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「玄関から捨てても困らなかったもの」ランキング…2位スリッパを抑えて断トツ1位なのは?

“家の顔”ともいわれる玄関。ここが片付いていると、家全体がイメージアップしますし、逆に、掃除や整理整頓が行き届いていないと、だらしない印象になってしまいます。すっきり空間を目指すには、なるべく物を置かないことが第一。そこで、『kufura』では、20代~50代の女性239人を対象に、“玄関に置いていたけれど捨てても困らなかったもの”をテーマにアンケート調査を実施しました。

玄関から戦力外通告してOKなものをランキング形式でご紹介します。

第8位:消臭剤、芳香剤・・・5票

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「消臭剤。なくてもそこまでにおいが気にならない」(36歳/デザイン関係)

「芳香剤。買い替えのタイミングを逃したままだったし、大して存在感がなかった。あまり匂いを発してなかった」(41歳/その他)

玄関のにおい対策になる消臭剤や芳香剤ですが、とっくに使用期限が切れたものを放置していないでしょうか。何となく置くだけで安心するのではなく、効果のないものは処分しましょう。

第7位:置物などの飾り・・・6票

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「置物。ほこりをかぶり掃除が面倒だった。ない方がすっきり」(38歳/その他)

「玄関の造花の花」(53歳/主婦)

季節の花などが飾られたおしゃれな玄関に憧れはありますが、手入れが行き届いていないと、かえって不潔に見えてしまうもの。筆者含めズボラな人がきれいな玄関を目指すには、足し算よりも引き算が正解です。

第6位:靴・・・8票

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「そのシーズン履かなかった靴。1シーズン履かなかったら来シーズンも履かない」(32歳/その他)

「ヒールの部分がすり減って斜めになって、ちゃんと立たなくなったブーツ。お気に入りのブーツではあったが、少しスペース出来たんでいいかなと思いました」(31歳/その他)

下駄箱の内外に、不要な靴があふれかえっていないでしょうか。履きつぶして傷んだものはもちろんのこと、まだきれいな状態のものでも、コメントにあるように、“1シーズン履かなかったどうか”を基準に処分するのがおすすめです。

第5位:傘・・・10票

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「お気に入りでない傘。気に入ったものしか使わないので、使ってない傘は捨てても問題なかった」(56歳/主婦)

「ビニール傘。普通の傘が1本あれば十分だった」(46歳/その他)

靴同様、傘も普段使っているもの以外は玄関から撤去しても困らないはず。外出先で購入して1回しか使っていないようなビニール傘などもためこむのはNGです。

第4位:靴べら・・・14票

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「靴べら。それを使うほどいい靴を履かないのでほとんど使っていなかった。床によく落ちていたので、なんとなく邪魔だった」(58歳/主婦)

「靴べら。ずっとあったのを捨てたけど、誰も何も言いません。誰も使っていなかったっぽいです」(49歳/総務・人事・事務)

靴ベラが必要になるのは、どちらかというとフォーマルな靴ですが、コロナ禍で出番が激減したのではないでしょうか。無駄に吊り下げておくくらいなら、なくしてしまったほうが得策かもしれません。

第3位:傘立て・・・20票

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「傘立て。2本しかないので靴箱にかけておけばよい。なくしてすっきりした」(40歳/総務・人事・事務)

「傘立て。突っ張り棒でひっかけるタイプにした」(40歳/主婦)

傘を必要最小限の本数に絞れば、立派な傘立ても不要。一口に傘立てといっても、ものすごくコンパクトでスリムなものもあるので、そうしたものに買い替えるのもよさそうです。

第2位:スリッパ・・・27票

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「スリッパ。来客が来なくなったので、来客用のスリッパは処分した。物理的にも精神的にもスッキリした」(49歳/主婦)

「スリッパ。来客用に数を揃えていたが2人分残して捨てた。スッキリしてよかった」(47歳/総務・人事・事務)

「スリッパ。自分用のスリッパも置いておいたが、結局履かないし、猫がいたずらするので捨てたが、全く困らなかった」(52歳/主婦)

スリッパに関しては特に来客用をなくしてよかったとの声が続出しました。たしかに、コロナ禍でお客様をお迎えすること自体が減りましたし、もし今後そういう機会が訪れても使い捨てスリッパを都度用意するほうがお客様にとっても嬉しいかもしれません。

第1位:玄関マット・・・66票

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「昔は玄関マットを敷いていたが、毎日洗えるものではないし、衛生面を考えて処分。今は汚れたら除菌シートで拭くだけだから、衛生的だし、洗わなくて済むから楽」(40歳/その他)

「玄関マット。置いてあると滑るしホコリがたまるので、ないほうがスッキリする」(51歳/その他)

「マット。インテリア感覚でしいていましたが、洗うのが面倒だったのでなくしました」(41歳/その他)

「玄関マット。むしろ、足元が滑らなくなって、安全だと思った」(48歳/その他)

“玄関に置いていたけれど捨てても困らなかったもの”のぶっちぎりの1位は玄関マットでした! 一応は、戸外の泥や埃を家の中に持ち込まないようにするなどの役割があるマットですが、掃除をするとき邪魔だし、洗濯が面倒だし、かといって放置すると不衛生だし……と持て余している人が多いようです。

ちなみに、『kufura』が過去に実施したアンケートでは、玄関マットを「敷いていない」派が「敷いている」派をやや上回りました。惰性で玄関マットを敷いているけれど、実は何らかのストレスを感じている人は、撤去を検討してみてもいいかもしれません。

その他、こんなものをなくして正解!

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「靴を購入した時に入っていた靴箱」(40歳/総務・人事・事務)

「鍵置き場。玄関に置くのは防犯上良くないとなり、各自が持つようになったから」(56歳/主婦)

「八角鏡。風水のために置いていたが、効果が感じられなかったので処分しました」(35歳/その他)

「ゴミ箱。マスクを捨てる用に置いたが、玄関で捨てないことが多く、リビングに入ってから捨てることが多かった」(31歳/金融関係)

「消毒液。帰って真っ直ぐ洗面所にいくので、玄関に置かなくてもよかった」(29歳/その他)

 

以上、“玄関に置いていたけれど捨てても困らなかったもの”をご紹介しました。ものをためこみがちで玄関も何だか片付かない……とお悩みの人はぜひご参考にしてみては?

次回は逆に、“玄関に置くようになって便利になったもの”をお届けします。お楽しみに!

中田綾美
中田綾美

成人までの人生を受験勉強にささげた結果、東京大学文学部卒業。その後なぜか弁護士になりたくて司法試験に挑戦するも、合格に至らないまま撤退。紆余曲折の末、2010年よりフリーライターの看板を掲げています。

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