耐火性、耐熱性に優れた美濃焼プレート
null「そのまま食卓に出せるフライパンプレート」はMサイズとLサイズがあり、Mサイズの方は770円(税込)。わが家は4人家族なので、1,100円(税込)のLサイズを購入しました。
ちなみにLサイズにも深型と浅型の2種類があり、両方購入。色はブラウンとブラックの2色展開。食材が映える落ち着いた色なのもいいですね~!
こうした“直火OK”な耐火性、耐熱性に優れた食器というのは昔からあり、私も和食器を扱うお店で購入したことがあります。が、もっと小さいサイズで4,000~5,000円……。結構なお値段がするんですね。しかしこちらは1,000円! 破格だと思います。
でも大事なのは使い心地です。
フライパン料理のド定番!ペッパーライスを作ってみました。
nullいつもはフライパンで作る、“ペッパーライス”を「フライパンプレート」で挑戦。Lサイズ(深型)を使用しました。
お皿にオリーブオイルをひき、ごはん、焼き肉のたれをまぶしたお肉、コーン、ねぎ、バターを盛り付けます。
着火! もちろん割れたり、ひびがいったりしません(笑)。そんなこと起こったら大惨事ですからね。
ここで気付いたことが1点。普段、テフロン加工のフライパンを使っているので、ついつい最初から結構な火力で加熱してしまったのですが、焦げ付き発生! 後始末が大変でした。このプレート、“弱火でじわじわ調理”が向いていますので、これから買う方はぜひ、調理の際、気を付けてくださいね。
火にかけながら混ぜていきます。いい感じに全体に火が通っていきました。
最後、なんとなく肉への加熱が心配だったので、自宅にあった「イケア」のシリコンぶたでふたをし、“仕上げ蒸し焼き”をしました。
ペッパーライスならではのきちゃない仕上がり画像ですが(笑)、味は最高! ビビンバとか作っても良さそうですよね!
浅型では野菜炒めを作って
nullそして浅型の方では野菜炒めを作ってみました。
あえての火が通りにくい根菜を使用。さつまいもはひと口大に切り、このお皿に並べ電子レンジでチン! そこへオリーブオイルとれんこんを入れ、炒めてみました。
さつまいもがボロボロになってしまい悲惨な見た目ですが(笑)、火加減はばっちり! さつまいももれんこんもじっくり火を通すので、ほっくりとした仕上がりに。
【閲覧注意】焦げ付きはどうしたらいい!?
nullテフロン加工ののフライパンに慣れてしまっていると、スキレットやこうしたフライパンプレートの焦げ付き、ものすごくストレスですよね。ペッパーライスも根菜炒めも結構な焦げ付きをやらかしましたが、水につけておけば割とするっと取れました。
最初は「もしかして使いにくい?」と思った「フライパンプレート」ですが、コツさえつかめばこんな便利なお皿ありません。特に炒め物の場合、
●ちょっと多めに油をひくこと
●しっかりと加熱してから食材を入れること
●弱火~中火調理に留めること
●ふたがあると便利(「イケア」のシリコンぶたじゃなくても手持ちのふたで構いません)
フライパンのように一気に食材が過熱されず、じわじわ加熱されるので、お肉や野菜はもちろんですが、目玉焼きなんかもおいしくできるんです。最近ではコツも覚えたのですっかりハマり、“本日”だけではなく“毎日”使っています(笑)。
これからの季節なら蒸し料理や鍋にも使えるので、重宝しそうです。
サイズによっては売り切れているところもあるので、欲しい方はお早目に!
編集者・フードジャーナリスト。多くの料理本や暮らしの本、キャンプ本を手がける。自著に子どものごはん作りの闘いを描いた『闘う!母ごはん』、『素晴らしきお菓子缶の世界』(共に光文社)がある。 プライベートでは猫2匹&犬1匹と小学生、大学生の女の子の母。ハワイじゃなくてグアムラバー/スターウォーズマニア/アダム・ドライバーファン。Instagram