下処理いらずで便利!「塩さば」
null今回は年中手に入り便利な塩さばを唐揚げにし、手作りのねぎだれで仕上げるレシピをご紹介します。そのまま焼いてもおいしい塩さばですが、おいしくアレンジすると、ますます食卓への登場回数が増えそう! 食欲の落ちがちな夏も、香りの良い食材のおかげでおいしく食べられます。
今回使ったフライパンはこちら

直径26cmのテフロン加工のフライパンと、蓋を使用します。
【コツ1】水分を拭き取り臭み&油ハネ防止
null【材料】(2人分)
塩さば(半身)2枚
青ねぎ 3本
片栗粉 適量
サラダ油 適量
<たれ調味料>
水 大さじ1
酢 大さじ1
しょうゆ 大さじ1/2
砂糖 大さじ1/2
ごま油 大さじ1/2


塩さばはすでに塩が施され、下処理がされている便利な食材。ただし、冷凍されているものも多く、水気がたくさん出ることがあります。ペーパーでしっかりと拭き取り、臭みや、油で揚げる際の油ハネを防ぎしょう。
【コツ2】気になる骨は取り除けば安心
null

骨なしで売られているものもありますが、腹骨や中心に小さな骨がある場合は、取り除くと食べやすく、安心です。
腹骨は包丁を寝かしてそぎ取ります。小さな骨は指や魚用のピンセットで取り除きます。ピンセットは100均などでも手に入ります。胸びれや背びれもあれば、切り落としておきましょう。
【コツ3】下味不要!片栗粉をつけるだけ
null

塩さばの魅力は塩が施されているところ。下味なしでそのままおいしく調理できます。一口大に切ったら、片栗粉をまぶすだけでOK! 薄力粉で代用も可能です。
【コツ4】揚げ焼きでOK!少量の油揚げカラッと揚げる
null
フライパンに深さ1cmほどサラダ油を入れて170〜180℃に熱します。揚げものをするときは、フライパンの柄を奥側にしておくと安心です。片栗粉をまぶしているので、少量の油でもカラッと揚がります。
【コツ5】さっぱりねぎだれは長ねぎでも青ねぎでも
null
たれの調味料を合わせ、小口切りにした青ねぎを加えます。みじん切りの長ねぎでもおいしくできます。
塩さばの味がしっかりしているので、たれには水を加え、しょうゆは少なめに。たれは3日ほど冷蔵保存できます。

揚げた塩さばを器に盛り付け、ねぎだれをかけて完成です。

塩さばは手軽に調理できるうれしい魚。いろいろとアレンジ料理に利用してみてくださいね。

料理家・フードエッセイスト。
大学卒業後、広告代理店で営業として勤務。大手料理教室講師を経て、兵庫県宝塚市にて料理教室主宰。その後拠点を東京に移し、料理家活動を開始。旬の野菜を使ったおばんざいを得意とする。
レシピ開発、フード関連のエッセイやコラムの執筆のほか、イベントやテレビショッピング、企業Instagramへの出演、司会進行など幅広く活動。
著書「カラダよろこぶ オイルおにぎり」(辰巳出版)
Instagram:@erikocookingsalon
ブログ:https://eriko-kanda.com/