アメリカで100年以上愛される、段ボール収納の老舗の実力商品!
セリアのプレンティボックスはよくできているんです。それを前提として、もっとこういうものがあったらいいなという点は……
・本や雑誌などを重さのあるものを大量に保存するには、耐久性が低い。
・プレンティボックスのB4、A4では、厚手のセーターが複数入らず、衣替え用などには不向き(1枚で1つ使えば収納できますが、その箱が入るところがない)。
・上記と同じサイズの問題で、子どもの大きな粘土作品などが入らない。
・部屋の本棚に置くほどでもない、たまーに使う仕事の資料など、捨てられない、しまいこめないものを部屋に置くようとしては、デザインがよくない(あくまで私個人の感想です)。
という不満を解消すべく購入したのが、『フェローズ』の「バンカーズボックス703s」。色はスタンダード(ブラック)です。Amazonで3個で税込・2,069円でした。外寸で奥行き・幅・高さが41×34.5×26.5 cm。色々なサイズ展開がありますが、我が家にはこのサイズがピッタリでした。
「バンカーズボックス」はアメリカでは100年以上愛される、段ボール収納の老舗。
この「バンカーズボックス」が日本で有名になったのは、有名アートディレクター佐藤 可士和(かしわ)さんがオフィスで愛用されているということだったような気がします。
そのとき見た写真のオフィスはとてもおしゃれで、いつか段ボール収納するならコレ!と思った記憶があります。
とはいえ、昔は今よりも高かったんです。正確な値段は忘れてしまいましたが、私が購入したものの倍くらいの印象が。今は1個当たり約690円とまあプレンティボックスよりは高いですが(ちなみに公式サイトでは3個2,970円です)、使ってみたら納得! 造りも使い心地も見た目も◎でした!
まず感じた良さは、その頑丈さ! 底も横も2重の作りになっています。重さがある本などを収納するのに安心感がありますね。
数年前にリニューアルされた現タイプの「バンカーズボックス」は改良して強度が上がったらしく(現タイプの耐重量は明記されていませんが、旧タイプが30kgまでOKとなっていました)、そのくらいの重さは大丈夫そう。実際に本をびっしりいれてみても、簡単に破れたりしない感じです。
さらに、大きなものを収納するために、サイズもバッチリ。この703sはA4サイズと謳われていましたが、高さがA4ということらしく、普通サイズの雑誌なら30冊ほどは入ります。
我が家での使い方は……
・時折資料として使う本を収納、そのまま部屋に直置き。
・時期が違う服を収納。クローゼットの上段に置く。
・思い出ボックス用として、押し入れに収納。
嬉しいのが、うちのマンションの備え付けのウォークインクローゼットの上段収納と奥行きがほぼ同じなこと。
よくあるタイプのマンションなので、ピッタリなおうちも多いのではないでしょうか(購入の際はきちんと計測することをおすすめします)。
そして、わかっていましたが、見た目がいい(笑)! 部屋に直置きして耐えられるデザイン。なんなら、むしろちょっとテンションが上がるかも。
一点注意が必要なのが、日差しが強く入る場所で保存するのには向かないこと。段ボールが長い間、日に当たることでダニが発生しやすくなるようです。
デザインがよく、強度があり、サイズも豊富な「バンカーズボックス703s」。100均収納に不満がある方、進級・進学に向けてこれから整理整頓をする予定のある方に、ぜひオススメな商品です。
ライター・小池麻美子
大手広告代理店にコピーライターとして10数年勤務後、専業主婦、ファッション誌ライター、WEB編集を経てフリーに。広告やWEBメディアで活動中。小学生男児の母。湘南在住。「日日是好日」をモットーに、迷いながら愉しく生きるアラフォーです。
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