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夏休みママをお助け!子どもの一人ランチ、チンしておいしい「冷凍作りおきレシピ」3選【プロに教わる冷凍テクニック】

子どもたちは楽しい夏休み! ですが、ママパパがこの期間に悩むのが「子どものお昼、どうしよう問題」ですよね。今年は「まとめて作って冷凍」作戦で乗り切るのはいかがでしょう! 

6月に発売されたばかりの『ニチレイフーズの広報さんに教わる 冷凍作りおきレシピ、これが正解です!』(KADOKAWA刊)には、冷凍食品のプロである『ニチレイフーズ』が伝授するとっておきの冷凍作りおきレシピがたくさん! その中から、今回は「冷凍庫から出してチンするだけで子ども1人でも用意できるメニュー」を3つご紹介します。

さけフレーク使用でさらに簡単「さけチャーハン」

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まずはランチの定番「チャーハン」から。まとめて調理したら、子どもの食べる量に小分けして冷凍すると良いでしょう。

【材料】(2人分)

  • 温かいごはん 400g
  • さけフレーク 大さじ4
  • 玉ねぎ 4分の1個
  • しいたけ 3枚
  • 卵 2個
  • 塩・こしょう 各少々
  • サラダ油 小さじ3
  • かいわれ大根 適量

<A>

  • 鶏ガラスープの素(顆粒) 小さじ1
  • 塩・こしょう 各少々
  • ごま油 少々

【作り方】

(1)玉ねぎはみじん切りにする。しいたけは軸を除いて8mm角に切る。かいわれ大根は根元を切り落とし、半分の長さに切る。

(2)ボウルに卵を割り入れて溶きほぐし、塩、こしょうを加えて混ぜる。

(3)フライパンにサラダ油小さじ2を入れて中火で熱し、(2)を流し入れて手早く混ぜ、半熟状になったら一度取り出す。

(4)フライパンに残りのサラダ油を入れて中火で熱し、玉ねぎ、しいたけを炒める。玉ねぎが透き通ってきたらごはん、さけフレークを加えてさっと炒める。<A>で調味し、(3)を戻し入れてさっと混ぜ、ごま油を流し入れる。

(5)器に盛り、かいわれ大根をのせる。

【冷凍するときは】1食分(230g)ずつラップで包み、冷凍用保存袋に入れる。空気を抜いて袋の口を閉じ、冷凍する。

【解凍するときは】ラップをしたまま耐熱皿にのせ、電子レンジ(500W)で1食分につき3分30秒加熱する。

調理もレンジで完結!「鶏肉のトマト煮」

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玉ねぎ、しめじと一緒に煮込んだうま味たっぷりのトマト味の鶏もも肉。これに、ご飯やパンを添えれば豪華なランチが完成します! 調理も電子レンジでできるので、暑い時期には助かるレシピ。

【材料】(2人分)

  • 鶏もも肉 1枚(280g)※鶏むね肉でも可
  • 塩・こしょう・小麦粉 各少々
  • 玉ねぎ 2分の1個
  • にんにく 1片
  • しめじ 1パック
  • 砂糖 小さじ2分の1
  • ピザ用チーズ 40g
  • パセリ(あれば、みじん切り) 少々

<A>

  • トマト缶(カットタイプ) 2分の1缶
  • コンソメ(顆粒) 小さじ1
  • オリーブ油 小さじ2

【作り方】

(1)鶏肉は4~5cm角に切り、塩、こしょうをふり、小麦粉をまぶす。

(2)玉ねぎ、にんにくはみじん切りにする。

(3)しめじは石づきを除いて小房に分ける。

(4)耐熱ボウルに<A>、(2)を入れて混ぜる。さらに(1)を並べるように入れ、液にしっかり浸す。

(5)(4)のボウルにふんわりとラップをして電子レンジ(500W)で6分加熱する。

(6)電子レンジから一度取り出して混ぜ、(3)を加える。ふんわりとラップをしてさらに4分加熱し、混ぜる。加熱具合を見て、肉に火が通っていないようなら10秒ずつ追加で加熱する。肉に火が通ったら取り出して塩、こしょう、砂糖で味を調え、ピザ用チーズをのせ、余熱で溶かす。

(7)器に盛り、パセリを散らす。

【冷凍するときは】しっかり冷まして1食分ずつ冷凍用保存容器に入れ、ふたをして冷凍する。

【解凍するときは】冷凍用保存容器のふたをずらし、電子レンジで様子を見ながら加熱する。

やわらかジューシー「豚丼」

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適度に脂がのった豚肩ロースに、にんにく入りの甘辛いたれをしっかり絡ませて! チンしてご飯にのせればボリュームたっぷりのランチが即完成します。

【材料】(2人分)

  • 豚肩ロース切り落とし肉 250g
  • 片栗粉 大さじ1
  • 玉ねぎ 2分の1個
  • サラダ油 適量
  • しょうゆ 大さじ2
  • みりん 大さじ2
  • 温かいごはん 丼2杯分
  • 紅しょうが・青ねぎ(小口切り)・いりごま(白) 各適量(お好みで)

<A>

  • 酒 大さじ1
  • にんにく(すりおろし・チューブ可) 小さじ1
  • 塩・こしょう 各少々

(1)玉ねぎは5mm幅の薄切りにする。

(2)バットの上にラップを敷き、豚肉を広げて<A>をふって軽くまぶす。片栗粉を茶こしでまんべんなくふり、手で肉を軽くほぐし全体にまぶす。

(3)フライパンにサラダ油を中火で熱し、玉ねぎを入れてしんなりするまで炒め、真ん中を空けて豚肉を広げて加える。

(4)焼き色がついたら裏返し、同様に焼く。焼いているときはむやみに肉を触らず、しっかり焼き色をつける。玉ねぎは焦げないようにたまに混ぜる程度でOK。

(5)しょうゆとみりんを加える。少し加熱すると片栗粉のとろみで照りが出るので、すぐに火を止める。

(6)丼にごはんを盛り、豚丼の具をのせてたれをかける。お好みで紅しょうがを添え、青ねぎ、ごまを散らす。

【冷凍するときは】豚丼の具は粗熱をとり、1人分ずつ冷凍用保存袋に平らに入れる。空気を抜くように口を閉じ、金属製のバットにのせて冷凍する。凍ったら立てて保存できる。

【解凍するときは】袋から出して耐熱皿にのせ、ラップをかけて電子レンジ(600W)で約2分30秒加熱する。

冷凍庫にストックのごはんものやおかずがあれば、子どもだけでも、ママと一緒のランチでもとにかく楽ちん! 火を使わなくても、温かくて栄養たっぷりのごはんがすぐに食べられます。ぜひ試してみてくださいね!


『ニチレイフーズの広報さんに教わる 冷凍作りおきレシピ、これが正解です!』
(1,705円・税込/株式会社ニチレイフーズ 監修/KADOKAWA刊)

料理家による冷凍保存のアドバイスやレシピなどを多数掲載している、ニチレイフーズが運営する食メディア「ほほえみごはん(R)」。その中のコラム「食材の冷凍」「お手軽レシピ」などを1冊に!

野菜・肉・魚の冷凍&解凍テクニックの基本をはじめ、食材に味付けをしてから冷凍する「下味冷凍」、完成したおかずをおいしく冷凍する「完成冷凍」、冷凍した野菜で作る副菜、炊き込みごはんや炒飯、お弁当おかずなど、冷凍レシピをなんと160品掲載! 毎日の料理がより楽しくなるヒントがたくさん詰まっています。

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