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トイレマットや便座カバー、あるのが普通だと思っていたけど…「トイレに置くのをやめてよかったもの」

トイレは基本的に狭い空間ですから、置いているものも必要最低限という方がほとんど。でも改めて見直してみると、「これって実は必要ない……?」と思えるものもあるはず。

そこで『kufura』では20~50代の女性331名を対象に、トイレに置くのをやめてよかったものを調査しました。いつも置いている”アレ”は、本当にいるものなのでしょうか?

掃除がしやすくなった!「トイレマット」

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「マットがなくてもスリッパがあるので足が汚れることもなく掃除がしやすい」(50歳/その他)

「トイレマット。掃除がしづらいし、汚れが気になる。マットがあると、拭き掃除がしづらくなるし、掃除の邪魔になる。衛生的でもない」(44歳/主婦)

「見た目や、汚れが目立たないようにトイレマットがあった方が良いと思ってました。しかし、床掃除をする際、無い方がしやすいし、洗濯もしなくてすむので、かえって楽になりました」(45歳/主婦)

「マットはおくものだと先入観がありましたが、なくしてみたらその都度汚れたら掃除するようになり常にきれいに保っていられるので、なくても問題ありません」(57歳/コンピューター関連以外の技術職)

「トイレマットを洗濯する手間が省けたし、毎日掃除すれば、なくても困らないから」(38歳/主婦)

「意外と落ちた髪の毛とかが絡まって、こまめに掃除するのが大変だったけど、トイレをリフォームして床が綺麗になってから置くのを辞めた。掃除機だけ簡単にかければ掃除が終わって楽」(25歳/その他)

「トイレマット。洗濯の手間が減って、クイックルワイパーだけで床掃除が済むから」(40歳/総務・人事・事務)

トイレの床に敷いているマットは、清潔を保つためのもののはず。しかし敷いていることで掃除がしづらくなったり、洗濯の手間が発生したりしているのもまた事実。こまめに掃除をするのであれば、いっそのこと無くしてしまってもよいのかもしれません。

洗濯の手間が省けた!「便座カバー」

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「便座カバー。便座が温かくなるものにかえてからは使わなくなった。汚れる都度、洗濯しなくて良くなった」(48歳/主婦)

「便座カバー。汚れた時にないほうがすぐ拭ける」(43歳/総務・人事・事務)

「便座カバーはつけておくものだと思っていたけど、うちのトイレは便座を温める機能が常に働いているので特に必要なかった。洗う必要もなくなったのでスッキリした」(41歳/主婦)

「便座カバー。とにかく汚れた時に洗う精神的な負担が大きかった。無くしてみたら、便座や床をそのまま掃除する方がよほど楽だしすぐにできる」(44歳/その他)

「便座カバー類。除菌や掃除が家族誰でもできるようになった」(51歳/その他)

寒い季節は便座が冷たくカバーは必須でしたが、現代では暖房機能付き便座も珍しくありません。そうなるとカバーはつけなくてもいいという意見が多数。同時に、カバーをなくしたことで洗濯の手間が無くなったという嬉しい声も聞こえてきました。また、布ではなくて紙にして洗濯の手間を省くという方法も。

「便座カバー。布じゃなくて紙にして捨てるようにした。洗濯する時に別で洗っていたのが無くなった」(22歳/その他)

いっそのこと使い捨てにするのも選択の一つですね。

代用品でOK!「芳香剤」

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「芳香剤。そういうものはおかずに頻繁に掃除したほうが良い」(27歳/コンサルタント)

「芳香剤が無くても、今はトイレットペーパーに消臭効果のある物が売っているので、わざわざ芳香剤を買わなくても問題なしです」(57歳/その他)

「芳香剤はすぐ香りがなくなるし頻繁に買わなくてはいけない。金額も高くつく。今はポプリをおいて香りも続くし見た目もキレイ」(43歳/主婦)

「芳香剤。意外と効果が弱いから。掃除の邪魔だし、こぼしたりする可能性があるから」(46歳/その他)

「匂いが気になったら、常に掃除をするようにしています。子ども達が芳香剤の強い匂いを嫌うので、なくしてよかったと思います」(37歳/主婦)

芳香剤は、賛否両論のようです。ニオイを気にして置いていたものの、コスパの面や掃除のしやすさなどを考えると、置くのをやめたり代替品を使うという声も。代替品の代表的なものは、消臭スプレー。

「芳香剤は定期的にかえないといけないけど、消臭スプレーにかえて、臭う時だけスプレーする方がコスパが良い」(29歳/主婦)

トイレのニオイ問題には、さまざまな解決法がありますね。

長居が減った!「新聞・漫画」

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「トイレで新聞を見ると長い時間こもってしまうので」(30歳/総務・人事・事務)

「新聞があると長い時間トイレを占領するのでカレンダーを置くようにした」(35歳/公務員)

「漫画。埃が溜まるのがストレスだったので置くのを辞めてよかったです。代わりに絵を飾っています」(38歳/営業・販売)

「本があると夢中になってしまいトイレに無駄に長居していましたが、なくしたら短時間ででるようになってよかった」(53歳/主婦)

「漫画。時間を取られていたから」(32歳/総務・人事・事務)

「漫画ラック。置かない!! おかなければカビも生えないしほこりも迷い込まない!!」(42歳/コンサルタント)

トイレの時間を有意義に、という思いから置き始めた新聞や漫画も、置くことで長居の原因に。結果的に、時間をとることになってしまっていると感じている人が多数です。さらにこうした本類を置くと、ホコリ掃除も念入りにする必要がでてきます。

スッキリした!「置物」

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「インテリア(植物とか小物)。場所が広くなり、目の前のごちゃごちゃがなくなりすっきりした! 掃除も楽」(26歳/その他)

「カエルの置物。意味もなかったことがありますが、掃除もせずほこりをかぶってみっともなかったためです」(53歳/主婦)

「飾りのドライフラワー、埃が溜まって困っていた。何も置かずにスッキリさせている」(53歳/主婦)

「造花。埃がたまらなくなった」(35歳/その他)

殺風景になりがちなトイレも、雑貨などを置くことで景色が変わります。しかしそれを置くことで発生する掃除の手間に、「必要かな?」と疑問をもつようになり撤去。結果として掃除がしやすく、スッキリしたという人が多いようです。

マットで事足りるという人も!「スリッパ」

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「スリッパ。邪魔だったし、面倒だったから」(54歳/主婦)

「裸足の方が楽です」(36歳/総務・人事・事務)

「スリッパ。何となく不潔で、置かない事で清潔感が出た」(39歳/その他)

「スリッパ。マットで事足りる」(54歳/その他)

スリッパを置いていたものの、活用しないので撤去したという人が少なくないようです。また、マット不要派の方がいる一方で、マットがあるからスリッパは要らないと回答した方もいました。

「マット、スリッパ、芳香剤。マットを敷かないと床の汚れがよく分かり、毎日床掃除をするようになった。床がキレイなのでスリッパは不要かと。毎日掃除をすると、匂いも気になりません」(34歳/主婦)

物を置かないことでいい循環ができ、さらに物を減らすことに成功したという例も。置くものがなくなると掃除もラクになるので、毎日掃除することが苦になりません。参考にしたいですね!

複数箇所に予備ペーパーを置かない!その他の回答

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「予備のトイレットペーパー。トイレットペーパーの予備をたくさんトイレに置いていたが、場所を取るし、埃がたまる気がするので、ストックは1個で充分だと思った」(50歳/主婦)

「予備を吊り下げるトイレットペーパーホルダー。予備はトイレ内の棚に置いてあるので。要らないものだったので、無い方が清潔感がある」(54歳/主婦)

「ペーパーホルダー。棚があるのでそこに予備を置くことにした」(58歳/主婦)

トイレットペーパーの予備は必要ですが、棚にも置きつつ、トイレットペーパーホルダーにも入れつつ、二箇所にストックしている人もいるようです。トイレ空間をすっきりさせるために、棚に置いているものだけに絞るのもいいでしょう。

 

なんの疑問ももたずトイレに置いていたものも、不要どころか無くしたことでメリットが生まれているという声が多かった今回のアンケート。ぜひご自宅のトイレも、無くしてしまっていいものはないか確認してみてくださいね!

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