整理収納における「ラベリング」とは?
nullラベリングとは、その名の通りラベルを貼ることです。ラベルシールなどを使って、収納の中身をわかりやすくします。衣類の収納であれば、この引き出しはTシャツ、この引き出しは靴下、といった具合に、収納にラベルシールを貼るのです。
ラベルシールは市販されているものもありますし、テプラなどのラベルライターやパソコンなどで自作することも可能です。
市販品だと文字がすでに印字されているため、手間がかからない一方、自分なりの分類ができないことも。テプラなどのラベルライターやパソコンであれば、書体や色が選べて自分好みのものを作ることができますが、持っていない場合には初期費用がかかります。
私も当初は自作しようと思っていたのですが、その手間を考えるとなかなか動くことができず、まったく整理が進みませんでした。
手書きはまとまりがなくて嫌だったのですが、目的は整理整頓と割り切って、持っていたパソコン用のラベルシールに手書きするというシンプルな方法をとることにしました。
ラベリングのメリット
nullでは実際にラベリングをすると、どのようなメリットがあるのでしょうか?
・誰が見ても一目瞭然・・・「どこにあるんだっけ?」がなくなる
・物の住所が決まっているので、使ったものをどこに戻すのか収納場所がはっきりしている・・・置きっぱなしを防げる
・ラベリングしたBOXに収まるだけの物しか買わない・・・無駄買いしない、物を増やすときには減らす努力をするようになる
私はよく物を探してしまうので、ラベリングを行うことでその悩みが一気に解消しました。
キッチンパントリーのラベリング
nullキッチンは基本的に私の作業場なので、自分がどこに何があるか把握していればいいと思っていました。しかし実際には私自身ですら把握していないことがあり、在庫があるのにまた買ってしまう、あるはずだと思っていた場所にない、といったことが頻発していました。
これがラベリングすることで解決。文字にしてあるので、どこに何があるかわかりやすく、在庫の把握もしやすくなったため、二重買い防止になりました。
さらに、自分だけでなく家族もどこに何があるか一目瞭然。家族がパントリーから何かを持ってくるときに、「あれどこにあるの?」と聞くことがなくなりました。家族も私も、そのアクションが減ることで手間がなくなることに加え、ストレスも減りました。
子どものおやつやご飯のおともは、子ども自身が取れるように、パントリー下段に収納。出し入れがしやすいと、取りだすことに加えて片付けもしやすいです。
リビング収納のラベリング
nullリビング収納には子どものおもちゃも入れているので、友達親子が家に遊びに来たときに、子どもが必ず開ける場所でした。つまりママ友に中を見られてしまう場所です。見栄えよくするためには、収納に統一感をもたせることと、中身の見えない収納ボックスを使うことでした。
中身の見えない収納ボックスは、見た目はきれいなのですが、何が入っているかが把握しづらいため、ラベリングが必須となります。
上段はストック関連や大人が使用するもの、中段に学校や保育園のもの、下段におもちゃを配置しました。おもちゃは末っ子の2歳児でもわかるよう、文字の代わりに写真で中身がわかるようにしています。
さまざまな場所で役立つ!
null同様に、オープンキッチンの我が家は、キッチンの上部棚は開けるとゲストに丸見え。ここも中身が見えない収納ボックスを使用し、ラベリングで中身がわかるようにしました。
背の高い位置にあるものですから、何が入っているかわからないと、上からわざわざ下ろして確認する必要があります。ラベリングはその手間を減らしてくれました。
その他、わが家では玄関にハンカチや靴下を収納しているため、そこは人の名前でラベリングしました。
洗面所の隙間収納は、それまで空いている引き出しに洗剤や洗面具のストックを入れていたのですが、引き出しの段ごとにラベリングをすることにしました。どの引き出しに何を入れるか決めることで、わかりやすくなったとともにストックの二重買いを減らすことができました。
ラベリングという方法で視覚化すると、どこに何があったか覚えていなくていいうえ、「あれはどこだっけ?」と考える必要もありません。これが意外とストレスだったんだなと、ラベリングをして初めて気が付きました。
そしてラベリングすることで、物の置きっぱなしが減り、それがまたストレスを減少させてくれました。物の置きっぱなしが減ると、当然部屋はきれいになるので、片付いていないイライラに悩まされることも減りました。
お部屋の片づけに一役買う“ラベリング”テクニック、ぜひお試しください。