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財布の色は?お札の向きは?金運アップのためにしている「財布のこだわり」実践者の声を大調査

消費税増税の影響はジワジワ家計に響くし、給料はなかなか上がらないし……「何とか金運が上がらないかな~」と思う人は少なくないはず。金運アップの方法のなかでも、よく知られているのは“財布”に関するジンクスですが、財布の選び方や使い方などによって、お金が貯まりやすくなるなど言われています。あなたは何か実践していることがあるでしょうか? 『kufura』では女性498人を対象に“財布のこだわり”について、アンケート調査を実施しました。金運アップのために皆さんどんな工夫をしているのでしょうか?

お札の向きを揃える

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女性498人を対象に「お金が貯まるように実践している財布のジンクス」について尋ねたところ、もっとも多かった回答は、お札の向きを揃えるというもの。

お札の向きに関しては、次のように相反する2つの説があります。1つは「お札の肖像画を下向きにして入れるお札が逃げにくい→お札がたまりやすい」という説。もう1つは「頭を下にするとお札が苦しがって逃げようとする→肖像画は上向きにしたほうがいい」という説です。

では、実際のところどうなのかというと、今回のアンケートではほとんどの人が「特に変化がない」と回答。しかしながら、次のようなポジティブなコメントも寄せられています。

「お札は向きを揃える。お金に愛着が湧く」(32歳/営業・販売)

「お札の頭を下向きに入れる。財布の中身に気を配るようになった」(58歳/主婦)

「お札の向きは逆さまに揃える。小銭も大きい順に揃えて入れてます。特にないが、見た目がキレイだし札も小銭も取り出しやすい」(48歳/主婦)

「レシートと別の所に揃えて逆向きに入れる。溜まった実感は無いが整理出来てると安心感がある」(41歳/主婦)

「お金の向きを揃え、顔が上になるよう、金額も大きい順に入れている。財布内の金額が一目でわかるので、お金をあまり使わなくなった」(59歳/その他)

頭を上にするにせよ、下にするにせよ、一方向に揃えることを心がけることによって、財布の中身を整理整頓できたり、金額を常に意識できたりするというメリットがあるとのこと。

財布の中身がごちゃごちゃしていて金額が把握できていないと、無駄遣いにつながりやすく、貯まるものも貯まりません。金運アップするかどうかはともかく、まずお札の向きを揃えてみるのは節約貯蓄の第一歩といえるかもしれませんね。

レシートをこまめに取り出す

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財布の整理整頓のこだわりでは、「レシートを貯めこまないようにこまめに処分する」という声も。

「レシート入れを決めておき、1枚1枚再計算して金銭感覚をブレさせないように心掛ける。無駄な出費を抑えたり、店の良し悪しが解るようにもなる」(32歳/主婦)

「レシートを入れない。ズボラでだらしないわりに財布は綺麗に使えるようになりました。中にいくら入っているかもいつも把握出来ている状態が続いているので、計算しながら買い物できて、必要のないものをついつい買うことが減りました」(47歳/主婦)

「レシートをその日ないし次の日までに捨てる(できるだけ入れない)。 レシートを入れたくないのであまり買い物をしなくなった(節約につながっている)」(26歳/公務員)

「お札の向きを揃え、レシートをためないようにする。1,000万円以上貯金できてます」(42歳/主婦)

いくら出費があったのか把握するために、レシートの管理は欠かせません。ためこむと面倒になって家計簿づけに挫折しがちですし、レシートはこまめに取り出しましょう。

それに、レシートで財布がふくらんでいると、お金がまだまだあるように錯覚して、財布の紐が緩みやすくなるおそれもあるかもしれませんね。

小銭を貯金する

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小銭に関するこだわりでは、「財布のなかにためこまず貯金に回す」というアイディアが寄せられています。

「5円、50円、500円は貯金箱に入れる 。貯金箱に入れる事によって意外に貯まるなと思った」(57歳/総務・人事・事務)

「10万円貯金箱に500円玉を入れ旅費を貯めている。500円を細かくしない様、無駄遣いしなくなった」(66歳/主婦)

「シルバーの小銭は基本常に貯金箱に入れる。結構すぐ小銭がたまって1年で10万位になる」(47歳/主婦)

「郵便局や銀行に行ったついでにATMががら空きのときのみだけど小銭を全部ジャラジャラと入金する。財布がすっきりして気持ちがよくなる」(65歳/主婦)

まさに塵も積もれば山となる! また、小銭を最小限に抑えることで、財布がスマートになるというメリットもあるようです。

現金をなるべく持ち歩かない

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外出すると、ついつい無駄遣いしてしまう……という浪費癖を改善する究極の策はこちら。

「財布にお金があると使ってしまうので最低限のお金しか入れません。財布にお金を最低限しか入れないと使いすぎることがなくなりました」(37歳/主婦)

「なるべく財布を持ち歩かないようにする。買い物が上手になり私生活もきっちりできるようになりこれからも継続したい」(40歳/主婦)

「買い物に行く都度お金を財布に入れる。財布の中にある予算のお金の範囲で買い物が出来るようになった。結果、無駄遣いが減った」(21歳/主婦)

「お金を持ち歩かない。1,000万円たまった」(57歳/主婦)

お店で一目惚れした商品があっても、持ち合わせがなければ購入できないわけで……。衝動買いがやめられない人は、ぜひお試しあれ。

財布の色などにこだわる

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「中身にこだわりはないが色はいつもイエローと決めている。中身が見やすい財布がベスト。イエローにしてから結構お金がたまった気がする。家もキャッシュで購入できたし」(65歳/その他)

「財布を風水的にいいようなものにする。気持ち的にいらないものを買わなくなった」(63歳/主婦)

「人から貰った財布を使うようにしている。くれた人のことを考え、大事に使うようになり結果として中身のお金も大事に使うように意識が変わりつつあると感じた」(22歳/営業・販売)

「1年に1回財布をかえる様にしている。毎年変えていると気持ちが明るくなり、飲みのお誘いが増え財布の中身は減っているが、人とのつきあいという面では満足している」(42歳/その他)

『kufura』が過去に貯金1,000万円以上の人を対象に“財布の色”についてのアンケートを実施したところ、1位はスタンダードな黒、続いて茶。他方、一般的に財布のラッキーカラーとされているゴールドやイエローはごく少数にとどまりました。

ですが、財布の色も含め、自分がどんな財布を使うのかこだわることによって、中に入れるお金も大切に扱うようになるので、こだわって財布を選ぶことがポイントになりそうです!

財布の中にお守りなどを入れる

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「猫のひげを入れる。とくに変化なし」(41歳/主婦)

「財布に蛇の抜け殻を入れている。何も変わらない」(28歳/主婦)

「ブラジルのコインをお財布に入れておくとお金が貯まると言われもらったコインを小銭入れに入れている。特にこれといった変化はないが、お金が無くて困ったということがなくなった」(39歳/主婦)

「五円玉に赤いリボンを通して財布に入れとくといいことがあると占いに書いてあったので実行してる。スクラッチが当たるようになった」(56歳/主婦)

「金色のリボンを結んだ五円玉を、常に中に入れている。見るたびに、大きいお札を崩すのを避けて、小銭から使うようにするので、札が減らない」(37歳/その他)

「財布にミニカエルの焼き物を入れている。あまり貯まった感はないが、お財布を開けるたびにカエルの焼き物を見て使い過ぎ注意と感じます」(57歳/総務・人事・事務)

「お財布に鈴のストラップを必ず付けています。お財布を無くすことはなくなりましたが、中身はほぼ変わりません」(44歳/その他)

猫のひげ、蛇の抜け殻、カエルグッズ……みなさん本当にいろいろなことを試しているようです。

お守りの効果は絶対ではありませんが、お守りによって、節約に対して前向きな気持ちになれるのであれば、やってみる価値はあるといえそうです。

その他、こんな意見も…

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「満月の日に財布を空にして振る。一度空にすることにより整理がされて無駄遣いが減ったように思う」(54歳/主婦)

「家についたら、酸素を与えるために、財布をあけておく。お金も生き物であり、大切にしていると、増えてくる、寄ってくる」(33歳/営業・販売)

「財布の中にメモを入れている。『お金さんありがとうございます』と書いていて、粗末に扱わないようにという意味です。お金を貯める目標、目標貯金額もメモを入れ支払いの時に見えるようにして、無駄遣いしないように心掛けています」(51歳/その他)

「お財布の中のお札1枚にお金に対する感謝を書いた紙を貼り付けている。お金に対して感謝の気持ちがあるのでお金がなくなってしまう恐怖感などがなくなり、お金に対しての気持ちが楽になった。お金はなくなるものではないという考え方になった」(36歳/主婦)

一見するとオカルトチックにみえるものもありますが、定期的に財布を空にすることは整理整頓の習慣になりますし、メモなどはお金に対してポジティブな意識付けができるという点で、実は理にかなっているかも!?

 

以上、金運アップのためにみんながやっている財布のこだわりをご紹介しました。どれも簡単に実践できることで、意外にも(?)実用的なアイデアなので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

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