29.3%の女性は「庭に捨てる」「畑に捨てる」と回答
nullまずは、園芸用の土の処理場所には特に困っていない女性からの声です。82人が「庭」「畑」と回答していました。
「そのまま庭にまいている」(50歳・総務・人事・事務)
「庭の植え込みに入れる」(45歳・主婦)
「庭のある実家へ持っていって、庭の土に返す」(40歳・主婦)
「プランターでのガーデニングをやめたとき、庭に土をまきました」(52歳・主婦)
「日光消毒して、実家の畑にまいている」(43歳・その他)
「畑にそのまま捨てている」(46歳・その他)
戸建て住宅で庭や畑を保有している場合は、プランターの土をそちらにまいている方が多いようです。また、庭のある実家に持参して庭の土と混ぜているという声もありました。
14.3%は肥やしや「土壌改良剤」などを混ぜて「再利用」
null続いて、植物を育て終えた土を再利用しているという声です。
「肥しを混ぜて再利用します」(54歳・主婦)
「捨てることはまずしないです。次の植物に再利用します」(53歳・主婦)
「再生用の土を混ぜて再利用している」(28歳・営業・販売)
「マンション住まいで自治体による回収もなく、なかなか捨てられないためなるべく再利用している」(53歳・主婦)
「一度乾燥させてから再利用する」(48歳・営業・販売)
再利用する理由としては「もったいない」「捨てる場所がない」「まだ使える」といったものがあげられました。
5%の女性がまさに今「処理方法」に困ってる……ゴミとして出せない理由
null今回のアンケートでは、集合住宅に住む女性から「まさに今、処分方法がなくて困っている」という声も寄せられました。
「アパート住まいで、回収などもなく、なかなか捨てられないです。再利用の方法を模索しています」(40歳・主婦)
「捨てられなくて困っている。ずーっと置きっぱなし」(46歳・その他)
「ほんと困ってます。旦那が考えもなしに鉢植えを次々買ってくるので、ベランダに溜まる一方」(52歳・主婦)
「どうしていいかわからない」(53歳・主婦)
「土の処分が大変なので、もうプランター自体を利用することはなくなった」(54歳・主婦)
もしかしたら、このような回答をみて「ごみの日に捨てればいいのに」と思った方もいらっしゃるかもしれません。ところが、園芸用の土に関しては自治体によってルールが全く異なります。
3つの都市の処理方法を例にあげただけでも、それがおわかり頂けると思います。
東京都千代田区・・・自然物なのでごみとして区では処理できず。清掃事務所で処理業者を紹介。
大阪府大阪市・・・土(鉢植えなどの少量のもの)は普通ごみでごみに混ぜて少量ずつ出す。
福岡県福岡市・・・土(園芸用)は燃えないごみで出す。
ゴミを収集していない自治体、燃えないゴミで出せる自治体、有料で引き取っている自治体など、様々でした。お住まいの地域のルールによっては、処理を先延ばしにせざるを得ない家庭も少なくないようです
14.6%が「ゴミとして出す」と回答
nullそして、今回のアンケートでは280人中43人が自治体のルールに従い、「ゴミとして出す」と回答していました。
「ゴミ袋に入れて指定の日に捨てる」(25歳・総務・人事・事務)
「自治体の指示通りに廃棄している」(32歳・その他)
「マンションのごみ回収に出せる」(43歳・その他)
「申し訳ないと思いつつゴミに出してる」(39歳・主婦)
ゴミを収集してもらえないから、業者に引き取ってもらう
null園芸用の土を収集していない自治体もありますが、その場合には専門の業者に引き取ってもらうという方法があります。
「土など売ってるお店で回収してるのでそこに持っていく」(57歳・主婦)
「買ったホームセンターに持っていく」(38歳・その他)
「業者に引き取りに来てもらう以外にはないですよ」(48歳・総務・人事・事務)
再利用の予定がなく、自治体で捨てることができず困っている場合には、最寄りの引き取り業者について調べてみるといいかもしれませんね。
今回はプランターの使用済みの土の処理法についてのアンケートをご紹介しました。
住宅事情や自治体のルールによってなかなか土処理が叶わない方も少なくないようです。