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「夏休みの昼ごはん」がもうマンネリ…!ママたちに聞いた、らくらく一品完結アイディア集

夏休みシーズンは、献立作り・調理にかける時間が増える時期。

以前、『kufura』編集部が育児中の母親に対して、夏休みの困りごとについてのアンケートを実施したところ、最も多かったのが、「昼食の用意の負担感」に関する回答でした。

調理が簡単で、なおかつ栄養バランスのよいメニューは、ワンパターンになりがちなのも悩ましいですよね。

今回は、育児中の女性80人にアンケートを実施。夏休みの昼ごはんがマンネリしてきたときに作りたい、簡単にできておすすめのメニューについて、教えてもらいました。

ゆで時間が短くて便利な「そうめん」のアレンジレシピ

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まず、暑い季節と相性の良いそうめんのレシピです。

「そうめんチャンプルー。ゆでたそうめんを炒めて、野菜を加えて好みの味付けにする。野菜もとれておいしい」(32歳・弁護士)

「そうめんのナスと生姜乗せ。ゆでたそうめんの上に、生姜で和えたナスをのせ、ネギ、好みでオクラやトマトなどの夏野菜も追加してめんつゆで食べるとおいしい」(23歳・その他)

「ツナ、卵、のり、青葉を入れたそうめんです。カラフルで味がおいしくて子どもが好きだから」(41歳・主婦)

「サバ缶でサバそうめん。大根おろしとサバ缶に醤油をかけてそうめんを食べる。栄養バランスがいい」(58歳・主婦)

ゆで時間が短く済むそうめん。めんつゆと薬味でツルっとすするのもいいものですが、具材や調理法をアレンジすることで、バリエーションが一気に増えそうですね。

レンチン可の冷凍タイプがおすすめ「うどん」のアレンジレシピ

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肉類と野菜を一体化したうどんのレシピです。

「豚しゃぶ冷やしうどん。薄切り豚肉と冷凍うどんをレンチンした後に冷水で冷やし、適当な冷蔵庫の野菜と一緒にうどんにのせて、豚しゃぶのタレをかけて完成。簡単でさっぱりしているので暑い時でも食べやすいです」(49歳・主婦)

「豚汁うどん。うどんに豚汁をかけるだけ。栄養満点だし、うどん出汁に飽きた子どもたちにも受ける」(39歳・その他)

「サラダうどん。鶏のササミに野菜などをうどんの上にのせドレッシングと和えて食べる」(43歳・その他)

豚肉、サラダ、鶏ささみ、割いたサラダチキン、納豆など、お好みの具をのせて、調味すればあっという間に一品完成。大きな鍋でゆでる手間がいらず、電子レンジで加熱できる冷凍うどんを活用する人が目立っていました。

フライパンを使いたくないときに!さっと和える「パスタ」

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続いて、パスタソースを作る手間を省いた、“和える”パスタです。

「ツナと玉ねぎのバスタ。玉ねぎのスライスを水にさらし、ボールにめんつゆ、コショウ、ツナのオイルもいれ、玉ねぎを水をきりいれ、茹でたパスタを混ぜる。大人も子どもも大好きです」(54歳・その他)

「混ぜるタイプの明太子パスタクリームに生クリームを混ぜ絡めるだけの簡単&濃厚パスタ。子どもが食欲が出ると言うから作ります。簡単でおいしい」(51歳・主婦)

「ツナの和風パスタ。ゆでたパスタにツナと醤油と海苔を和えるだけです。アレンジにマヨネーズはおすすめです。納豆パスタもおすすめです。ゆでたパスタに納豆、味噌、醤油、昆布つゆ、油を和えて、海苔を入れて完成です」(25歳・その他)

和風も洋風でもおいしく食べられるパスタ。パスタをゆでている間に具材を用意して、ゆであがったら、具材を和えて、完成。

おかず・主食を炒めて「チャーハン」「ピラフ」

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麺類のレシピが続きましたが、続いて、ご飯メニューです。

「チャーハン。ひき肉と刻んだ野菜をいくつか炒めて栄養よく一品ですむ」(40歳・営業・販売)

「いろんな味のチャーハン。チャーハンの素があれば子どもでも簡単に作れるから」(42歳・主婦)

「ご飯にカレー粉を入れ、野菜と一緒に炒める」(45歳・その他)

肉、野菜など好みの具材を炒めて、炒飯やピラフ風に仕上げれば、一品でも満足感のあるメニューに。

一品完結でボリューム満点の「丼もの」

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白いご飯に具材をのせる“丼もの”レシピです。

「そぼろ丼。そぼろを炒めて、焼肉のタレとしょうがチューブを入れるだけでおいしくて簡単にできるし、みんなの好物だから」(44歳・主婦)

「豚のひき肉炒め、メキシカンチップス(ドンタコス)、レタス。トマトを添えてご飯にのせて、タコライス風にする」(50歳・その他)

少し濃いめに味をつけた主菜をご飯の上に。子どものお腹の空き具合によっては、大盛りにしちゃいましょう。

具材を乗せてはさんで「食パン」メニュー

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食パンを昼ご飯に活用するレシピです。

「ゆで卵を潰してマヨネーズ、塩胡椒で味付けして、トーストしたパンにサンドします。子どもと一緒に作るのが楽しいです」(52歳・主婦)

「納豆トースト。そのまま納豆をのせてトーストするだけ」(47歳・総務・人事・事務)

野菜や加工肉をはさんだり、ピザトーストにしたり。いろんなアレンジが加えられそうですね。

 

以上、夏休みの時短料理をご紹介しました。

慌ただしい夏休み。朝のうちに昼ご飯を用意しておく家庭も少なくないでしょう。昼食の用意は少し力を抜きつつ、夕方から夜にかけての忙しい時間に余力を残しておきたいですね。

北川和子
北川和子

自治体HP、プレスリリース、コラム、広告制作などWEBを中心に幅広いジャンルで執筆中。『kufura』では夫婦・親子のアンケート記事やビジネスマナーの取材記事を担当している。3児の母で、子ども乗せ自転車の累計走行距離は約2万キロ。地域の末端から家族と社会について日々考察を重ねている。

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