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【第3回 ストレーナー】ざるは持ち手つき&目が細かいものが万能!料理研究家・松田美智子の「育てる台所道具」

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料理は毎日のことだから、自分のために、家族のために、“義務”ではなく楽しみながらしたいもの。そこで大事になるのが「道具」ではないでしょうか。

調理道具の開発にも数多く携わってきた料理研究家の松田美智子さんから、機能的で美しく、使い込むほどに手になじむ「育てる道具」の選び方を教えてもらうこの連載。第3回は、持ち手つきのストレーナーです。

20年前に購入したイタリアンストレーナーを愛用。「今もバリバリの現役選手です」

「たかが道具、されど道具」です。質のよい調理道具はけっして安くありませんが、大切に扱えば何年、いえ何十年も使えます。道具は「育てる」ものだと私は思っています。

“ざる”は使用頻度が高いだけに、ストレスにならないものを選びたいもの。おすすめはステンレススチール100%で持ち手つきのメッシュストレーナーです。イタリアンストレーナーという名前で販売されていることが多いですね。

私が使っているストレーナーは、20年前に約7,000円で購入したもの。今も台所で、水切り、裏ごし、粉ふるいにと第一線で大活躍しています。たかがざるに7,000円…ととらえると高価に思えますが、20年使えたら元金はもとよりお釣りがきますよね(笑い)。

目が細かいので、雑穀やクスクスなどの細かい食材も扱いやすい。

細かい網目がとにかく使いやすい「イタリアンストレーナー」

ポイント1:持ち手が付いていると作業がしやすい

持ち手がついているだけで、ざるはとても便利な調理ツールになります。私は約20年前に購入したステンレス製のストレーナーを今も使っているのですが、持ち手とフックがついているので、たとえば粒の小さな雑穀もさっと洗って、ぬるま湯を張った鍋にストレーナーを引っかけるだけで下ゆで完了です。

ポイント2:粉も濾せるほど網目が細かいものを

イタリアンストレーナーの最大の特徴は、ダブルメッシュの超微細な網目です。スープやソースの裏ごしをはじめ、粉ふるいとしてもきめ細かく濾すことができます。粉ふるいや裏ごしの出来が仕上がりを左右するお菓子作りなどにも重宝します。

ポイント3:オールステンレスなら丈夫で衛生的。

網目がしっかり編み込まれているので、力を入れての裏ごし調理にも耐久性抜群。シンプルなデザインなので水切れがよく、汚れも落としやすすいため洗浄も楽チンです。

【イタリアンストレーナー】

イタリアンストレーナーにはさまざまな種類がありますが、オールステンレスでダブルメッシュ、持ち手とフックがついたものを選ばれるとよいかと思います。大(直径約22cm)・中(直径約14cm)・小(直径約11cm)で揃えるのがおすすめです。

写真/鍋島徳恭


 

松田美智子(まつだ・みちこ)

1955年東京生まれ。女子美術大学卒業後、料理研究家のホルトハウス房子さんに師事、各国の家庭料理や日本料理を学ぶ。1993年から「松田美智子料理教室」を主宰。テーブルコーディネーター、女子美術大学講師、日本雑穀協会理事も務める。使いやすさにこだわったオリジナル調理ブランド「松田美智子の自在道具」も好評。http://www.m-cooking.com/

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