夜冷蔵庫へ、朝は焼くだけ!「鶏の照り焼き」
null生の肉や魚に味付けをして冷凍するテクニックを「下味冷凍」と言います。解凍して焼くだけで1品完成するので、時短。冷凍の過程で味がしっかり染みこむし、ジューシーに仕上がるのも良い点! 甘辛い味の鶏もも肉は、子どもにも大人気です。
【材料】(2人分)
- 鶏もも肉 1枚(約300g)※鶏むね肉でも可
<A>
- 酒 大さじ3
- しょうゆ・みりん 各大さじ1
- 砂糖 小さじ1
- しょうが(薄切り) 1片分
【冷凍するとき】
(1)鶏肉は半分に切り、厚みのある部分は切り込みを入れる。
(2)冷凍用保存袋で<A>を合わせ、(1)を加えてさっと揉む。平らに形を整え、空気を抜いて袋の口を閉じる。金属製のバットにのせ、冷凍庫で急速冷凍する。
【解凍・調理するとき】
(1)冷凍した鶏肉は冷蔵庫でひと晩自然解凍する。もしくは電子レンジ(200W)で1袋につき3分加熱し、半解凍にする。
(2)フライパンにサラダ油小さじ2を入れて中火で熱し、袋から取り出した(1)を皮目を下にして焼く。漬け汁はとっておく。
(3)5分ほど焼いたら裏返し、ふたをして弱火で4分ほど焼く。(2)の漬け汁をフライパンに加えて煮絡める。食べやすく切ってから器に盛る。漬け汁は必ず加熱する。
緑の野菜おかず:ブロッコリーのおかず2種
nullお弁当には赤・緑・黄色があると華やかに見えますね。赤はミニトマト、緑と黄色は? ということで、ブロッコリーとさつまいものおかずを2点ずつご紹介。
ブロッコリーのおかかあえ
【材料】
- ブロッコリー 2分の1株
- かつお節 1パック(約2g)
<A>
- めんつゆ(2倍濃縮) 大さじ1
- ごま油 小さじ1
【作り方】
(1)ブロッコリーは小房に分ける。茎はかたい部分の皮をむいて乱切りにする。
(2)鍋にたっぷりの湯を沸かし、塩少々(分量外)を入れ、(1)をゆでる。再沸騰したらすぐにザルに上げ、そのまま冷ます。
(3)ボウルに<A>を入れて混ぜ、(2)を加えてさっと和え、かつお節をまぶす。
ブロッコリーのナムル
【材料】
- ブロッコリー 2分の1株
- 長ねぎ(みじん切り) 5cm分
- しょうが(みじん切り) 2分の1片分
<A>
- すりごま(白) 大さじ2
- 酒 大さじ1
- 砂糖 大さじ2分の1
- 塩 小さじ5分の1
- ごま油 小さじ2
【作り方】
(1)ブロッコリーのおかか和えの(2)までと同様にブロッコリーをゆでる。
(2)ボウルに長ねぎ、しょうが、<A>を入れて混ぜ、(1)を加えて混ぜる。均一に混ざったらごま油を加え、さっと混ぜる。
【冷凍するときは】おかずをしっかり冷ましてから汁気を切り、冷凍&電子レンジ加熱可能なシリコンカップに入れる。冷凍用保存容器に並べて入れ、ふたをして冷凍する。
【解凍するときは】凍ったままシリコンカップ1個(約50g)につき、電子レンジ(500W)で1分10秒ほど、熱くなるまで加熱する。
黄色のおかず:さつまいものおかず2種
nullさつまいもの甘辛煮
【材料】
- さつまいも 小2本(約300g)
- 水溶き片栗粉 水小さじ1+片栗粉小さじ2
<A>
- だし汁 1カップ
- みりん 大さじ2
- しょうゆ・砂糖 各大さじ1
- 塩 小さじ1
【作り方】
(1)さつまいもは皮付きのまま1.5cmの厚さの輪切りにする。5分ほど水にさらし、水気を切る。
(2)耐熱ボウルに<A>、(1)を入れ、ふんわりとラップをして電子レンジ(500W)で10分加熱する。取り出して水溶き片栗粉を加えて混ぜ、ふんわりとラップをしてさらに1分加熱する。電子レンジから取り出し、そのまま冷ますと味が染み込んでよりおいしくなる。
大学芋
【材料】
- さつまいも 小2本(約300g)
- いりごま(黒) 適量
<A>
- 砂糖 60g
- 水 小さじ1
【作り方】
(1)さつまいもは皮付きのまま乱切りにする。5分ほど水にさらし、ペーパータオルで水気を拭き取る。
(2)フライパンに深さ1.5cm~2cmの揚げ油(分量外)を入れて中火で熱する。(1)を入れ、弱火でじっくり揚げ焼きにする。竹串を刺してスーッと通るくらいになったら強火にし、周りがカリッとしたら取り出す。
(3)別のフライパンに<A>を入れ、中火で煮詰める。ほんのり茶色くなったら、(2)を入れて手早く絡める。オーブンシートを敷いたバットにくっつかないよう広げ、熱いうちにいりごまをふり、そのまま冷ます。
【冷凍するときは】おかずをしっかり冷ましてから汁気を切り、冷凍&電子レンジ加熱可能なシリコンカップに入れる。冷凍用保存容器に並べて入れ、ふたをして冷凍する。
【解凍するときは】凍ったまま、シリコンカップ1個(約55g)につき電子レンジ(500W)で1分30秒加熱し、解凍してからお弁当箱に入れる。
お肉は寝る前に冷蔵庫に移し、朝に焼くだけ。あとは好みのおかずをシリコンカップごとレンジでチンしてそのままお弁当箱へ。ボリュームたっぷりのお弁当がラクラク完成します!
給食のありがたみをひしひしと感じながらの夏休みもこれからが後半戦。週末にちょっと頑張って作りおきをして、平日の作業をできるだけ減らしていきましょう。引き続き、楽しい夏休みを!
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