婦)
「以前はボディタオルを使用していたのですが、替えどきがよくわからずに衛生面で気になっていたから」(51歳/コンピュータ関連技術職)
ボディタオル以外のものを使っている
null体を洗うときに「ボディタオル以外のものを使っている」と回答した人は、29人で全体の9.6%でした。ブラシやスポンジで洗っている人が多かったです。
「ボディスポンジを使うと、泡立ちがよいので肌を擦りすぎなくて済むため、ふだんはボディスポンジを使っています」(32歳/総務・人事・事務)
「手では背中が洗えないのでボディブラシを使っています」(51歳/主婦)
「洗顔用のスポンジ(パフ)だと泡立ちがいいのでそれを使っている」(39歳/その他)
いかがでしたか?
ボディタオルを使う人は、「泡立ち」「背中の洗いやすさ」「爽快感」などをメリットとして挙げ、一方で手で洗う人は、おもに「肌への優しさ」を重視しており、一部では「衛生面」を考慮しているようでした。
様々なコメントがありましたが、自分で試してみてベストな方法を決めるのが一番です。ぜひ、その際の参考にしてみてくださいね。
ライター、J.S.A.ワインエキスパート。札幌の編集プロダクションに勤務し、北海道の食・旅・人を取材。夫の転勤で上京後、フリーでライティングや書籍の編集補助に携わる。小学生のころから料理、生活、インテリアの本が好きで、少ない小遣いで「憧れに近づく」ために工夫し、大学では芸術学を専攻。等身大の衣食住をいかに美しく快適に楽しむか、ずっと大切にしてきたテーマを執筆に生かしたいです。小学生のひとり息子は鉄道と歴史の大ファン。