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FPも驚き!「お札は逆向き」「500円玉貯金」…444人が実践しているお金を貯める方法とは?

お金を貯めると一言でいっても、さまざまな方法があります。自分には合う、合わないなどの相性もありますし、中には「よく聞くけど本当に貯まるの?」と思ってしまうようなことも。

そこで『kufura』では、「自分なりのお金が貯まる方法を」を20~40代のkufura世代女性444人に大調査。みなさんはどんな方法で貯めているか、その方法で果たして本当に貯まるのか!? FPである筆者と一緒に見ていきましょう。

塵も積もれば……「コツコツ」と堅実に貯めています!

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一番多かった回答は、日々使ったお釣りの小銭などを「コツコツ」と貯めるという回答でした。

「缶切りでしか開かない貯金箱を買っていっぱいになるまで貯める」(23歳/学生・フリーター)

「週末にお財布に入ってた100円以下の小銭を貯金箱に入れる」(46歳/総務・人事・事務)

「おつりで出来た500円は必ず貯金箱に入れる」(41歳/学生・主婦)

「365日貯金をしている。毎日1円~365円を貯金箱に入れていくと1年で66,795円貯まる。その日のお財布にある小銭の状態で好きな数字分貯金箱に入れればいいから負担にならない」(29歳/主婦)

「万札を貯めようと頑張っても自分は貯まらないので、千円札を貯めるようにすると決めている」(33歳/主婦)

「電車賃、食費を使って余ったお金を貯金箱に入れて貯める」(22歳/その他)

「貯める小銭の額を決める」という人と「とにかく余ったお金は貯める」という人、2つのタイプに分かれたものの、着実に貯めていこうという気持ちが伝わってきますよね。

実際のところ、小銭でも続けていれば“チリツモ”で貯まっていくので、気がついた時には、まとまった金額になっていて嬉しくなるはず。

「コツコツ貯め」のポイントは、途中で手をつけられないように開かない缶を使うこと、また貯める金額を無理のない金額に設定すること。さらに、できれば少し小さめの容器を使うと「私にも貯められた!」という満足感を得やすいという面もあるかもしれません。

また、小銭以外でもコツコツと貯める方法を実践しているという声が上がり、

「ポイント活動」(48歳/総務・人事・事務)

「キャッシュレス化でポイント獲得 ポイ活」(31歳/営業・販売)

などの声も聞かれました。ポイントは現金ではありませんが、使い道の多いポイントならば家計の助けになることも。

貯蓄の王道「先取り」で確実貯め!

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貯蓄をしていく上で、いちばんしっかりとまとまった金額を貯められるのは、お給料が入ったらすぐに貯める「先取り」を実践していく方法です。この方法を実践している方も多くいました。

「先に貯金をしてなかった事として生活する」(37歳/総務・人事・事務)

「給料日に貯金用の口座に振り分ける」(31歳/主婦)

「給料をもらったらすぐ積立貯金する」(37歳/総務・人事・事務)

「先に預金分を引いて、定期預金に送金して、残りで生活する」(33歳/その他)

「先取り貯金。これに尽きる」(38歳/その他)

先取りをして、そのお金をなかったものとして生活する習慣を身につけられれば、確実に貯まっていきます。できるだけ早い段階でこの仕組みを作っていくといいでしょう。先取り貯蓄をしていない人との差がグンと広がりやすいのも事実です。

逆にいえば、この方法をやっていなければ、数年、数十年の長い期間が経つと、百万円単位以上で金額が変わってくることもあります。早めに先取り貯蓄が実践できていれば、怖いものがなくなるかも!? この方法は、それくらい威力があるものと言えますね。

使わないためには……「持ち歩きません!」

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お金を使いたくても、手持ちがなくては仕方がありません。そうなるために「持ち歩かない主義」という答えも目立ちました。

「現金は財布にあまり入れない」(35歳/デザイン関係)

「お財布にあまり現金を入れすぎないようにして1日の使用限度額を決めておきます」(34歳/その他)

「使う分だけお金を入れておく。必要以上財布には入れない」(39歳/主婦)

この回答からは、どうしても必要なものや、いつも買うものにしかお金を使わないという潔さが見てとれます。「ない袖は振らない」「見栄は張らない」という強い意思が感じられるとともに、実際の散財防止につながりやすいのは事実です。

ただし、手持ち現金がないので、クレジットカードや電子マネーなどを使ってしまうと本末転倒になることも。あくまでも予定以外の出費はしないということを守りたいところです。

財布は清潔に…「お金の住み心地」を整えます!

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財布を綺麗にするとお金の住み心地がよくなり、お金が貯まると思っている方も多かったです。

「サイフにレシートを入れっぱなしにしない」(45歳/総務・人事・事務)

「お財布をまめに整理する」(38歳/その他)

という回答も出てきました。お財布の中を整理整頓することは、スッキリして、どこに何がいくらあるのかがわかりやすくなっていいですよね。

「スッキリする=お金が貯まる」には直結しないかもしれませんが、お部屋の片付けをすると気持ちがよくなるように、気分よくお財布と付き合えることは間違いないでしょう。

迷信か、都市伝説か、真実か……「諸説あり」でも私はこれで貯めています!

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また、今回のアンケートで意外にも多かったのは、お金にまつわる「お金あるある」のようなお話です。その中でもお札の向きにこだわるという話が多くありました。

「お札をお財布に入れるとき逆向きに入れる」(37歳/金融関係)

「お札の向きを逆向きと正面とで使い分ける」(33歳/その他)

風水からこの説がでているようで、実際にお金持ちの方も実践されているという説もあるようです。効果のほどは……果たして!? 実践している方に聞いてみたいところですね。

また、財布にまつわる話では他にも、

「金のカエルの金運守りを入れておく」(36歳/その他)

「へびの脱け殻を入れる」(45歳/その他)

という、縁起がいいと言われるものにあやかる説や

「お札の番号で“358”の番号の混ざっているお札は財布から抜いてタンスにしまう」(36歳/その他)

いい数字と言われることもある「358」にこだわったりという意見も聞かれました。その他

「トイレを掃除する」(44歳/その他)

「パソコンとスマホの壁紙を金星にしている」(45歳/その他)

という、ほぼ“気分の問題”なものから

「買い物リストを作成して無駄な物を買わないようにする」(36歳/主婦)

「自分でワイシャツやシャツをアイロンがけした時は1枚百円で貯金箱に入れていく」(48歳/主婦)

「仕事の帰りにコンビニによらない」(22歳/金融関係)

というお金に関するマイルールや手堅い意見もありました。

 

自分にあった「お金を貯める方法」を見つけ出すには、とにかく色々と挑戦してみることが大事です。堅実なものでも、都市伝説のようなものでも、自分が実際に経験してそれで貯まるのであれば結果オーライともいえます。

答えが見つかれば、あとは邁進するのみ! 皆さんはどのようにしてお金を貯めたいですか?

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