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あなたの成長を見守ってくれた「雛人形」は今どこに?成人女性178人にリサーチ

女の子の健やかな成長を願うひな祭り。子どもの頃、2月から3月にかけて雛人形を飾るのが楽しみだったという女性は多いことでしょう。大人になった今、みなさんの成長を見守ってくれた雛人形は一体どうなっているのでしょうか?

『kufura』では、20代~50代の女性178人を対象に、“雛人形の行方”をテーマにアンケート調査を実施しました。

実家にしまいっぱなしになっている

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「雛人形は実家の押し入れにありますが、出す機会がありません。思い出もあって処分もしきれず、ちょっと悩みどころです」(40歳/総務・人事・事務)

「押入れの中にしまってある。捨てるのも申し訳ないのでこのまま放置だと思う」(51歳/金融関係)

「実家の押し入れにしまってあります。組み立てるのが大変で、中学生の頃に最後に出して以来しまったまま……今後どうするのかは親と話したことありません」(30歳/総務・人事・事務)

「実家の押し入れにしまったまま。売ったら意外と高く売れそうだけど、ああいった伝統品?って売れるのでしょうか」(22歳/学生・フリーター)

「実家に収納されています。子どもを出産予定なので、女の子なら使用させてもらおうと思います」(32歳/主婦)

「実家に放置されてる。弟が結婚したので、孫が生まれるまでは取っておくのだと思う」(40歳/主婦)

今回、最も多かった回答は“実家にしまいっぱなしになっている”というもの。中には、自分の子どもなどに譲る予定がある人もいましたが、大半は捨てるに捨てられず、見て見ぬふり状態になっている様子がうかがえました。

人形はただでさえ捨てにくいものなのに、ましてや縁起物の雛人形となると、たしかに悩ましい問題ですよね。

既に処分した

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「多分、捨てた! 自分が、結婚してから」(45歳/主婦)

「処分しました。もう十何年も押し入れだったので」(50歳/医師)

「飾る機会もなくなったので家を建て替える時ついでに処分した」(49歳/その他)

「寺に持っていき、供養してから処分した」(53歳/主婦)

“実家にしまいっぱなし”派には及びませんでしたが、既に処分したという人もかなりいました。捨てるタイミングは、実家の建て替えや引っ越しが多いようです。そういったきっかけがないと、なかなか行動に移しにくいのかもしれません。

雛人形は、身代わりとして子どもの厄を引き受けるという役目をもっていることから、成人後はその役目を終えたとして、供養してから処分する方もいるようです。

今も飾っている

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「普段は実家の押し入れに片付けたまま。何年かに一度母がお内裏様とお雛様だけ出して飾っています。小物もだいぶなくなってきているので、処分を考えています」(54歳/その他)

「実家の物置に仕舞ってあって、親が毎年時期になると出している。私は捨ててもいいと思っているけど、管理は任せているので関与しない」(36歳/その他)

「実家で毎年飾ってくれている。私の子どものためのひな人形になりました」(41歳/主婦)

「メインの上段のみ飾っている」(40歳/主婦)

毎年シーズンには実家で今でも飾っているという声もありました。虫干しになりますし、雛人形を飾ることで華やいだ雰囲気になったり、季節を感じたり、成長した娘との思い出を振り返ったりする効果もあるかもしれませんね。

娘に引き継いだり、誰かに譲ったりした

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「娘が生まれたので、実家から送られてきました。初雛の時に出そうと思っています」(29歳/営業・販売)

「姪っ子のところにお嫁入りしてます」(54歳/その他)

「母が実家から引っ越す時に、友人にあげた」(54歳/総務・人事・事務)

少数ながら、娘に引き継いだり、誰かに譲ったりしたという声も。雛人形は役目を終えたら一代限りという説もありますが、それなりに高価なものですし、エコという観点からは、誰かに譲るのもあながちNGというわけではないような気もします。

 

上記以外では「わからない」「行方不明」との声もチラホラ。みなさんの雛人形は今どこでどうしているのでしょうか? 普段はなかなか気にかけないことですが、みなさんの意見もぜひご参考にしてみてくださいね。

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