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七味をかけると美味しいもの…定番のトップ10から意外なレシピまでずらり

うどんやそば、豚汁などにチョイ足しすると、味が引き締まるとともに、体ポカポカ効果も感じられる七味唐辛子。ピリ辛好きな人はもちろんのこと、そうでない人も寒い季節には積極的に活用したいところですよね。そこで、『kufura』では、女性478人を対象に、“七味をかけると美味しさがアップする冬の料理”をテーマにアンケート調査を実施しました。
まずは、定番のトップ10から見ていきましょう!

七味をかけると美味しさがアップする料理トップ10

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まずは、七味と相性のいい人気のトップ10はこちら。

第1位:豚汁、味噌汁…93票

第2位:うどん、そば…59票

第3位:おでん…34票

第4位:湯豆腐…20票

第5位:肉じゃが…17票

第6位:納豆…13票

第7位:ラーメン…12票

第7位(同率):きんぴらごぼう…12票

第9位:焼き鳥…11票

第10位:どんぶり(牛丼、親子丼など)…10票

そのまま食べても美味ですが、七味のチョイ足しでより食欲マシマシになりそうな料理が勢ぞろい! また、1位から4位まで、熱々を食べると体の芯からあったまりそうな料理が独占しているのも冬ならではの感がありますよね。

続いて、今回のアンケートに寄せられた少数意見をもとに、七味で美味しさがアップするちょっと意外な料理を見ていきましょう。

スープにチョイ足し

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七味に合う汁物といえば、定番は豚汁、うどん、そばですが、それ以外にこんなアイデアも。

「ポトフ。スープがピリッと辛くなって野菜出汁にあう」(62歳/主婦)

「卵の中華スープ。辛みが加わることで素朴なスープの味にアクセントが入る」(30歳/営業・販売)

「オクラスープ。スパイスのような風味」(33歳/営業・販売)

「もずくスープ。ピリっとして味が締まる」(47歳/総務・人事・事務)

オクラスープ、モズクスープは、ダイエット中の女性に人気ですが、あっさり味が毎日続いて物足りなさを感じたときには、七味の出番! 最初からドバドバ入れるのではなく、途中から投入して味変を楽しんでみては?

肉料理の味付けに

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七味と合う料理の第9位に“焼き鳥”が入っていますが、そのほか、さまざまな肉料理の味付けに、七味が活躍してくれます。

「鶏の唐揚げの下ごしらえに、七味を少しいれて、油で揚げると、食欲がアップします。そんなに辛くないです」(47歳/主婦)

「ハンバーグです。下処理の段階で塩コショウが足りないときの隠し味に少量入れます。肉の臭みが和らぐのでオススメです」(42歳/その他)

上記以外に、フライドチキン、生姜焼き、豚の角煮、焼肉、ステーキなどを推す声も。スパイスとして肉の臭みを抑えたり、肉のうまみを引き立てたりしてくれて、少量であれば辛さが前面に出てくる感じではないので、辛いのが苦手な人にもおすすめできる食べ方です。

炒め料理の味付けに

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「キャベツの味噌炒め。甘い味噌の時にピリッとした一味で食がすすみます」(36歳/その他)

「ピーマン、茄子の味噌炒め。ピリッとした味で全体が引き締まって美味しい」(50歳/その他)

「もやし炒め。味が引き締まる」(60歳/総務・人事・事務)

「豚小間と玉ねぎの炒め。辛味と山椒の香りがピッタリ」(48歳/総務・人事・事務)

炒め料理の味付けの基本は“塩、胡椒”ですが、ピリ辛に仕上げたいときには、七味を振るのもよし。冷蔵庫の余りもので作る節約料理も、七味を加えることで目先を変えることができ、家族を飽きさせません。

マヨネーズやチーズやホワイトソース系の料理にも!

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「さきいか、マヨネーズと七味。ソフト裂きイカが激変します」(56歳/主婦)

「マヨネーズと醤油と七味を混ぜて白身の焼き魚に。他の味もはっきりする」(50歳/総務・人事・事務)

「マヨネーズに七味を混ぜて、アジフライにつけるとおいしいです。フライの油と七味がよく合って、ご飯にも、ビールのおつまみにも合います」(31歳/その他)

「ポテトサラダ。マヨネーズにピリ辛な七味と山椒や柚子の香りがプラスされてアクセントのあるポテトサラダになります!」(46歳/金融関係)

「ポテトグラタンにかけると美味しいです。ちょっとチリっぽい味に感じて美味しいです」(57歳/主婦)

「ピザ。味がしまる」(60歳/主婦)

「チーズトーストにかける。辛さがアクセントになります」(46歳/主婦)

「チーズ肉マン。甘みと塩味の旨みが際立つ」(39歳/その他)

「シチュー! 意外だけど、あいます。ピリッとしたアクセントが加わって、パンだけでなくご飯にも合うシチューになる」(59歳/その他)

「クリームコロッケ。味にピリッと辛さがきて美味しくなる」(31歳/デザイン関係)

“マヨネーズ+七味”は比較的よく知られた食べ方ですが、なんとチーズやホワイトソースにも合うという情報が……! かなり斬新なアイデアですが、いわれてみると、ピザにタバスコをかけるのと同様、七味のアクセントによって、とろ~りまろやかさが引き立つというのは納得ですよね。

その他、こんなアイデアも…

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「カップ焼きそば。アクセントができてハッキリした味になる」(48歳/主婦)

「和風パスタ。淡白なところに七味を乗せることでスパイシーになって食欲のないときでもたくさん食べられます」(28歳/公務員)

「チキンライス。辛い物が大好きなのと、色が似てるのでたくさんかけても目立たない」(27歳/営業・販売)

「五目御飯(炊き込みご飯)にちょいかけ。ご飯だけど酒の肴になる」(39歳/主婦)

「たこ焼き。たこ焼きをソースではなく、ポン酢と七味で食べる。さっぱりした中に、七味の辛さがマッチして美味しい」(36歳/その他)

「お好み焼き。味がひきしまっておいしい」(42歳/その他)

「茶碗蒸し。パンチがきく。見た目も紅葉みたい」(26歳/その他)

「目玉焼きにも掛けたりします。アクセントが効いて、甘みや旨みが引き立つように感じるので」(34歳/主婦)

「海老やイカなど海鮮系のアヒージョに七味をちょいたしすると美味しいです。七味を足すことでマイルドな味がピリッとした辛さで引き締る感じで身体もポカポカして冬にはおすすめです」(42歳/営業・販売)

麺類、ご飯もの、粉もの、おかず……あらゆる家庭料理に七味をチョイ足し! 隠し味的に使うもよし、辛みをガッツリ増強するもよし。ほかにもまだまだ試してみる価値がありそうですね。

 

“辛い”というイメージが先行して、七味に苦手意識がある人もいるようですが(実は、筆者も30歳近くまではそうでした)、七味はその名の通り、七種の薬味や香辛料を調合した奥深い調味料。食わず嫌いのままではもったいない! 七味好きな人はもちろんのこと、そうでない人も、みなさんのコメントをご参考にぜひいろんな料理に七味をチョイ足ししてみては?

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