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三角コーナーだけじゃない!キッチンに置くのをやめてよかったものを聞きました

毎日立つキッチンは、料理のしやすさ以外に、清潔感や作業の効率化が求められる場所です。そのために便利グッズを買ったり、すでにあるものを上手に使ったり……でもそれって、本当に必要なものですか?
今回『kufura』では女性440名を対象に、“キッチンに当たり前に置いていたけど置くのをやめてよかったもの”を調査。「なくしてよかった!」との声が続々とあがりました。あなたも自宅のキッチンを見直したくなるかもしれません! 早速回答をみていきましょう。

ニオイやぬめり問題から開放!「三角コーナー」

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「三角コーナーなど生ゴミを一時的に入れるもの。臭いもするし、流しも狭くなる。ゴミはチラシなどに入れてそのたびに捨てるようにしている。流しの汚れが少なくなった」(57歳/主婦)

「ごみをおいておくと、夏場匂ったり、ハエが出たりするから」(18歳/学生・フリーター)

「シンクの場所を取るし、ぬめりや汚れが気になっていた。ポリ袋を使うようにしたらぬめりや汚れも気にならず、場所も取らないのでストレスがなくなった。掃除も楽になった」(44歳/主婦)

「洗い物の時、邪魔だったので。シンク一杯に使えるようになった」(47歳/主婦)

「以前より三角コーナーのカビやぬめり等の汚れが気になっており、ドラッグストアで市販の『三角コーナーいらず』を見つけて変えてみた。使い捨てなので、衛生的に抜群に良くなった。専用のビニール袋は、抜け落ちる事も少なく、とても良い」(50歳/総務・人事・事務)

多くの方がキッチンに置かなくなったというのが、三角コーナー。生ごみを入れるのに役立つものの、それ自体を掃除しなければならないうえ、シンクの場所をとるという意見も。ぬめりやカビ汚れの掃除は手間がかかるため、三角コーナーを撤去して代用品を利用していたり、流しのくずかごに捨てているという人が目立ちました。

スペースが広く使えるようになった!「水切りカゴ」

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「水切り籠が汚れて洗うのが面倒だった。置かなければ、洗う手間も省けて、シンクも広く使えてとても良かった」(33歳/その他)

「キッチン台のスペースが水切りカゴで占領されていたが、カゴを置かなくなったから、キッチンスペースが確保できて良かった」(51歳/総務・人事・事務)

「狭いキッチンのけっこうな場所をとっていましたが、なくしたら作業スペースが増えて、料理が快適になった。それに洗い終わった食器はすぐに拭いて食器棚に戻すようになり、良いサイクルができたというメリットもあります」(29歳/総務・人事・事務)

「引っ越しのときに手放して、新しいものを買うタイミングを逃したけど特に必要と感じないため買っていない。掃除するところが減って楽だし、ためないから衛生的だと思う」(40歳/その他)

「スペースがないのでやめた。カゴがない為、すぐに片付けるようになったのでいつでもスッキリしたキッチンになった」(24歳/営業・販売)

「シンクを塞いでしまい邪魔だったので処分したらすっきりした」(29歳/総務・人事・事務)

洗い終わった食器を置いておく水切りカゴですが、スペースを占領することや、水切りカゴ自体を衛生的に保つ必要があるため、そのための掃除が面倒だと感じていた人も。思い切ってなくしてしまえば、洗い終わった食器はすぐに片付けるクセがついたなど、マイナスからプラスに転じている人も多いようです。

都度サッと拭き掃除をした方がラクという声も!「キッチンマット」

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「置かずにその都度掃除の方が衛生的」(36歳/その他)

「キッチンマットをやめて、風呂場の足ふきに変えた。毎日簡単に洗濯が出来て多少の水も吸い取ってくれる。キッチンマットはなかなか洗いにくいのでいつでもさっさと洗濯機に放り込めるのがいい」(76歳/主婦)

「すぐ汚れてすぐ洗濯しないといけないから。フローリングだと毎回手入れが簡単」(48歳/主婦)

「しょっちゅう洗う訳では無いので、床が汚れるな、と思ったら新聞をひいたり、拭き掃除をしたほうが衛生的だと思う」(34歳/主婦)

「油ハネや足の垢などで不衛生なので、毎日料理後にサッとクイックルワイパーするほうが部屋も綺麗になるし、不衛生を気にしなくて良い」(27歳/主婦)

何かと床が汚れがちなキッチンですから、キッチンマットは必須……と思いきや、むしろない方がきれいに保つことができていいという声も。洗濯しやすいものにかえたり、汚れそうな料理をするときにだけ敷き物を敷くなど、対応法はさまざまありそうです。

なくした分、こまめに掃除するようになった!「油はねガード」

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「リビングダイニングなので、友達が遊びに来た時、キッチンが丸見えで汚く見える。取り除いたらすっきりしてきれいになった。必要な時だけ出している」(69歳/主婦)

「毎晩、濡れタオルで拭くと汚れを気にしないで大丈夫だからです」(60歳/主婦)

「いつも置いておくと汚れが目立ち見た目が悪いので止めました。後ろのガスコンロを止め壁にはねないように、前のガスコンロを使い小まめに掃除してます」(67歳/主婦)

「以前は油はねガードを使用していたが、かえって油はねガードが汚れたまま放置されることが多いのでキッチンが汚れたままになる。ガードを使わなくすると、毎回簡単に拭き掃除すれば、きれいに保たれて気分もすっきり、快適」(67歳/主婦)

キッチンの汚れ防止に使う油はねガードも、手入れや見栄えの問題から使わなくなったという人も。取り払ってしまえばコンロ周りを広く使うことができ、掃除も油が固まる前に拭きあげてしまえば、なくても問題ないのかもしれません。

桶の手入れをする手間が減ってよかった!「洗い桶」

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「食器洗い桶。桶がすぐ汚れて目についたけど、なくすと、シンクもきれい」(66歳/主婦)

「流しが狭いので邪魔だし、食器をつけ置きすることに抵抗があるので使わなくなった。なくても別に困らないし、桶の手入れをする手間も減ってよかった」(35歳/その他)

「実家でも使っていたので、あたりまえのように置いていましたが、場所は取るし食器じたいを水につけておけばいいんだなとおもったから」(45歳/主婦)

「洗い桶も普通サイズの物を使っていたら、流しを占領してじゃまでしたが、小さなボールに変えたら、スペースも広くなってすっきりしました」(54歳/主婦)

使った食器を水につけておけば、汚れ落ちがよくラクに食器が洗えそうですが、シンクの場所をとるのが難点。もちろん食器洗いと別に、桶の手入れも必要になります。手放してみると意外に必要性を感じず、シンクがスッキリしたという声が多く聞かれました。

シンクの拭き掃除がしやすくなった!「スポンジラック」

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「洗い物をしていると、いつもそこに手が当たり、洗剤スポンジなどが散乱してしまっていた。洗い物入れかごの裏に置いたことで、邪魔することがなくなった」(71歳/主婦)

「茶碗を洗う時、邪魔だったから。広くなって良かった」(57歳/主婦)

「すぐにラックが汚れるし、邪魔になっていたので置かなくてすっきりした」(53歳/主婦)

「スポンジや洗剤のカゴをなくして、壁にかけるフックに吊るしている。カゴを洗うストレスがないし、シンクも拭き掃除しやすく、本当に楽になった」(48歳/主婦)

シンクの清掃時に一緒にきれいにするスポンジラックは、一旦置いているものを移動させてから洗わなければならない、意外と手間のかかる場所。撤去して別な収納方法に変えて、掃除がラクになったかたも。また、場所も広くなってスッキリ!なんて声もあるので、なくても不便でないのであれば、撤去してしまうのも一案です。

 

あるから使ってしまっているけれど、それがないことのメリットのほうが大きかった、というのは無くしてみて初めて気付くことかもしれません。人によって快適さのポイントは様々だと思うので、無理になくす必要はありませんが、当たり前のように使っているものを見直してみるのもよいかもしれません。

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