アクセサリー需要だけじゃない!金とプラチナの魅力は?
null金は主に宝飾品としてアクセサリーに使われていますが、それ以外には、1人1台となったスマートフォンの電子材料としても使われています。
よく言われるのは「金は実物資産」であるということ。株や投資信託は、会社が倒産したりすると、投資資金がゼロになる可能性がありますが、金の場合は実物資産なので、価値がゼロになることはありません。
金の需要が世界的にみて一番多いのはインドです。人口13億人余りとなり、経済成長も著しいインドで金が重宝される場面は“結婚式”。結婚式に金をふんだんに使った宝飾品や衣装を身につけるのが主流なのだそうです。まさにキラキラと輝く花嫁ということですね。
また金は「有事の金」ともいわれ、世界経済が先行き不透明になったりするときに買われる傾向があります。2001年に起きた、アメリカ同時多発テロや、2008年に起きたリーマンブラザーズの破綻などに米ドルが大きく値を下げ、代わりに金が大きく買われました。
色々な場面で活躍してくれるのが、金の魅力の1つと言えるかもしれませんね。
一方プラチナは、日本人はアクセサリーとしてプラチナを好む傾向がありますが、実はプラチナは世界的には宝飾品としてはあまり使われていません。
プラチナの主な使われ方としては、自動車触媒や燃料電池、医療分野などです。私たちが普段つけているアクセサリーからすると少しイメージが違うかもしれませんが、宝飾品に使われることが多い金に比べて、工業用などの需要が多いので、金よりも景気動向に敏感になりやすいという特徴があります。
金に比べてプラチナの産出量は約1/20と言われ、生産国も少ないために希少価値が高いとも言われています。
金・プラチナ積立の魅力は?
null様々な使われ方をしている金やプラチナですが、では、私たちが“積立”をした場合はどうなのかを見ていきましょう。
純金・プラチナ積立は、意外にも月々数千円からの少額からはじめられます。最近では、証券会社や銀行でも取扱いをしているところも出てきました。
貴金属大手の田中貴金属では、月々1,000円から積立てられ、保管料無料できちんと保管してくれています。
また、同じく貴金属大手の三菱マテリアルでは月々3,000円から積立てられ、ボーナス月など、設定をした年2回にも毎月の積立以外に購入をすることができます。
また、金やプラチナの積立の特徴としてあげられるは「ドル・コスト平均法」で購入をしてくれるということ。
聞き慣れない難しい言葉ですが、これは、毎月の積立金額を営業日数で日割りをして、毎日一定金額分をコツコツ購入するというやり方です。
価格が安い日は多く、高い日には少なく購入をしていて、結果、リスクをおさえることで平均購入金額を安くするという手法です。
つまり、私たちお金を積立てている側は毎月コツコツ積立をしていますが、その間、預けられたお金は細分化されて、毎日コツコツと少しずつ買われているというわけなのです。
やっぱりジュエリーの方が良かったかも…?
null毎月コツコツと金やプラチナを積立ててはいったものの、やっぱり投資よりもジュエリーに興味があるという方もいらっしゃるでしょう。そんな時には「ジュエリー交換」という方法も選択できます。
これは、積立てた範囲内で、指定の取扱い商品から選択したジュエリーに交換できるというもの。長く積立てて、ある程度まとまったグラム数になると普段は買わないようなちょっと豪華なジュエリーも選択できるようになり、頑張ってきて良かったと感じる瞬間になるかもしれません。
“金やプラチナだってコツコツ積立”でしたが、いかがでしょうか?
コツコツ貯めもいろんな商品に分散をすることで、リスクを減らせるうえ、楽しみも増えます。とくにジュエリーとして生まれ変わることもできる金やプラチナは、女性に好かれる“コツコツ積立”になるかもしれませんね。
【参考】