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捨てどきはいつ…?「タオルを捨てるサイン」と捨てる前の二次利用法を聞きました

バスタオルやフェイスタオルなど、タオルは家に何枚あっても困らないもの。かなり年季の入ったものでも、「そろそろ新品に取り換える? いや、まだ使えそうだし……」と、もったいない精神が働いて、なかなか捨てられないという人が多いのではないでしょうか?

今回は、20代~50代の女性281人を対象に、“タオルの捨て時のマイルール”をテーマにアンケート調査を実施しました。みなさんの判断基準を早速チェックしていきましょう!

汚れたり、色がくすんだりしたとき

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「一部でも黒ずんできたら捨てます」(42歳/営業・販売)

「色が黄ばんだりくすんだりしてきたとき」(48歳/金融関係)

「社名の入ったタオルは字がかすれてきたら。色付きは色が落ちてきたら。白いタオルは灰色の汚れが落ちなくなってきたら」(49歳/その他)

「洗濯しても落ちない汚れやくすみがあったら雑巾に格下げします」(54歳/主婦)

「薄汚れて漂白しても白くならなくなったら」(56歳/主婦)

タオルを捨てるかどうかは、まずはビジュアルで判断。汚れや色落ちが気になったときが捨て時との声が数多く寄せられました。ただ、どの段階で「見た目的にアウト!」だと感じるのかは、かなり個人差があるようですね。

ゴワゴワしてきたとき

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「ゴワゴワしてきたり、薄くなったりしたら替えます」(47歳/総務・人事・事務)

「顔を拭いたときにちょっと硬いなと思ったら。顔は繊細なのですぐわかる」(24歳/その他)

「柔軟剤を使っても、ふわっとならなくなったとき」(45歳/主婦)

「段ボールのような硬さになったら」(44歳/その他)

「人ひとり拭いただけでびちょびちょになるほど吸水性が悪くなったとき」(33歳/その他)

タオルは肌触りが命。触感で捨て時を判断するという声も多くありました。肌触りの悪いタオルは吸水力も劣るので、フワフワ感が失われたら潮時かもしれませんね。

糸のほつれが目立つとき

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「ほつれた糸が毛玉になってきたら雑巾にして最後捨てます」(45歳/営業・販売)

「はしっこがほつれて生地が薄くなったら」(50歳/総務・人事・事務)

「洗濯していて繊維が落ちてきてボロボロになったとき」(27歳/主婦)

「縫い目が解けてきたりしたら半分に切って雑巾にします」(58歳/その他)

見た目と触感の両方に関わることですが、糸のほつれが寿命のサインだという人も。洗濯の際に、他の洗濯物に糸くずが絡むのもストレスになりますし、この基準も納得ですよね。

カビが生えたり、においが取れなくなったりしたとき

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「黒いブツブツが出来てきたとき」(44歳/主婦)

「表面がカビて薄黒くなってきたら捨てる」(59歳/主婦)

「においが何度洗濯しても取れなくなったり、黒ずんできたりしたら」(46歳/主婦)

タオルに黒いブツブツを発見すると、なんとも残念な気分になりますよね。漂白剤などで対処しても、またすぐに生えてくることもあるので、カビ退治に躍起にならず潔く諦めるのもひとつの手です。

破れたり穴が空いたりしたとき

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「ペラペラになって穴が空いたら」(32歳/主婦)

「穴が空いてあまりにも使う時不便になったら捨てるようにしています」(37歳/その他)

「破れたり、穴が空いたりしたら、小さく切ってお皿を拭く用にして捨てる」(48歳/その他)

かなり物持ちのいい人では、破れたり穴が空いたりするまで、使い続けるというケースも。さらに、その時点で即ゴミ箱行きにするのではなく、最後にもうひと働きさせるアイディアもすばらしいですよね。

一定の期間が過ぎたとき

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「1年に1回、お正月前に総取り換えすると決めています。新年に真新しいタオルが使えると気持ちが良いのでそうしています」(57歳/主婦)

「2年償却で総入れ替えします」(36歳/主婦)

「新しいタオルを買ったときに、なるべく古い物から同じ枚数捨てていく」(30歳/その他)

タオルの見た目や触感など、自分の感覚で判断するのではなく、時期で区切るという人もいました。もったいない精神が旺盛で捨てるのが苦手な人は、年末の大掃除で古いタオルを全て使い切り、新年を新品のタオルで迎えるのもいいかもしれませんね。

タオルを捨てる前の二次利用のアイディアは?

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ここまでご紹介したコメントでもいくつかアイディアが散見されましたが、タオルは捨てる前に二次利用する方法もありますよね。具体的にはどんなふうに活用しているのかというと……?

「クイックルワイパーの大きさに切って、床掃除」(46歳/総務・人事・事務)

「小さく切って、床や玄関まわりの掃除に使って捨てる」(48歳/金融関係)

「埃がすごい外の手すりや室外機を拭いて捨てる」(41歳/総務・人事・事務)

「換気扇やガスレンジの油汚れの掃除に使ってから捨てる」(59歳/主婦)

「ソースやべったりしたおかずをひっくり返したときに拭いてそのまま捨てる」(50歳/総務・人事・事務)

「廊下や窓のサッシを拭いてから捨てている」(46歳/研究・開発)

「子どものお漏らしや、大量に何かこぼした時の吸収剤として使う」(39歳/主婦)

「雑巾サイズに切って、トイレなどの掃除に使ってから捨てます」(30歳/その他)

多くの人が使い古しのタオルは掃除にフル活用すると回答。特に、埃がたまりやすい室内外の床、油汚れが気になるキッチン、そして普段はメンテを怠りがちな窓の掃除にもってこいのようです。どうせ捨てるものだから……と思えば、惜しみなく大胆に拭き掃除に使えるのが便利ですよね。

また、掃除以外では鍋つかみや鍋敷き、足拭きマット、そしてペットのケアに使うという声もありました。

 

みなさんのおうちにも、捨てようかどうか迷っているタオルがないでしょうか? 今回のアンケート結果をご参考に、使い古しのタオルの処分を検討してみてくださいね。

中田綾美
中田綾美

成人までの人生を受験勉強にささげた結果、東京大学文学部卒業。その後なぜか弁護士になりたくて司法試験に挑戦するも、合格に至らないまま撤退。紆余曲折の末、2010年よりフリーライターの看板を掲げています。

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