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捨ててよかった「下駄箱の中のもの」見違えるほどスッキリ!みんなのリアルな声を紹介

年末に向けて、家の中の不用品の処分をそろそろ始めたいと考えている人も多いのではないでしょうか。掃除や片付けは一度にたくさんやろうとすると疲れるもと。ものをためこんでいる人は、範囲を絞って少しずつ進めるのがよいかもしれません。

そこで、今回は玄関の下駄箱にフォーカス。20代~50代の女性203人を対象に、“思い切って捨ててよかったもの”を尋ねました。皆さんの下駄箱にも該当するものがないか早速チェックしていきましょう!

履き心地の悪い靴

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下駄箱なので当然、「靴を捨てた」という意見が大半でしたが、そのなかでも特に多かったのは、履き心地の悪い靴。

「やたらとヒールが高い靴。いつか履ける!と、思ってたけど、いざ履くと足は痛いわ腰痛になるわで散々。今年思いきって5足は捨てました」(54歳/自営業)

「パンプス。長時間履くと痛くなるパンプスをデザインが気に入っていて捨てるのを躊躇っていたが、結果的に捨てても困らなかった」(36歳/主婦)

「見た目はお洒落だけど履き心地が悪い靴。履くたびに靴擦れしたり、少しサイズのきつかったりする靴があったが、可愛いし有名ブランドのもので中々捨てられなかった。だが結局履かないので、捨てて新しい靴を買う余裕ができました」(24歳/パート・アルバイト)

「足にしっくりこなかったスニーカー。数回しか履いていなかったので勿体無いなと思ったのですが処分したら気持ちがスッキリしました」(59歳/その他)

いくらデザインが気に入っていても、靴の履き心地が悪いと外出中ずっと気分が憂うつになってしまうもの。思い切って処分して、足元からご機嫌になれそうな新しいアイテムをお迎えしてみては?

時代遅れになってしまったブーツ

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「飽きるデザインの冬物ブーツ。合う洋服が限られると履く回数が減ってしまうので、思い切って処分したら困りませんでした」(23歳/パート・アルバイト)

「時代遅れのブーツ。ブランド物でもったいなかったけど場所も取っていたのでスッキリしました」(58歳/主婦)

「ロングブーツです! 若ければそれなりに似合ったかもしれませんが、ミニスカートも履かなくなりましたし、場所を取るだけで年数置いたら革がボロボロになってきたので捨ててよかったです」(40歳/その他)

ブーツに関してはデザインが時代遅れになってしまった……との声がかなりありました。奮発して買ったものなどは少々もったいない気もしますが、かさばるブーツは一足処分するだけでも下駄箱がかなりスッキリしそうです。

お下がりにとっておいた子どもの靴

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「サイズアウトした子どもの靴が下の子に残せると思って取っていましたがだんだん劣化してくるので初めから捨てればいいなと思いました」(36歳/主婦)

「上の子どもの靴を、下の子が履けるようになるまでとっておこうと、長期間置いておいた。けど、あっという間に履けなくなっていたり、古ぼけていて嫌がられたり、好みではなかったりして履かなかった。それらを捨てたらスッキリしました」(45歳/専門職)

「上の子が履いて、下の子が使えると思ってとっておいた靴。上が女の子、下が男の子なので、ある程度の年齢になったら、女の子っぽい靴は履かなくなった」(43歳/主婦)

サイズアウトした子ども靴でまだきれいなものは弟妹のために残しておきたくなりますが、結局は履かずじまいになることも多いようです。リユースはエコではありますが、靴の場合、履き癖もつきますし、子どもの足に合うものをそれぞれ準備するほうがよいかもしれません。

傷んだ靴

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「ソールがはがれたサンダル。直して履こうと思ったけど一年そのままなのであきらめて捨てた」(46歳/パート・アルバイト)

「かかとがすり減って、穴が開いてしまったフラットシューズやスニーカー。近所や庭を歩くときなどにと取っておきましたが、結局履かずスペースばかりとるので、捨てることですっきりして他の靴も仕舞えるようになりました」(40歳/研究・開発)

「レインブーツ。少しずつ水が靴下にしみるようになっていたのに辛抱して使っていたが、思い切って捨てたらすっきりした。次のを買う楽しみもできた」(53歳/その他)

かなり傷んで履けるか履けないかギリギリ状態のシューズを下駄箱にしまいこんでいる人も。皆さんの下駄箱にもずっと修理に出しそびれているアイテムが眠っていないでしょうか。「そのうち」と先延ばしにするのではなく、年末までに修理に出すか捨てるかの決断を!

一定期間履いていない靴

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「1シーズン履かなかった靴。1シーズン出番がなかったものはそれ以降も履かないし、そもそも下駄箱開けたときにあぁこれまだあったんだと言うくらい記憶に残ってないから、捨てたとしてもすぐ忘れる」(25歳/事務職)

「普段履かない全ての靴です。葬儀用以外は1年履かなかったらすぐ処分してきましたが、正解だったと思います」(46歳/主婦)

「2年以上履いていない靴は捨てるようにしています。普段からスペースに余裕もあり、スッキリしています」(36歳/主婦)

ものを捨てることに優柔不断な人は、1年を通して着用の機会のなかった靴は問答不要で処分するのもひとつの手。どうしても名残惜しい場合は、そのまま下駄箱にしまうのではなく、一度履いて外出してみて、今の自分にしっくりくるならキープ、そうじゃないならさよならするのもいいでしょう。

その試し履きする気すら起こらないならば……。やっぱり捨てるのが正解ですよね。

靴の箱

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「靴の箱はいつか使うと思いつつ使わないので」(32歳/総務・人事・事務)

「空箱。ブランド物だと箱があることにステータスを感じていたのですが箱を片したら収納スペースも増え結果なくなって良かったと思っています」(29歳/事務職)

「靴の箱。捨てたらどんな靴を持ってるか見やすくなった」(36歳/その他)

靴以外で下駄箱から捨ててよかったものとして多かったのは、購入時の箱。靴を箱に入れたまま保管していると埃よけにはなりますが湿気でカビやすいともいわれます。そして、空箱はというと、ただただ下駄箱のスペースを圧迫するだけ……。

筆者自身、数年前に下駄箱があふれそうになったのを機会に、箱を一気に処分。以後、新しい箱も購入したその日のうちに処分していますが、今のところ「しまった、箱がない!」と困ったことはありません。

その他、こんなものも捨てて正解!

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「靴磨き類。カラカラになって、使いづらかったので、処分したら、一足分のスペースができた」(59歳/その他)

「下駄箱の下に敷く汚れ防止のシート。靴をしまうたびにズレたり、めくれたりで汚い。捨てるとスッキリ。スミなどの脱臭剤も置きっぱなしで効果がなくなったものを捨てるとスペースすっきりします」(41歳/自営業)

「靴べら。使わないので捨てたらスッキリしました」(50歳/財務・経理)

「古いビニールかさ。ビニールが劣化して使えなくなっていたから」(25歳/その他)

「もともと入っているのがおかしいのかもしれませんが、今は使っていない野球ボールやテニスボール。積み上げてあったので転がってくるなど大変でしたが、捨ててすっきりしました」(56歳/総務・人事・事務)

 

以上、下駄箱から捨ててよかったものをご紹介しました。下駄箱がスッキリ片付くと、大掃除にもはずみがつきそうです。皆さんのコメントをぜひご参考にしてみては?

中田綾美
中田綾美

成人までの人生を受験勉強にささげた結果、東京大学文学部卒業。その後なぜか弁護士になりたくて司法試験に挑戦するも、合格に至らないまま撤退。紆余曲折の末、2010年よりフリーライターの看板を掲げています。

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