大きなものは早いうちに「大物家具」
null「学習机の棚。年末だと粗大ゴミの受付が混むので、早めにやって良かった」(45歳男性/営業・販売)
「大きめのソファーを廃棄したら部屋が広くなって掃除がしやすくなった」(47歳男性/その他)
「タンスや本棚。すごく大きくて重たい本棚だった為、部屋が圧迫されて狭く感じていたので処分して大正解。おかげで部屋も広く感じ、圧迫感もなくなった」(52歳男性/その他)
「古いラック類。捨ててもよいが何かに使えると思いながら何も使わずにいたので、無くなっても困らずスペースが増えた分良かった」(67歳男性/その他)
大きな家具は大掃除前に処分しておきたいところです。年末は混み合いがちなうえ、早めに処分しておくと掃除がしやすくなるというメリットが。大きい家具は部屋を圧迫していることも多いので、無くなることでスッキリした気分で年始を迎えられそうですね。
これからはデジタルという方法も「本」
null「段ボールに詰まっている書籍類。漫画など含めると1,000冊くらい。段ボール5~6箱分ありました。ネット宅配の買取サービスを利用し、そのまま段ボールのまま持って行ってくれました。年末ということもあり買取アップキャンペーンもやっており、通常の+アルファの値段で買い取って貰えました。一石二鳥です」(44歳男性/コンピューター関連技術職)
「古本。お金になり、本棚がスッキリ」(69歳女性/その他)
「大量の本。大事にしていても黄ばみがでてくる。デジタル化が一番」(68歳女性/総務・人事・事務)
家に眠っている本はありませんか? 本は古本屋など引き取ってくれる場所がありますので、不要に感じたら早めに引き取ってもらうのが得策かもしれません。デジタル化されているものも多いので、読みたい本はデジタルで読むという選択肢もありますよ。
人生の転機になるかも「衣類」
null「20代の時に着ていた洋服。いい値段で買ったしとても気に入っていたが、年相応ではなくなったのでこの際思い切って捨てました。捨てたら服への執着が少なくなり、1年着用しなければ捨てる、服を買う際は着ない服を捨ててから買うなどマイルールができた」(39歳女性/総務・人事・事務)
「着ていない衣類と毛玉が多い部屋着。物が減って持っている服の量が分かったため、不要なものを買わなくなった」(41歳女性/学生・フリーター)
「衣類。洋服は好きでよく買うのですが、買ううちに着ずに眠っている洋服が沢山あるのでそれらをリサイクルショップへ持参。不用品は引き取って貰えるところもありますし、10円でも捨ててしまうだけになるよりとても良いです」(32歳女性/営業・販売)
「長期にわたってクローゼットの肥やしになっていたスーツを大量に処分したら、すっきりした」(69歳男性/公務員)
衣類もリサイクルショップに持って行くと換金できる可能性があります。また衣類を整理すると、その後も量を増やさない、一定期間が過ぎたら処分するなどルール化できるようになったという声も。今後の人生にも影響を及ぼすくらいのメリットですね。
いつまで置いてるの?「使えない家電」
null「壊れた冷蔵庫。処分するのにお金が掛かるため、ほったらかしにしてたが思い切って処分。台所が広くなってきもちがいい」(57歳男性/学生・フリーター)
「壊れたテレビ。置いてあった場所がスッキリしてよかった」(66歳男性/その他)
「使わないオーディオ。生活空間が広がった」(49歳男性/学生・フリーター)
壊れていたり古くなったりして、使っていない家電製品があれば早めに処分に動きたいところです。費用や手間がかかることを理由に後回しになりがちですが、手放してしまえば部屋も気持ちもすっきり。大掃除もしやすくなることでしょう。
賞味期限は大丈夫?「冷蔵庫の中」
null「冷蔵庫のこの一年であまり使用しなかった調味料や食材を全部処分したこと。多少賞味期限が残っていても使わなそうなので、一度全部捨てて掃除したら、冷蔵庫がすっきりして、その後も使いやすい状態に保たれているので良かった」(55歳女性/主婦)
「冷蔵庫の中や台所中の賞味期限が切れた食品を全て処分。物が減ったので年末大掃除の際、冷蔵庫や台所の掃除がスムーズになったのでオススメです」(37歳男性/デザイン関係)
「食べきれずに冷凍していた肉など、冷凍庫に溜まっていた食材。無駄な物を買わないように心がけるきっかけとなったため」(50歳女性/主婦)
「賞味期限が切れた食品を全て処分。冷蔵庫内をキレイに拭き掃除できた」(55歳男性/その他)
大掃除には冷蔵庫の中もきれいにしておきたいところです。買ったものの使う場面の少なかった調味料や賞味期限を切らしてしまったものなどが、冷蔵庫の奥底にあるようなら即処分! 庫内がすっきりして拭き掃除もしやすくなりそうです。
必要量だけ残して「ダンボール」
null「収納用にとっておいたダンボール。収納に使えるため便利だが場所をとるため処分した。無くなってスッキリしたと思う」(49歳男性/その他)
「ためていた段ボール箱。引っ越しが多かったのでとっていたが、思い切って捨てた。スペースができてよかった」(66歳男性/その他)
何かと使えると残しているダンボールは、収納スペースを陣取る邪魔者になってしまっているケースも。必要な分だけ残して処分してしまっても意外と問題はないかもしれません。増えすぎないように都度処分しておきたいものですね。
いつまでも出番が来ないものは処分を…その他の回答
null「雑巾として使うかと思ってとっておいた古いタオル類。掃除の回数以上の量は必要ないと思い処分しました」(61歳女性/総務・人事・事務)
「使うと思って残した端切れやストッキング。以外と掃除に使えない」(46歳女性/その他)
「紙袋。使うと思って綺麗に取っておいたが全く使う機会がなかったから思い切って処分したら気持ちも良くなった」(52歳女性/その他)
「たまっていた空き箱。いつか使うかもととっていましたが、いつかはなかったので」(41歳女性/主婦)
今回のアンケートで処分対象になったものの多くは、「いつか使うかも」と思って残している物たち。場所だけとって数年経過しているようであれば、処分候補の対象です。掃除に使えそうなものであれば大掃除に使って、それでも余るようであればそのタイミングで捨ててしまうのもいいでしょう。
大掃除を始める前に家の中を整理しておくと、掃除もはかどります。不要なものを手放すことで気分も大掃除モードに切り替わってくれそうです。新しい年を気持ちよく迎えられるよう準備を進めていきましょうね。
2級建築士、照明コンサルタント、FP、心理カウンセラー資格など所持。2人目出産後、大好きな子どもたちと少しでも長く時間を過ごせるよう、フルタイム勤務からライターに転身。夏はキャンプ、冬はスキーと、家族でアウトドアなライフスタイルを送る。取材記事を中心に、日常生活を今より快適に過ごすためのコラムを発信していきます。