第7位:カラーボックス、収納棚・・・17票
null「収納カラーボックス。中身もほとんど捨てたら、実はいらなかった」(58歳女性/その他)
「収納棚。物を極力持たないライフスタイルに変化してきたので、収納棚を捨てても特に困らなかった」(39歳男性/その他)
安価で使い勝手のいい収納グッズは、うまく活用すれば整理整頓に役立ちますが、ただやみくもに何でも詰め込んでしまうと、家の中にものがあふれてしまう元凶にもなりかねません。
カラーボックスや収納棚の中身は、実は不用品だらけという可能性もあります。皆さんもぜひチェックして、入れ物ごとスッキリ処分を目指してみては?
第6位:学習机・・・18票
null「学習机。ほとんど使うことがなかったので。捨てると広くなった」(56歳男性/その他)
「学習机。小学校から高校まで使った物ですが、在宅でのパソコンワークでは使いにくかった。ダイニングのテーブルの方がだいぶましなので捨てました」(58歳男性/コンピュータ関連技術職)
自分自身や子どもがお世話になった学習机は、思い出も詰まっていて捨てるには忍びないもの。とはいえ、ずっと埃をかぶっているだけの状態であれば、思い切って処分するのもひとつの手です。
なお、子ども向けの学習机ではなく、大人用のパソコンデスクや書斎机を捨ててよかったとの声も3票。在宅ワークをするにしても、それ用のデスクよりも、ダイニングのテーブルのほうが広々として使いやすいと感じている人もいるようです。
第5位:本棚・・・19票
null「本箱。PCで読むことができるので、漫画や音楽雑誌を処分(一部は買取)。部屋が明るく、広くなった」(52歳男性/公務員)
「本棚。本棚に積読しておくだけでは、それで満足して読み返さないから」(46歳男性/その他)
本棚に関しては、電子書籍を利用することが多くなって必要性が低下しつつあるようです。他方で、実用面はさておき、お気に入りの本の背表紙をいつでも眺めたいから本棚はインテリアとして不可欠という考え方もあるでしょう。このへんは人それぞれ価値観によるといえるかもしれません。
第4位:ドレッサー・・・22票
null「ドレッサー。元々リサイクルで買ったが、結局化粧をほとんどしないので荷物置き場にしかならなかったからなくしてスッキリした」(55歳女性/コンピュータ関連技術職)
「ドレッサー。自然光の入る洗面所が1番メイクに向いてた」(57歳女性/主婦)
「鏡台。洗面所の鏡で充分! 鏡台でメイクなどをしていると、途中で手が洗えなくて、反対に不便だった。道具の収納は、化粧ポーチ一つで事足りるし、鏡台をなくすことで寝室がスッキリしました!」(53歳女性/主婦)
幼い頃、母親のドレッサーに憧れた筆者ですが、自身のメイクは専ら洗面所でやる派です。間接照明しかなく薄暗い洗面所であればメイクに不向きですが、十分な明るさを確保できるのであれば、洗面所で特に問題がないような気がします。
第3位:ベッド・・・29票
null「ベッド。 広くなって空間を多目的に使えてうれしいです! おふとん上げ下げも程よいカロリー消費でより衛生的で気持ち良いです」(50歳男性/その他)
「ベッド。腰を痛めてベッドでなく和室に布団の方が楽になったので処分したら部屋が広くなって快適」(45歳女性/主婦)
「ベッド。引っ越しでそもそも置くスペースがなくなった。マットレスで十分」(20歳女性/学生・フリーター)
上げ下げの手間が難点ではありますが、ベッドを処分して布団にシフトすると、部屋を広く使えるし、掃除はしやすくなるしでメリット満載です。
ちなみに、『kufura』が過去に実施した夫婦の寝室に関するアンケート調査によれば、ベッド派と布団派の割合は、およそ6対4でした。ベッドは家具の中でもとりわけヘビーな部類に入るので、捨てるのはかなり覚悟がいりますが、「ベッドが寝室を圧迫しすぎている!」とお悩みの人は、布団生活を一度検討してみることをおすすめします。
第2位:ソファ・・・35票
null「ソファ。なくなった分、スペースと作業に集中できる時間が増えた」(24歳男性/学生・フリーター)
「ソファ。それまでより狭い家に引っ越して置く場所がなくなったので捨てたが、客が来るわけでもないのでまったく困らない」(51歳女性/主婦)
「ソファ。結局ベッド代わりに使ってしまっていたため、なくなってスペースが広がった」(57歳男性/その他)
「ソファ。物置状態であまり座っていなかったので、なくても困らなかった」(58歳女性/主婦)
家族やお客様がゆったり寛ぐのに適したソファですが、だらしなくソファで寝落ちしてしまったり、誰も座らず単なる物置と化したりしているようでは、手放してしまったほうがいいかも。ソファもベッド同様かなり場所をとるものなので、撤去したときにはきっと「うちのリビングってこんなに広かったけ!?」という感動が得られることでしょう。
第1位:タンス・・・49票
null「婚礼タンス。使わない衣類を処分したら、なんとかなった」(57歳男性/その他)
「タンス。 今はマンションなどにウォークインクローゼットなどがついていてそれに掛けておくだけなのでたたまなくていいしかなり楽チンです」(49歳女性/主婦)
「タンス。収納ボックスに変えたらスペースにぴったり合って、容量も自分で選べて使い勝手が良くなった」(42歳男性/その他)
「タンス。畳んで入れるのが面倒なのでハンガーラックに変えたら楽になった」(48歳女性/主婦)
“捨てても困らなかった家具”ランキングの第1位はタンス。圧迫感のあるタンスを処分して、住居に備え付けのクローゼットや、ちょうどいい容量の収納ボックスなどを活用している人が多いようです。クローゼットなどでハンガーにかける収納であれば、おうちのスペースだけでなく畳む手間も省けて一石二鳥!
その他、こんな意見も…
null「椅子。来客用のために多めにあったが、そもそも来客がほとんどない」(47歳女性/総務・人事・事務)
「DVDプレイヤー。配信で映画を観れるから」(25歳男性/デザイン関係)
「リクライニングチェアー。重くて移動しにくい、掃除の邪魔、がいなくなってスッキリした」(52歳女性/総務・人事・事務)
「こたつ。邪魔になるので設置をしなくしたが、エアコンなどの暖房器具で大丈夫だった」(41歳女性/主婦)
「テレビ台。壁掛けテレビにした際、思い切って捨てたらリビングが広くなった気がする」(45歳女性/金融関係)
「食器棚。背の高い家具を冷蔵庫以外置きたくなくて処分しました。 三段ボックスで対応していますが問題ないです」(34歳女性/主婦)
「収納付き椅子。椅子にものを入れるのはいいが、中に入れっぱなしとなり結局中は使いにくいし、入れていても椅子を運ぶときに重いので、椅子は椅子、収納は収納にすることにしました」(50歳女性/その他)
今回のアンケートでは、収納に関わる家具を挙げる声がよく聞かれました。“第7位:カラーボックス、収納棚”でもお伝えしましたが、知らず知らずのうちにためこんでしまったものを徹底的に処分すれば、それを入れるための家具もお役御免となり、家の中がかなり片付きそうです。
以上、“捨てても困らなかった家具”ランキングをご紹介しました。家の中をスッキリ片付けたいけれど、なかなか踏ん切りがつかない……とお悩みの人はぜひご参考にしてみてはいかがでしょうか。
成人までの人生を受験勉強にささげた結果、東京大学文学部卒業。その後なぜか弁護士になりたくて司法試験に挑戦するも、合格に至らないまま撤退。紆余曲折の末、2010年よりフリーライターの看板を掲げています。